もう、大学生にだったときのことだから50年以上昔のことである。
H 市の公園で外国人の観光客と出会った。そのときに別のやはり外国人観光客と出会って3人で公園を少し散策した。そのときに納骨堂と書かれたところにやって来た。一人の外国人がこれは何かと私ともう一人の外国人に尋ねた。私が答えられないで黙っていると彼はここは墓 Grave であると告げた。なるほどそういえばいいのかと目から鱗が落ちた。
その大学院学生になって研究室に入ったあるとき、ある外国人の研究者がやって来た。そのときに先生が博物館 museum を見たかと尋ねた。彼が言ったのは原爆資料館のことであった。
これはE大学に勤めてから、もう何年もたったときである。そのころにはドイツ語の片言くらいは言えるようになっていたが、あるとき友人のドイツ語の先生が何かの会の世話人というのを Organisator(英語ではorganizer)と言っていたので、ああそうか世話人とは Organisator(オガ二ザートア)というのかとこのときも目から鱗が落ちた。
これは誰かの文章で読んだので、自分の経験ではないが、ある日本人が枯葉のことを何と言ってよいか迷っていたら、そのことを察した外国人に dead leaves ?と言われたという。
そう言われてみれば、イブ・モンタンのお得意の歌だった「枯葉」はフランス語で feuilles mortes(死んだ葉)という。
これは比較的最近とはいっても10年くらい前のことだが、何かのコツということを誰だったかある女性が言おうとしたのだが、うまくいえない。そのときドイツ人のR氏が Geheimnis? といった。なるほどそう言うのか。Geheimnis とは秘密という意味である。秘密はときにはコツとか秘訣という意味にも使われることを知った。英語で secret と言うとやはりコツとか秘訣といった意味もある。
アメリカの国務長官 Secretary of State は何が任務の人か知らなかった。あるとき国務長官にあたる訳としてドイツ語で Aussenminister とあって、なんだ国務長官とは外務大臣のことかとわかったのもここ10年か20年かのことである。
今朝、子どもが中学・高校で使っていた学習英和辞典を引いてみたら、その説明があったから、子どもは高校生の頃にすでに知っていただろうか。
(2015.3.5付記) この話を朝食後に妻にしたら、妻の経験を話してくれた。国会で議論されていた「有事立法」の「有事」とは何かわからなかったが、「有事」は英語ではwar timeであったとか。これで有事の意味の本質がわかったという。なるほど、なるほど。
これはドイツ語でわかったことで、前にもこのブログで書いたことがあるが、「海峡」という語の意味を知ったということがあった。ドイツ語で海峡のことを die Meerenge という。それで海峡とは「海が狭くなっているところ」だとようやく私にはわかった。私は I 市の出身で I 市には来島海峡というところが流れの速いところがあるが、海峡の意味を知らなかったというお粗末である。来島海峡を見に行くことをそれこそ何度もしていたのに。
また、海に陸地がつき出しているところは半島というが、これもドイツ語でdie Halbinselという。半分くらい島なのだという意味がようやく分かったという私の馬鹿さ加減である。
これらはすべて外国語を学んだために日本語の理解も進んだという例であろうか。
H 市の公園で外国人の観光客と出会った。そのときに別のやはり外国人観光客と出会って3人で公園を少し散策した。そのときに納骨堂と書かれたところにやって来た。一人の外国人がこれは何かと私ともう一人の外国人に尋ねた。私が答えられないで黙っていると彼はここは墓 Grave であると告げた。なるほどそういえばいいのかと目から鱗が落ちた。
その大学院学生になって研究室に入ったあるとき、ある外国人の研究者がやって来た。そのときに先生が博物館 museum を見たかと尋ねた。彼が言ったのは原爆資料館のことであった。
これはE大学に勤めてから、もう何年もたったときである。そのころにはドイツ語の片言くらいは言えるようになっていたが、あるとき友人のドイツ語の先生が何かの会の世話人というのを Organisator(英語ではorganizer)と言っていたので、ああそうか世話人とは Organisator(オガ二ザートア)というのかとこのときも目から鱗が落ちた。
これは誰かの文章で読んだので、自分の経験ではないが、ある日本人が枯葉のことを何と言ってよいか迷っていたら、そのことを察した外国人に dead leaves ?と言われたという。
そう言われてみれば、イブ・モンタンのお得意の歌だった「枯葉」はフランス語で feuilles mortes(死んだ葉)という。
これは比較的最近とはいっても10年くらい前のことだが、何かのコツということを誰だったかある女性が言おうとしたのだが、うまくいえない。そのときドイツ人のR氏が Geheimnis? といった。なるほどそう言うのか。Geheimnis とは秘密という意味である。秘密はときにはコツとか秘訣という意味にも使われることを知った。英語で secret と言うとやはりコツとか秘訣といった意味もある。
アメリカの国務長官 Secretary of State は何が任務の人か知らなかった。あるとき国務長官にあたる訳としてドイツ語で Aussenminister とあって、なんだ国務長官とは外務大臣のことかとわかったのもここ10年か20年かのことである。
今朝、子どもが中学・高校で使っていた学習英和辞典を引いてみたら、その説明があったから、子どもは高校生の頃にすでに知っていただろうか。
(2015.3.5付記) この話を朝食後に妻にしたら、妻の経験を話してくれた。国会で議論されていた「有事立法」の「有事」とは何かわからなかったが、「有事」は英語ではwar timeであったとか。これで有事の意味の本質がわかったという。なるほど、なるほど。
これはドイツ語でわかったことで、前にもこのブログで書いたことがあるが、「海峡」という語の意味を知ったということがあった。ドイツ語で海峡のことを die Meerenge という。それで海峡とは「海が狭くなっているところ」だとようやく私にはわかった。私は I 市の出身で I 市には来島海峡というところが流れの速いところがあるが、海峡の意味を知らなかったというお粗末である。来島海峡を見に行くことをそれこそ何度もしていたのに。
また、海に陸地がつき出しているところは半島というが、これもドイツ語でdie Halbinselという。半分くらい島なのだという意味がようやく分かったという私の馬鹿さ加減である。
これらはすべて外国語を学んだために日本語の理解も進んだという例であろうか。