【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

今週の岡田克也さん、珍しく常任幹事会にわずかに遅刻、統一教会系の世界日報取材歴で確認に追われる

2022年08月13日 23時24分03秒 | 岡田克也、旅の途中
[写真]岡田克也さん、2022年8月10日、宮崎信行撮影。

 今週の岡田克也さんは、立憲民主党常任幹事会の冒頭に遅れるハプニングがありました。これは今週令和4年2022年8月10日に開かれた常任幹事会の冒頭の頭撮り。この日は異例の水曜日開催でした。

 場所は衆議院第二議員会館内で、エコバックを持った岡田さんが、冒頭の泉健太代表のあいさつの頭撮りで、一人だけ遅れて登場しました。

 69年間で寝坊したのが1回だけという岡田さんが国会内でも遅刻が少ないのはイメージによる面もあります。例外もあります。10年前に副総理だったので役所のレクチャーは個別に受けますが、「厚労省、内閣官房、財務省、文科省の課長が勢ぞろいで野党に話せる近況を説明する立憲代表が本部長の本部」だとか、今はやっていませんが「所属の外務委員会と関係する立憲・共産の野党国対合同ヒアリング」などは終了まで話を聞きたい性格なので、次の会合に遅刻することはあります。

 岡田さんは常幹終了後に統一教会と関係が深い世界日報のインタビューを、1992年、2001年、2002年の3回応じて、政治改革、憲法、安全保障について語ったと発表し、謝罪しました。

 これについて、岡田さんに対して、信頼関係があつい秘書ではなく岡田さん本人に直接電話で応じてほしいとする問い合わせなどがあり、慌ただしく対応することになりました。

 世論の受け止めとしては賛否両論。「自民党出身だからしかたがない」とする世論でも、世界日報が機関紙ではないとはいえ極めて関係が深いことを知らないということがあるのかという疑問も出ているようです。


[写真]珍しく遅れて登場して、エコバックをしまい、アイフォンを確認した後に、こちらを見る岡田克也立憲民主党常任顧問、3日前の2022年8月10日、衆議院第二議員会館で、宮崎信行撮影。

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