物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

細かなこと

2015-06-24 11:45:39 | 日記
ドイツ語を長年学んでいるが、なかなか力がついていない。これは6月28日のドイツ語検定を受ける前の心配事であるが、どうもあまり懸命に試験勉強する気が起きない。

力がついていないこと、それはそうだが、細かな知識も知るようになった。これはどうでもいいようなことだけれども。

名詞についてgeという前綴りのついた名詞は中性名詞が多い。これは例外がないわけではないので前にもかいたことがあるが、味覚を意味するGeschmackはder Geschmackで男性名詞である。

さらに語尾の-schaftなどという女性名詞となる語はGemeinschaftだとかGesellschaftかは女性名詞である。このことについては前に書いたことがある。

もう一つの知識は前綴りbe-がついた動詞は4格名詞を目的語にとるということである。こういうことはドイツ語の文法書にも書いてあるのかもしれないが、長年の間に学んだ細かな知識の一環である。

山口泰氏が語るには?

2015-06-24 11:15:34 | 日記
日銀元副総裁の山口泰氏が語るにはインフレターゲット政策がうまく行ってはいないという評価を今朝の朝日新聞でしていた。

そうはいうが、国民全体で富んだという実感はまだないけれども大企業の従業員は給料が上がってきたことは事実だし、輸出も増えている。株式は価格が上がっている。

もっとも、年金生活者としては介護保険料がだんだん多くなることとか、国民健康保険の保険料も増加している。だから、手取りの年金は減っているので、私自身が富んだという実感はない。

最近も妻の方の健康保険料が結構な年間額になるので、妻が渋い顔していた。私が介護保険料が高くなったと昨年だったか怒っていたら、そのときにはくれる以上に介護保険料をとられることはないなどと涼しい顔をしていたのとまったく違った。

自分に降りかかってくるとようやく負担増の実感が出てくるという訳である。私の使えるお金の額が多少でもあると数学とか物理の本を買うので、けっきょくは社会に還元されているのだが、それも難しくなってきた。

先日、ブックオフに行ったら、知り合いの物理学者が書いた一般相対論の本を1200円くらいで売っていたので、知り合いの書いた本だということで購入した。この知り合いは K 大学の研究所に勤めているのだが、今年定年になったかと思われる。

ギリシャはEUから?

2015-06-24 10:53:22 | 日記
先週か先々週のドイツ語のクラスでギリシャはEUから脱退するかということが話題となった。

数年前にはギリシャのつぎにはスペインがその次にはイタリアがと軒並みに財政危機に襲われる心配があったが、いまはスペインとイタリアの経済は少しだけ持ち直してギリシャに続く心配が減ったという。

経済学の観点からはギリシャはEU脱退以外には方法がないと主張するコラムが今朝の朝日新聞の載っていた。

大体、ギリシャがEUに加盟した時にも財政状況がよくなったの報告をしてEU加盟を認められたのではないかと思うが、これは国家的な粉飾であったというように聞いた気がする。そうでなければ、ギリシャには濡れ衣ということだが、多分このことは正しいであろう。

経済が発展しないらしい。投資もできるような状況ではないらしい。ドイツ人は物価が安いということと彼らの南へのあこがれから休暇をギリシャやスペインで過ごすという。

まっとうなドイツ人である、R氏ですら匙を投げるような国で、現在のギリシャはあるらしい。たぶん、EUはギリシャに融資はしないだろう。だとすれば、EUからの離脱以外にギリシャのとる道はない。

もっともEUからの離脱が夏にあるとすれば、夏はフランスやドイツからの休暇の客が来るので、一時的には国が潤うとのことである。離脱するら夏に向かう今しかない。

離脱しないならば厳しい緊縮政策しかないが、それは国民にも厳しすぎるのであろう。