[写真]筆者・宮崎信行と立憲民主党の岡田克也幹事長、辻元清美参議院議員(全国比例)、東京・永田町で、7年前の2016年3月撮影。
立憲民主党と国民民主党を完全統合させる「大きな塊論」を主張する立憲民主党の岡田克也幹事長に対して、筆者が「原発依存度が過半数の関西電力労使の近畿ブロック選出衆議院議員に対する締め上げのきつさを知らないからいうのではないか」との筆者の指摘に対して、しどろもどろになってしまう場面がありました。
きのう令和5年2023年3月28日(火)の常任幹事会後の定例記者会見。筆者はあす30日に審議入りする「GX電源法案」(211閣法26号)を念頭に、辻元清美参議院議員(全国比例=私鉄総連)が参議院予算委員会で「関西電力美浜原子力発電所事故」についてテレビ入りで質疑していると指摘。しかし、辻元さんが「衆議院大阪10区の民主党議員」の頃に、関西電力の原発・福井県大飯郡高浜町助役金銭提供問題などを質問したことがなく、関電労使の締め上げのきつさから原発に関する質問ができないことを、中部電力管内で30年以上連続当選する岡田さんは知らないのではないかとの背景から、反原発色で再びアクセルを踏む、枝野幸男前代表らが党内外の信頼を得る立憲民主党が「国民民主党・電力総連」と合併するのは不可能だとの認識から質問しました。
岡田さんは「辻元さんが衆議院議員時代に原発の質問をしなかったというのはちょっと私確認できません。何とも申し上げられません。彼女のことだから、あまり関係なく、自由にやってたんじゃないのかな」と感想を述べました。
岡田さんは「私たちは原発新設に反対している」と語ると、筆者が「新設に反対していると言ったが、新増設に反対ではないか」と指摘し、「玉木さんのところと新増設反対ということで、一つの政党でやれるのか」と聞きました。岡田さんは「それは、あの話し合いの十分、元々玉木さんとやっていたわけだ」としつつ「だいぶ変わられたようだ」としました。さらに完全統合の期限を問うと、岡田さんは「なるべく早くです」と述べました。
[写真]喜友名智子沖縄県連代表と打ち合わせる岡田克也さん、きのう2023年3月28日、宮崎信行撮影。
[写真]常任幹事会にのぞむ岡田克也さんと泉健太代表=同
[写真]記者会見にのぞむ岡田克也さん=同。
政権交代の熱狂。2009年8月に民主党公認で当選した衆議院議員のうち最年少は福田衣里子さんだと思っている人もいそうですが、事実は、松岡広隆さんです。9月18日のふるまいについて12月31日付で報じました(ありがとう2009年 最年少国会議員(松岡広隆さん)のふるまいに日本は潰れないとの確証得たり - ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記)。
実は、松岡さんは小沢一郎政治塾卒業生として近畿ブロック単独のいわゆる「小沢名簿」で出馬しましたが、所属する関西電力の使用者・労働組合へのあいさつが新聞発表の後になってしまいました。その後、日本中が浮かれている最中に、大阪8区の中野寛成代議士から「宮崎君は、松岡議員をどう思う」と人物評を聞かれ、上述の9月18日に見たことを話しました。中野さんは「先週、松岡君と一緒に地元を回ったんだ」と言葉をつづけたので、「え、次の衆院選の大阪8区という意味ですか」と問うと、中野さんは「いや、13区もいいんじゃないか」としました(13区は国民民主党公認の女性が郵便局長会大阪府全体の応援をもらいながらも落選していた)。この話はまったく書きませんでしたが、中野さんは大臣をやった後に、引退し、松岡さんが大阪8区から出ました(落選)。
ところが、その後の松岡さんですが、関電社長からの依頼で再就職が認められ、ミャンマーに異動して、再び自ら退職したとあります。いくらなんでもひどい仕打ちではないでしょうか。これとは別に、「ウィキペディア」では2004年8月9日の関電美浜原発で熱湯を浴びた4人が死亡した事故を「熱湯であって放射能事故ではない」と、何者かが記述していました。このような非人道的な労使と「すべての人に居場所と出番を」とりっけんブルーのジャンパーに身を包むことは不可能でしょう。
関電労使諸君は、東京の私から、異質であるとみなされていることを自己認識してほしいと思います。また、関電一社提供の「水野真紀の魔法のレストラン」故高井美紀アナウンサーが司会の「住人十色」を放送しているMBS毎日放送報道局記者は、自分たちは東京よりも自由にやっていると思っているでしょうが、単著があり収入を確定申告しているジャーナリストを「自称ジャーナリストの無職」と書いてうっぷん晴らしをする時代遅れで、東京よりも窮屈な環境で働く田舎者だとみなされていることに気付いてほしいと思います。
以上です。
立憲民主党と国民民主党を完全統合させる「大きな塊論」を主張する立憲民主党の岡田克也幹事長に対して、筆者が「原発依存度が過半数の関西電力労使の近畿ブロック選出衆議院議員に対する締め上げのきつさを知らないからいうのではないか」との筆者の指摘に対して、しどろもどろになってしまう場面がありました。
きのう令和5年2023年3月28日(火)の常任幹事会後の定例記者会見。筆者はあす30日に審議入りする「GX電源法案」(211閣法26号)を念頭に、辻元清美参議院議員(全国比例=私鉄総連)が参議院予算委員会で「関西電力美浜原子力発電所事故」についてテレビ入りで質疑していると指摘。しかし、辻元さんが「衆議院大阪10区の民主党議員」の頃に、関西電力の原発・福井県大飯郡高浜町助役金銭提供問題などを質問したことがなく、関電労使の締め上げのきつさから原発に関する質問ができないことを、中部電力管内で30年以上連続当選する岡田さんは知らないのではないかとの背景から、反原発色で再びアクセルを踏む、枝野幸男前代表らが党内外の信頼を得る立憲民主党が「国民民主党・電力総連」と合併するのは不可能だとの認識から質問しました。
岡田さんは「辻元さんが衆議院議員時代に原発の質問をしなかったというのはちょっと私確認できません。何とも申し上げられません。彼女のことだから、あまり関係なく、自由にやってたんじゃないのかな」と感想を述べました。
岡田さんは「私たちは原発新設に反対している」と語ると、筆者が「新設に反対していると言ったが、新増設に反対ではないか」と指摘し、「玉木さんのところと新増設反対ということで、一つの政党でやれるのか」と聞きました。岡田さんは「それは、あの話し合いの十分、元々玉木さんとやっていたわけだ」としつつ「だいぶ変わられたようだ」としました。さらに完全統合の期限を問うと、岡田さんは「なるべく早くです」と述べました。
[写真]喜友名智子沖縄県連代表と打ち合わせる岡田克也さん、きのう2023年3月28日、宮崎信行撮影。
[写真]常任幹事会にのぞむ岡田克也さんと泉健太代表=同
[写真]記者会見にのぞむ岡田克也さん=同。
政権交代の熱狂。2009年8月に民主党公認で当選した衆議院議員のうち最年少は福田衣里子さんだと思っている人もいそうですが、事実は、松岡広隆さんです。9月18日のふるまいについて12月31日付で報じました(ありがとう2009年 最年少国会議員(松岡広隆さん)のふるまいに日本は潰れないとの確証得たり - ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記)。
実は、松岡さんは小沢一郎政治塾卒業生として近畿ブロック単独のいわゆる「小沢名簿」で出馬しましたが、所属する関西電力の使用者・労働組合へのあいさつが新聞発表の後になってしまいました。その後、日本中が浮かれている最中に、大阪8区の中野寛成代議士から「宮崎君は、松岡議員をどう思う」と人物評を聞かれ、上述の9月18日に見たことを話しました。中野さんは「先週、松岡君と一緒に地元を回ったんだ」と言葉をつづけたので、「え、次の衆院選の大阪8区という意味ですか」と問うと、中野さんは「いや、13区もいいんじゃないか」としました(13区は国民民主党公認の女性が郵便局長会大阪府全体の応援をもらいながらも落選していた)。この話はまったく書きませんでしたが、中野さんは大臣をやった後に、引退し、松岡さんが大阪8区から出ました(落選)。
ところが、その後の松岡さんですが、関電社長からの依頼で再就職が認められ、ミャンマーに異動して、再び自ら退職したとあります。いくらなんでもひどい仕打ちではないでしょうか。これとは別に、「ウィキペディア」では2004年8月9日の関電美浜原発で熱湯を浴びた4人が死亡した事故を「熱湯であって放射能事故ではない」と、何者かが記述していました。このような非人道的な労使と「すべての人に居場所と出番を」とりっけんブルーのジャンパーに身を包むことは不可能でしょう。
関電労使諸君は、東京の私から、異質であるとみなされていることを自己認識してほしいと思います。また、関電一社提供の「水野真紀の魔法のレストラン」故高井美紀アナウンサーが司会の「住人十色」を放送しているMBS毎日放送報道局記者は、自分たちは東京よりも自由にやっていると思っているでしょうが、単著があり収入を確定申告しているジャーナリストを「自称ジャーナリストの無職」と書いてうっぷん晴らしをする時代遅れで、東京よりも窮屈な環境で働く田舎者だとみなされていることに気付いてほしいと思います。
以上です。