宮崎信行の国会傍聴記

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【暗い時代の反映か】自民党・橘慶一郎さんが万葉集の朗読をせず、質疑入り

2017年11月15日 09時25分03秒 | 第195回特別国会(2017年10月~11月)第4次安倍内閣と野党3極

[画像]橘慶一郎さん、2017年11月15日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

【衆議院文部科学委員会 平成29年2017年11月15日(水)】

 振り返って、暗い時代の反映だったといわれるかもしれません。

 自民党の橘慶一郎さんは、連続当選4期目の初仕事となった、衆議院文部科学委員会の質問で、万葉集の朗読をせず、質疑を始めました。

 橘さんは、前回の質疑だった、きょねん、平成28年2016年5月24日の衆議院総務委員会では万葉集の朗読から入りました。その後、内閣府・復興庁の副大臣に。今回は、1年半ぶりに、与党政府外議員としての質疑でした。

 この日の議題は、解散前の最大の関心事だった「文部科学行政の基本施策に関する件」で学校法人加計学園が設置した岡山理科大学獣医学部の前日の文部科学大臣の認可決定の集中審議でした。

 橘さんが文部科学委員会に配属されたのは初めてで、きょう理事に専任されました。アウェイの文科委で、当選4回での初めての質問。おそらく本人に取材すれば、4期になったら、やめようと初めから思っていた~~という趣旨の答えをしそうなところですが、内閣支持率を1カ月で10ポイント下げた、森友・加計学園問題におそれをなしているのかもしれません。

 橘さんは、2009年初当選の「小泉世代」で、自民党同期当選4人は、先月も、全員4期連続当選を果たしました。。うち1人は解散前から大臣をやっています。

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(C)2017年、宮崎信行。

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