[写真]高市早苗元総務大臣、おととし2019年の自民党大会会場で、宮崎信行撮影。
衛星放送行政だけでなく、通信行政にも飛び火し、大炎上の兆し。
【参議院予算委員会 令和3年2021年3月11日(木)】
「令和3年予算案」の審議は、末松信介・難波奨二両国対委員長が断続的に会談し、正常化。9日目で、一般質疑4日目。立憲の白真勲さんが「総務省の検証委員会トップの新谷正義副大臣(広島4区、3期、竹下派)の公設秘書がきょねん11月にNTTから接待を受けた。辞めさせるべきだ」と語り、武田良太総務大臣は「省内で行っている検証作業は元検事経験のある者も調査しており、疑念を持たれないよう、大臣である私自身が先頭に立つ」と述べました。白さんは前日から武田大臣にNTTとの会食経験を問い、武田さんは「国民に疑念を持たれるようなことはない」と答えない状態が続いています。白さんが大臣の辞任を求めたところで時間切れとなりました。東北新社の検証の新谷委員長の公設秘書がNTTから接待を受け、それを武田大臣が先頭に立つということで、東北新社問題がNTTに大炎上しました。
【衆議院議院運営委員会 同日】
議運委が開かれましたが、それ以外の会議はありませんでした。
◇
けさ発売の週刊文春が報じた内容。NTTドコモを4兆円で買収して完全子会社にした持ち株会社「NTT」は、永田町駅の3つ隣の麻布十番にある「KNOX」を持っています。いったん関係ない話で日本銀行もこの周辺に独自施設を持っており、田中角栄大蔵大臣が山一證券特別融資を政治判断したこともあります。文春に戻って、「KNOX」の5階の完全個室「ピオニー」がNTTグループ(東西会社含む)の接待に使われていたです。広辞苑によると接待とは客をもてなすことで割り勘でも接待のようです。流出した接待リストによると、高市早苗総務大臣が安倍首相辞任表明が明けた月曜日になる2020年9月1日や、2019年12月20日に訪れています。総務大臣・郵政大臣の経験がありワークライフバランスを率先した野田聖子大臣が衆院選直後の2017年11月22日などに訪れています。
このほか、坂井学・現官房副長官、寺田稔さん、新藤義孝さん、佐藤勉さん、西銘恒三郎さん、山口俊一さん、柴山昌彦さん、小坂憲次さん(故人)、上川陽子さんらが接待を受けたとしています。これとは別に、世耕弘成さん、小林史明さんも自己負担しないで会食したと報じられています。
高市さんはホームページで反論。「 『NTT法』や『電気通信事業法』に基づく認可の中で、事業に係るものの「最終決裁」をするのは大臣や副大臣ではなく、局長です。」としました。しかし、私がさっそく法律を調べたら、NTT法で総務大臣はNTT監査役の一人を名指しして調べさせる権限があるし、電気通信事業法に基づく「届出」は総務大臣。さらに、「電波法」では無線局の設置は「総務大臣の免許」が必要だとしています。とくに電波法に関しては、極端な話NTTドコモを一瞬にしてつぶすこともでき、楽天モバイルの新規投資をやめさせることもできるはずです。
さらに、NTTはパーティー券を3、4枚ずつ買っていたようです。安倍晋三・菅義偉両首相が携帯電話料金4割引き下げを義務付け、NTTがドコモを子会社化し「アハモ」で親を濁し、返す刀で第4勢力「楽天モバイル」の基地局建設の費用対効果のメリットをなくす。そして、パーティー券を3、4枚買う。このお金は、自民党に対するヤクザのみかじめ料としかとらえようがありません。
疑惑追及は明日以降も続きます。
このエントリーの本文記事は以上です。
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衛星放送行政だけでなく、通信行政にも飛び火し、大炎上の兆し。
【参議院予算委員会 令和3年2021年3月11日(木)】
「令和3年予算案」の審議は、末松信介・難波奨二両国対委員長が断続的に会談し、正常化。9日目で、一般質疑4日目。立憲の白真勲さんが「総務省の検証委員会トップの新谷正義副大臣(広島4区、3期、竹下派)の公設秘書がきょねん11月にNTTから接待を受けた。辞めさせるべきだ」と語り、武田良太総務大臣は「省内で行っている検証作業は元検事経験のある者も調査しており、疑念を持たれないよう、大臣である私自身が先頭に立つ」と述べました。白さんは前日から武田大臣にNTTとの会食経験を問い、武田さんは「国民に疑念を持たれるようなことはない」と答えない状態が続いています。白さんが大臣の辞任を求めたところで時間切れとなりました。東北新社の検証の新谷委員長の公設秘書がNTTから接待を受け、それを武田大臣が先頭に立つということで、東北新社問題がNTTに大炎上しました。
【衆議院議院運営委員会 同日】
議運委が開かれましたが、それ以外の会議はありませんでした。
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けさ発売の週刊文春が報じた内容。NTTドコモを4兆円で買収して完全子会社にした持ち株会社「NTT」は、永田町駅の3つ隣の麻布十番にある「KNOX」を持っています。いったん関係ない話で日本銀行もこの周辺に独自施設を持っており、田中角栄大蔵大臣が山一證券特別融資を政治判断したこともあります。文春に戻って、「KNOX」の5階の完全個室「ピオニー」がNTTグループ(東西会社含む)の接待に使われていたです。広辞苑によると接待とは客をもてなすことで割り勘でも接待のようです。流出した接待リストによると、高市早苗総務大臣が安倍首相辞任表明が明けた月曜日になる2020年9月1日や、2019年12月20日に訪れています。総務大臣・郵政大臣の経験がありワークライフバランスを率先した野田聖子大臣が衆院選直後の2017年11月22日などに訪れています。
このほか、坂井学・現官房副長官、寺田稔さん、新藤義孝さん、佐藤勉さん、西銘恒三郎さん、山口俊一さん、柴山昌彦さん、小坂憲次さん(故人)、上川陽子さんらが接待を受けたとしています。これとは別に、世耕弘成さん、小林史明さんも自己負担しないで会食したと報じられています。
高市さんはホームページで反論。「 『NTT法』や『電気通信事業法』に基づく認可の中で、事業に係るものの「最終決裁」をするのは大臣や副大臣ではなく、局長です。」としました。しかし、私がさっそく法律を調べたら、NTT法で総務大臣はNTT監査役の一人を名指しして調べさせる権限があるし、電気通信事業法に基づく「届出」は総務大臣。さらに、「電波法」では無線局の設置は「総務大臣の免許」が必要だとしています。とくに電波法に関しては、極端な話NTTドコモを一瞬にしてつぶすこともでき、楽天モバイルの新規投資をやめさせることもできるはずです。
さらに、NTTはパーティー券を3、4枚ずつ買っていたようです。安倍晋三・菅義偉両首相が携帯電話料金4割引き下げを義務付け、NTTがドコモを子会社化し「アハモ」で親を濁し、返す刀で第4勢力「楽天モバイル」の基地局建設の費用対効果のメリットをなくす。そして、パーティー券を3、4枚買う。このお金は、自民党に対するヤクザのみかじめ料としかとらえようがありません。
疑惑追及は明日以降も続きます。
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