全国町村長大会が26日、NHKホールで開かれました。日本中のすべての町長、村長が加盟する「全国町村会」が毎年開いています。同会に問い合わせたところ、現在(11月1日時点)の町村数は「999」(町806、村193)。町村数が3桁になって初の大会です。
「かつては、遅れて会場に行くと、座る席がないほどだったNHKホールには、空席が目立ちます。正直なところ、何とも言えない寂しさを感じます」と元北海道ニセコ町長の逢坂誠二さん(北海道8区)は自身のメールマガジンの2008年11月27日号に記しました。
そのNHKホール内の999人のうち、最年少は和歌山県印南町(いなみちょう)の玄素彰人(げんそあきひと)さんでした。1973年(昭和48年)4月17日生まれの35歳。2月の初当選から9ヶ月が経ちましたが、全国町村会によると現時点でも最年少町長(町村長)です。
大会では、麻生首相に野次が飛び、鳩山幹事長に拍手喝采、と報じられています。総理に野次が飛んだ事は「ここ数年で記憶にない」(全国町村会)とのこと。
超党派・無所属で「町民の生活が第一」でがんばる玄素町長は「初めてなので、昨年と比べられないが、拍手がまばらだった」と感じたそうです。野次に関しては、「マスコミ報道は大げさ」と笑いながら「今の流れなんだろうな」と感じたそうです。山本会長が音頭をとった「麻生総理就任バンザーイ!!」に賛同しなかった町村長がいたという報道について、玄素さんは「あの雰囲気では拒否できない(笑)」としてバンザイしたと明言。玄素さんの周囲で手を挙げなかった人は見あたらなかったそうですが、「空気は悪かった」。
地位と責任のある人も、“Yes”なら“Yes”、“No”なら”No”とはっきり意思表示することが求められている時代です。 私はこの「2008・11・26」の町村長大会はエポック・メイキング(画期的)な出来事になりそうな気がしています。
政権交代をもっと多くの人に知ってもらいたいと思います。
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全国町村長大会:町村長、首相にやじ「丸投げやめろ」 給付金批判 民主・鳩山氏には大拍手(毎日新聞)
東京都内で26日開かれた全国町村長大会で、定額給付金などを巡る不満が噴出した。麻生太郎首相のあいさつにやじが飛ぶ一方で、民主党の鳩山由紀夫幹事長の政府批判は大きな拍手を浴びた。【佐藤丈一、木下訓明】
麻生首相は「定額給付金の実施にはすべての市町村の協力が不可欠。皆様方の意見を聞きながら早急に制度設計を進めていく」とあいさつ文を読み上げ、町村長の協力を求めた。しかし、「丸投げやめろ」とやじが飛ぶなど、会場は冷ややかな空気に包まれた。
首相到着前には、政府に対する不満が噴出していた。岩手県一戸町の稲葉暉町長は「国政は機能不全に陥っていると言わざるを得ない。定額給付金の給付方法をわれわれ町村に丸投げする迷走ぶり」と指摘。富山県朝日町の魚津龍一町長は「後期高齢者医療制度は議論を重ねて施行された。しかし『長寿医療制度を検討する会』が作られたと聞いている。なぜこれだけぶれているのか。これだけぶれる国の制度はない」と批判した。
一方、首相の退席後にあいさつした鳩山氏は、定額給付金の担当閣僚である弟の鳩山邦夫総務相を引き合いに出して「兄弟がますます仲良くなった。釈然としない思いを共有しているからだ」などと給付金批判を連発し、会場をわかせた。
首相が所得制限の設定について「地方分権」を理由に市区町村に委ねたことを「本当の意味で地方分権を分かっていない」と指摘。「責任を市町村に負わせるのはひきょうだ」と批判すると「その通り」と声が飛んだ。
さらに、首相が「頻繁(ひんぱん)」を「はんざつ」と読み違えたことに引っかけて、鳩山氏が「市町村の事務量がひんぱんじゃなく、煩雑(はんざつ)になる」と述べると、町村長らは爆笑。給付金に充てる2兆円を全市町村に10億円ずつ支給するよう最後に提案し、大きな拍手を浴びた。