[写真]台湾外務省(中華民国外交部)を訪れた宮崎信行、30年前の平成5年1993年3月。
第20回統一地方選に向けた活動で気になるのですが、ことしが関東大震災100年だと知らない候補予定者が多いようです。衆議院議員も皇族も亡くなりましたが、神奈川県内です。東京の死者より神奈川県の死者が多く、阿鼻叫喚の生き地獄の瓦礫を埋め立てたのが山下公園です。地下鉄・エレベーターがあった浅草を「見事に復活した」と書く記事もありますが、格下だった山手線駅に抜かれてしまいビハインドは広がるばかり。兵庫県庁財政課員としてカメラを持って阪神大震災の真っただ中に飛び出した体験を持つ谷公一防災担当大臣は「関東大震災が日本の防災の出発点だ」と所信的あいさつを切り出しました。
【衆議院災害対策特別委員会 きょう令和5年2023年3月9日(木)】
江藤拓特別委員長が「去る2月6日に、トルコ南部で発生した地震による被害でお亡くなりになられました方々とそのご遺族に対しまして深く哀悼の意を捧げます」と促し黙とう。
続いて谷公一防災担当大臣が所信的あいさつ。
[画像]所信的あいさつにのぞむ谷公一防災相、今日2023年3月9日の衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット・トリミング。
谷さんは「本年は大正10年に発生した関東大震災から100年の節目に当たります。その発生日である9月1日が防災の日と定められているように、
特に災害対策の出発点となった」とし「これを機に、思いを新たに災害対策の一層の強化といった国民一人一人の防災意識の向上に取り組まなければなりません」と語りました。
【衆議院東日本大震災復興特別委員会 同日】
復興特別委員会は東日本大震災から12年で黙とうした後に渡辺博道復興相が所信的あいさつ。渡辺さんは「震災によって亡くなられた方々に改めて心から哀悼の意を表しますとともにご遺族の方々や被害に遭われた全ての方々に心からお見舞いを申し上げます」と語りました。おととしから気になっているのですが委員長の口上と違い大臣は「被害に遭われた全ての方々」を含んでおり、私の心情はこちらに近いです。いまだ行方不明の方も早く見つかってほしいです。
【衆議院地域・こども・デジタル特別委員会 同日】
再編された委員会で、河野太郎デジタル相、小倉将信こども相、岡田直樹地方創生相が所信的あいさつ。橋本岳特別委員長に促されて自見はなこデジタル政務官もあいさつしました。
【衆議院本会議 同日】
国会同意人事があり、検査官、公正取引委員、日本銀行正副総裁らが同意されました。
この後「GX経済円滑移行法案」(211閣法12号)が西村康稔大臣から趣旨説明され、山岡達丸さんら2人が西村、高市早苗大臣らに質問しました。今国会は似た名前の法案が多く、閣法12号と、原発60年の「GX電気事業法・原子力基本法の改正など電源法案」(211閣法26号)は別の法案です。
今後ですが、火曜日に「地域公共交通法案」(211閣法17号)が審議入りします。野党では共産党が統一地方選の争点にしています。そして、木曜日には重要広範議案「健康保険法改正案」(211閣法16号)が審議入りし、岸田文雄首相も答弁に当たります。こちらは「主産育児一時金50万円」と「かかりつけ医」の束ね法案です。
【衆議院憲法審査会 同日】
「憲法及び基本法制」2日目。自民党の新藤義孝さんは「緊急事態条項について中間とりまとめをしたい。(1)共通認識が形成されている部分(2)今後さらに深堀している部分を整理して、来週からも議論したい」と語りました。立憲民主党の奥野総一郎さんは「今の新藤筆頭幹事のご発言は、個人的なまとめに過ぎない」とし「国会をいつでも動かせるようにすべきだと考えている。憲法の参議院の緊急集会は衆議院解散後にしかできないようにも読め確認する必要がある」ため「衆参合同審査会の開催を求める」としました。
奇策続きの立憲民主党が今回は「衆参合同審査会」の開催というまたしても奇策で対抗しました。
国民民主党の玉木雄一郎さんは「きのう、日本維新の会・国民民主党・有志の会の実務者協議を立ち上げたので、今月中に緊急事態条項の条文イメージを示したい」としました。また、同党が中国系企業「バイトダンス」が経営する動画を中心としたSNSアプリ「ティックトック」の業務用パソコンでの使用を禁止したと明かしました。
【参議院予算委員会 同日】
「令和5年度予算案」は8日目で中央公聴会。
公述人としては八代尚宏さんが登場し「2006年の第1次安倍内閣で経済財政諮問会議の民間委員をつとめた」とし、「アベノミクスは第三の矢成長戦略が失敗だった」としました。理論的に先導した労働市場改革の反省を、八代さんが彼に残り少ない人生で最大となるであろう公の場で述べることはありませんでした。
【参議院第1種常任委員会 同日】
すべての委員会が開かれました。所信あいさつとそれに対する一般質疑が全委員会同時に終わるのは異例。
●そのうち参議院財政金融委員会では「所得税法改正案」(211閣法2号)の趣旨説明が行われてから散会しました。
【衆議院安全保障委員会 同日】
大臣所信的あいさつに対する一般質疑がありました。
立憲民主党単独の「自衛隊員応援議連」(枝野幸男会長)をリードする渡辺周元防衛副大臣は「自衛隊員を応援していきたい」として、処遇や労働環境の改善を訴えました。
●衆議院消費者問題特別委員会は理事懇談会を開きました。
●衆議院北朝鮮による拉致問題特別委員会も理事懇談会を開きました。
【衆議院地域・こども・デジタル特別委員会 同日】
再編された委員会で、河野太郎デジタル相、小倉将信こども相、岡田直樹地方創生相が所信的あいさつ。橋本岳特別委員長に促されて自見はなこデジタル政務官もあいさつしました。
【衆議院本会議 同日】
国会同意人事があり、検査官、公正取引委員、日本銀行正副総裁らが同意されました。
この後「GX経済円滑移行法案」(211閣法12号)が西村康稔大臣から趣旨説明され、山岡達丸さんら2人が西村、高市早苗大臣らに質問しました。今国会は似た名前の法案が多く、閣法12号と、原発60年の「GX電気事業法・原子力基本法の改正など電源法案」(211閣法26号)は別の法案です。
今後ですが、火曜日に「地域公共交通法案」(211閣法17号)が審議入りします。野党では共産党が統一地方選の争点にしています。そして、木曜日には重要広範議案「健康保険法改正案」(211閣法16号)が審議入りし、岸田文雄首相も答弁に当たります。こちらは「主産育児一時金50万円」と「かかりつけ医」の束ね法案です。
【衆議院憲法審査会 同日】
「憲法及び基本法制」2日目。自民党の新藤義孝さんは「緊急事態条項について中間とりまとめをしたい。(1)共通認識が形成されている部分(2)今後さらに深堀している部分を整理して、来週からも議論したい」と語りました。立憲民主党の奥野総一郎さんは「今の新藤筆頭幹事のご発言は、個人的なまとめに過ぎない」とし「国会をいつでも動かせるようにすべきだと考えている。憲法の参議院の緊急集会は衆議院解散後にしかできないようにも読め確認する必要がある」ため「衆参合同審査会の開催を求める」としました。
奇策続きの立憲民主党が今回は「衆参合同審査会」の開催というまたしても奇策で対抗しました。
国民民主党の玉木雄一郎さんは「きのう、日本維新の会・国民民主党・有志の会の実務者協議を立ち上げたので、今月中に緊急事態条項の条文イメージを示したい」としました。また、同党が中国系企業「バイトダンス」が経営する動画を中心としたSNSアプリ「ティックトック」の業務用パソコンでの使用を禁止したと明かしました。
【参議院予算委員会 同日】
「令和5年度予算案」は8日目で中央公聴会。
公述人としては八代尚宏さんが登場し「2006年の第1次安倍内閣で経済財政諮問会議の民間委員をつとめた」とし、「アベノミクスは第三の矢成長戦略が失敗だった」としました。理論的に先導した労働市場改革の反省を、八代さんが彼に残り少ない人生で最大となるであろう公の場で述べることはありませんでした。
【参議院第1種常任委員会 同日】
すべての委員会が開かれました。所信あいさつとそれに対する一般質疑が全委員会同時に終わるのは異例。
●そのうち参議院財政金融委員会では「所得税法改正案」(211閣法2号)の趣旨説明が行われてから散会しました。
【衆議院安全保障委員会 同日】
大臣所信的あいさつに対する一般質疑がありました。
立憲民主党単独の「自衛隊員応援議連」(枝野幸男会長)をリードする渡辺周元防衛副大臣は「自衛隊員を応援していきたい」として、処遇や労働環境の改善を訴えました。
●衆議院消費者問題特別委員会は理事懇談会を開きました。
●衆議院北朝鮮による拉致問題特別委員会も理事懇談会を開きました。
Ⓒ2023年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。