[写真]よく見るとゴチャゴチャしている霞が関・永田町、きょねん3月、宮崎信行撮影。
【参議院予算委員会 きょう令和3年2021年3月25日(木)】
けさ発売の週刊文春の菅義偉首相の弟と長男のJR東日本の駅構内利権については質問はありませんでした。
「令和3年度予算案」の審議は19日目で、集中審議3本目。「菅内閣の基本姿勢・外交、情報通信行政、経済・雇用、孤独・孤立支援等」。3時間コースを終えてあすにも採決の公算。
国民民主党の足立信也さんは「福島県で開かれた、聖火リレーグランドスタートの出発式で、手話通訳がいなかったようだ」と指摘。首相は「主催者は組織委だ」とし「委員室で答弁していた」から知らなかったとしながらも、調べて指摘したい、としました。
立憲の福山幹事長は、野党期の自民党で菅さんが議運委筆頭理事だったときに、官房副長官で詫びたとし、法案ミスを指摘。政局としては他の法案が問題視されがちですが、首相は自ら「デジタル法案に誤りが指摘された。国会審議にご迷惑をおかけしている」と言及し、デジタル庁5法案への強いこだわりが透けて見えました。
春。NHK国会中継では冒頭、委員長・理事らが入室し着席しているのに、アナウンサーが「理事会が終わっていない」とし政治部記者に解説を求めるシーンがありました。
【衆議院本会議 同日】
条文チェックミスをパスして、「少年法・更生保護法・少年院法など改正法案」(204閣法35号)が審議入りしました。法相の趣旨説明に対する代表質問で、自民党の山田賢司さんは学校内の犯罪をもっと厳しく立件すべきだと主張。維新の串田誠一さんは少年は他人から影響を受けやすいことを考慮すべきだとしました。
【参議院第一種常任委員会 同日】
日切れ法案を審議しました。
【参議院内閣委員会 同日】
おとといの記事で書き漏らしましたが、同日審議入りしていた「原発立地地域振興特措法改正案」(204閣法8号)の井上科技相らに対する質疑がありました。質疑が終局すれば、予算案通過直後に採決か。
【参議院総務委員会 同日】
「地方税法改正案」(204閣法9号)と「地方交付税法改正案」(204閣法4号)の対政府質疑で野党分。今年は小ぶりな改正なのでこの一巡のみで、質疑終局の見通し。
【参議院外交防衛委員会 同日】
2時間以上始まりません。在外公館の法案にミスは無いように思いますが、「RCEP」「日印ACSAの国内実施法案」などに間違いがあるとの指摘が出ています。在外公館の法案は、年度をはみ出しても、影響は軽微。
【参議院財政金融委員会 同日】
「所得税法改正案」(204閣法7号)と「特例公債法案」(204閣法4号)の対政府質疑。重要広範議案ですが、首相入り質疑がまだされていませんから、あすやってから、本会議上程のはこびでしょう。
【参議院文教科学委員会 同日】
「35人学級法案」(204閣法16号)の参考人質疑がありました。こちらは、4月1日の小2の学級編成の分の法的裏付けとして年度内に成立させる必要がありそうです。
【参議院農林水産委員会 同日】
「間伐伐採特措法改正案」(204閣法33号)。自民党は宮崎雅夫さん。お父さんの訃報が報じられましたが、おととしの質疑はきゅうきょ、同じ農水省出身で全国比例の表裏である新藤金日子さんに代わってもらっていました。両者は同じ年でもあるようです。こういうパターンならいいですが、なかなか質問のバッターは代わってもらいにくく、体調管理も大事だろうな、と思いました。質疑は終局する見通し。
【参議院国土交通委員会 同日】
「二島貨物会社法案」(204閣法12号)。質疑終局の見通し。
●参議院法務委員会は開かれず。また、立憲が委員長ポストを持つ参議院経済産業委員会、参議院環境委員会の合計3委員会はきょうは開かれませんでした。
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【参議院予算委員会 きょう令和3年2021年3月25日(木)】
けさ発売の週刊文春の菅義偉首相の弟と長男のJR東日本の駅構内利権については質問はありませんでした。
「令和3年度予算案」の審議は19日目で、集中審議3本目。「菅内閣の基本姿勢・外交、情報通信行政、経済・雇用、孤独・孤立支援等」。3時間コースを終えてあすにも採決の公算。
国民民主党の足立信也さんは「福島県で開かれた、聖火リレーグランドスタートの出発式で、手話通訳がいなかったようだ」と指摘。首相は「主催者は組織委だ」とし「委員室で答弁していた」から知らなかったとしながらも、調べて指摘したい、としました。
立憲の福山幹事長は、野党期の自民党で菅さんが議運委筆頭理事だったときに、官房副長官で詫びたとし、法案ミスを指摘。政局としては他の法案が問題視されがちですが、首相は自ら「デジタル法案に誤りが指摘された。国会審議にご迷惑をおかけしている」と言及し、デジタル庁5法案への強いこだわりが透けて見えました。
春。NHK国会中継では冒頭、委員長・理事らが入室し着席しているのに、アナウンサーが「理事会が終わっていない」とし政治部記者に解説を求めるシーンがありました。
【衆議院本会議 同日】
条文チェックミスをパスして、「少年法・更生保護法・少年院法など改正法案」(204閣法35号)が審議入りしました。法相の趣旨説明に対する代表質問で、自民党の山田賢司さんは学校内の犯罪をもっと厳しく立件すべきだと主張。維新の串田誠一さんは少年は他人から影響を受けやすいことを考慮すべきだとしました。
【参議院第一種常任委員会 同日】
日切れ法案を審議しました。
【参議院内閣委員会 同日】
おとといの記事で書き漏らしましたが、同日審議入りしていた「原発立地地域振興特措法改正案」(204閣法8号)の井上科技相らに対する質疑がありました。質疑が終局すれば、予算案通過直後に採決か。
【参議院総務委員会 同日】
「地方税法改正案」(204閣法9号)と「地方交付税法改正案」(204閣法4号)の対政府質疑で野党分。今年は小ぶりな改正なのでこの一巡のみで、質疑終局の見通し。
【参議院外交防衛委員会 同日】
2時間以上始まりません。在外公館の法案にミスは無いように思いますが、「RCEP」「日印ACSAの国内実施法案」などに間違いがあるとの指摘が出ています。在外公館の法案は、年度をはみ出しても、影響は軽微。
【参議院財政金融委員会 同日】
「所得税法改正案」(204閣法7号)と「特例公債法案」(204閣法4号)の対政府質疑。重要広範議案ですが、首相入り質疑がまだされていませんから、あすやってから、本会議上程のはこびでしょう。
【参議院文教科学委員会 同日】
「35人学級法案」(204閣法16号)の参考人質疑がありました。こちらは、4月1日の小2の学級編成の分の法的裏付けとして年度内に成立させる必要がありそうです。
【参議院農林水産委員会 同日】
「間伐伐採特措法改正案」(204閣法33号)。自民党は宮崎雅夫さん。お父さんの訃報が報じられましたが、おととしの質疑はきゅうきょ、同じ農水省出身で全国比例の表裏である新藤金日子さんに代わってもらっていました。両者は同じ年でもあるようです。こういうパターンならいいですが、なかなか質問のバッターは代わってもらいにくく、体調管理も大事だろうな、と思いました。質疑は終局する見通し。
【参議院国土交通委員会 同日】
「二島貨物会社法案」(204閣法12号)。質疑終局の見通し。
●参議院法務委員会は開かれず。また、立憲が委員長ポストを持つ参議院経済産業委員会、参議院環境委員会の合計3委員会はきょうは開かれませんでした。
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