「壊し屋いっちゃん」は逆転の夏から1年経っても、政権交代への勢いを維持し続け、ついには『小沢一郎総理(仮)への50の質問』というタイトルの本まで出版されました。
さて、その「第33問」(p.122)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/82/5ddfda2dee531e034f79171a2fd21278.jpg)
Q. 今、一番「壊してみたいなぁ」と思うものは何ですか?
A. 自民党。
いよいよ最後の戦いです。
自民党幹事長から、第1次福田改造内閣の財務相に転じた伊吹文明さん(京都1区)が6日付朝日新聞の5面でインタビューに答えています。
「ざっくばらん」という題字(ワッペン)が入った記事なので、思わず見過ごしてしまいそうですが、私は重大な発言がこの記事にあると思います。
朝日記者の質問に答えて、伊吹財務相は、
(一部引用はじめ)
--消費税引き上げは、2009年度に基礎年金の国庫負担割合を引き上げるための財源としても想定されています。
「国庫負担引き上げには2兆3000億円いる。どんな財源で対応するかは、主権者(国民)の意向を聞いてみる」
--来年9月までに実施される総選挙ですか。
「国民に尋ねるなら、総選挙になるのでは。その結果によって(増税に必要な)税法を(国会に)出していく」
(一部引用おわり)
これからすると、自民党は第45回総選挙に「消費税率引き上げ」を争点とする。それで勝てば、「消費税率引き上げ」を盛り込んだ税制関連法案を提出する、という発言と受け取って間違いないでしょう。
自民党政治というのは、財務相がこう発言しても、自民党政調会にある税制調査会だとか、派閥のオヤブンなどの声で、不透明な政策形成過程でモノゴトが変質していき、よく分からないまま選挙ではイメージ勝ちしてしますのがここ53年間の常です。
インタビューの最後に伊吹さんは、所得税と法人税の減税について聞かれ、
「財政規律(プライマリー・バランス)の問題が起こってくるので、現実問題として難しいだろう」として、消費税引き上げを優先する考え(“財政再建派”)を示しました。
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民主党の赤松広隆選対委員長は5日、全国300小選挙区中257区で、民主党公認・推薦候補を擁立した、と発表しました。民主党推薦候補は、国民新党、社民党公認候補です。
民主党には勢いがあります。赤松選対には、「民主党から立候補したい」という応募者が相次いでいるそうで、さらに13選挙区ほどで上積みして、全体の9割にあたる270選挙区で公認・推薦候補を立てたいようです。
まだ発表していませんが、私は300選挙区の今夏の情勢分析を終えています。「民主党・国民新党」のタンデムは、すでに過半数をうかがう勢いです。逆に言うと、これから擁立して勝てそうな選挙区は、東京都内、神奈川県内などにとどまっています。
例えば長崎2区に民主党公認・推薦候補を立てると、自民党現職をかわす可能性がありますが、この場合も自民党の古賀選対委員長が公認候補を差し替えれば、自民党新人が有利と思われます。
個人的には、民主党単独過半数を望みたいところですが、国民新党との相互協力は効果てきめんで、中国地方などで「民・国」は大躍進するもようです。
ですから、結果として民主党の議席数が241以上となっても、「民主党・国民新党」という枠組みは崩しようがありません。社民党も小選挙区では「民主党効果」を得ますから、選挙後は「民・社・国」という枠組みの政権になりそうです。
もちろん、自民党・公明党が効果的な2009年度予算原案をつくって、1月解散に踏みきった場合は、自公が政権を維持する可能性も高いです。
また、民主党は金城湯池の東海ブロックなどの比例で上滑ることもありえますので、日常活動の点検が必要です。
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民主「選挙区擁立」270に増加 都市部で力こぶ 次期衆院選 (MSN産経)
2008.8.5 23:16
民主党の小沢一郎代表が、大都市部を中心に次期衆院選の候補者擁立を急いでいる。年内の総選挙ムードが高まる中で、民主党からの立候補希望者も増えており、300選挙区で候補者を擁立する目標を、当初の250から270程度へ拡大する見通しだ。
民主党の赤松広隆選対委員長は5日の記者会見で、推薦を含む次期衆院選の民主党の擁立選挙区が257になったと発表した。勇退予定を除く現職は111で、新人、元職は134。もともと選対は擁立目標を250とし、15程度は与党候補が強力なため見送り、残り35は他の野党と選挙協力する方針だった。だが、厳しいとみられた選挙区でも立候補希望が寄せられ、地方組織からも「空けておくと全体の士気にかかわる」との声が出ていた。
小沢氏が力を入れるのが主戦場「大都市」だ。小沢氏は4日、連合東京幹部との会合で「東京は何といっても25(の選挙区が)ある。首都決戦だ。全部に候補を立てて勝利できるようお願いしたい」と訴えた。
小沢氏は7月末に、東京都連幹部に5つの空白区で候補者選定を急ぐよう指示。社民党との協力を模索した東京23区などでも調整が不調の場合に備え「自前候補者を急げと念を押した」(都連関係者)という。
小沢氏は7月28日、横浜市内の会見で「過半数を得るため(18選挙区ある)神奈川で必ず2けたの議席を獲得しなければならない。空白区をできるだけ早い機会に擁立したい」と述べた。神奈川4区や小泉純一郎元首相の同11区、社民党と調整中の同1区でも月内に候補を決める方針だ。
小沢氏は、他の野党との選挙協力も8月中にはまとめたい考えだ。6日の大阪入りでは、大阪10区で社民党の辻元清美氏の推薦を発表する見通しだ。
◇
5日、民主、社民党からそれぞれ推薦を受けた両党の候補は次の通り。
【民主党】山形1区=鹿野道彦▽山形2区=近藤洋介【社民党】秋田2区=山本喜代宏▽山形3区=吉泉秀男
◇
5日の常任幹事会で、次期衆院選の東京9区に元会社員木内孝胤(41)、同23区に元NGO事務局長櫛渕万里(40)、三重5区に会社役員藤田大助(31)の各氏の公認を内定した。いずれも新人。櫛渕氏の内定で東京23区の羽生和之氏の公認内定が取り消された。羽生氏が辞退したという。
tag Nobuyuki Miyazaki kokkai-blog DPJ LDP Japan Politics,Election
民主党の小沢一郎代表は5日夕、TBSラジオ系列「荒川強啓デイ・キャッチ!」の全国ネット枠に出演し、気さくなトークを展開しました。
「麻生ナチス暴言」について荒川さんがたずねている最中は、小沢さんは話を聞きながら、「ウフフフフフフ・・・」と余裕の笑い。
その上で、「(麻生さんは)ちょっと感覚的にどういうあれを持っているのかな。民主党なんか(ナチスと)正反対で、いつも“バラバラ”と言われている。その名の通り、民主的な政党だ」と述べ、政治家としての格の違いを見せつけました。
麻生さんの審議拒否批判についても、「国民にとって重要な審議をしている」とし、「(マスコミの)政府提出法案の成立率が何%という言い方はやめてほしい」と述べました。
荒川さんは最後の質問として「今すぐ解散総選挙があったら?」と質問。
小沢さんは「総選挙というのは常在戦場ですから、準備はできています」。
荒川さんが「万全ですか?」と確認すると、「全力でやりたいと思います」と力強く決意表明しました。
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一方、自民党の麻生幹事長は同日の記者会見で「民主党をナチスに例えたつもりはない」と重ねて反論し、謝罪と撤回を拒否しました。
◇
残念ながら、麻生暴言は世界で報道されています。AP電で配信された時点で、覚悟はありましたが、日本の国際的地位がこのようなつまらないことで低下するのは残念至極です。
【シンガポール最有力紙「ストレーツ・タイムズ」】
[ストレーツ・タイムズ電子版]
http://www.straitstimes.com/Latest%2BNews/Asia/STIStory_264702.html
シンガポール最大の新聞「ストレーツ・タイムズ」。今朝のストレーツ・タイムズの紙媒体に載ったとすれば、同国のエリート(権力やマネーの支配力を持つ人)全員の目にこの報道がふれたでしょう。同国在住の外国人機関投資家もしかり。リー・シェンロン首相もよほど忙しくない限り、この記事を読んだでしょう。
見出しは「日本の麻生がナチスに言及して激怒させた」です。やはり昨日から私が言っているとおり、政治家がナチスを例えに出したこと自体が大暴言であり、民主党とは関係ない話です。
【ブルームバーグ通信社】
[ブルームバーグ通信の電子版]
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601101&sid=ahbk45nMuBs4&refer=japan
ブルームバーグ・ニューヨーク市長が作った経済通信社「ブルームバーグ」電子版でも、東京の“加藤拓”記者(漢字不明)が、「民主党が麻生幹事長の“ナチ発言”に関して正式謝罪を要求している、と共同通信が伝えている」と報じました。
「共同通信が伝えている」との見出しで、日本の記者クラブの閉鎖性を醸し出すという二重三重に日本のイメージを悪化させる記事になってしまいました。
ブルームバーグ通信が伝えたと言うことは、東京市場に関係する機関投資家のほとんど全員がこの見出しを見たということになります。
【追記 2008-8-5 19:30】
【ヤフーニュース米国版】
[YAHOO!ニュース米国版]
さらにヤフーニュースの米国版。仏通信社AFP電の「日経新聞によると~~」という記事が載ってしまいました。グローバリゼーション&情報化の世界は複雑なんですから。フランスは第2次世界大戦で、ナチス・ドイツに国土の大半を奪われた国です。
いわんこっちゃない、メチャクチャややこしい事態になってきました。さっさと謝罪してください。【追記おわり】
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自民党の麻生幹事長は4日、民主党(DPJ)をナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)に例えました。
これは内容云々に限らず、国際社会では絶対に許されない行為で、福田総理(自民党総裁)は麻生さんをすぐに更迭すべきです。
戦後の世界秩序は、ナチスを「絶対悪」として封印しました。「絶対悪」というのは、比較(相対化)することすら許されない悪、という意味です。
ですから、ナチスを何かに例えることは許されません。これはドイツでも、欧州全体でも米国でもそうです。
ユダヤ系の人が影響力をもっている世界において、ナチスを相対化する行為は絶対にいけません。
例えば、2002年9月18日、総選挙中のドイツのドイブラーグメリン法相は、ブッシュ米大統領がイラク戦争の準備をしていることについて、「経済など内政の困難に起因する不満を外にそらせる手法はヒトラーも採用した」と述べました。
総選挙に苦戦するシュレーダー首相の辞任要求を法相は突っぱねましたが、22日にシュレーダー首相が「総選挙後の法相更迭」を発表。翌日になって法相は首相に書簡を送り、自発的な辞任を申し出ましたが、時既に遅し。
総選挙で大敗した社民党は政権を失い、シュレーダー首相は退陣・議員引退し、CDU(キリスト教民主同盟)党首のメルケルさんが首相につき、政権交代しました。
このように「ナチスの相対化発言」は、ドイツでは政権交代に直結します。多少なりともユダヤ系の影響力がある社会では絶対にしてはいけない発言です。
ですから日本でもナチスの相対化は絶対にしてはいけません。日本は、世界的な石油高に悩まされています。これが「ナチスを相対化することが許されない世界」に日本がいることの証左です。
どのような表現であろうとも、ナチスを引き合いに出した時点で、麻生発言は絶対に許されません。麻生さんが政権政党のナンバー2である限り、日本は世界の孤児になります。
きょう8月4日は、64年前に「アンネの日記」のアンネ・フランクが、秘密警察に逮捕された日です。私も子どもの頃、深町眞理子さん翻訳の『アンネの日記』を読んで、物語をぶった切るように「日記」が終わってしまった違和感と、その理由が明かされる父親による「あとがき」を読んで、ナチスの鬼畜ぶりに激しく憤りました。
私が読んだのは旧版で、父親の意向で、終わりの方の思春期特有の性的描写が一部カットされた「日記」だったので、いっそう「ナチスに人生をぶった切られた」怒りが大きく感じられたのでしょう。
それにしても、日本の元外相で、(現在の)政権政党ナンバー2がこのような発言をするとは、虫酸が走ります。
麻生太郎は幹事長どころか、日本国衆議院議員を辞めるべきです。
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麻生幹事長:早くも舌禍 「ナチス発言」に鳩山氏猛反発(毎日新聞)
自民党の麻生太郎幹事長は4日、就任あいさつやテレビ番組収録などに追われた。この中で、国会内で会談した江田五月参院議長に「民主党が政権を取るつもりなら、ちゃんと対応してもらわないといけない。ナチスドイツも国民がいっぺんやらせてみようということでああなった」と発言。民主党が「ナチスと同じ扱いは許しがたい」(鳩山由紀夫幹事長)と激しく反発する一幕もあった。
麻生氏は記者団に「国会での審議が大事なんじゃないかという話をした」と釈明したが、与党内でも懸念された「舌禍」が本格始動初日に早くも飛び出した格好となった。
この後、麻生幹事長の実現に動いた森喜朗元首相と国会近くのホテルで会談。森氏から「一生懸命、頑張れ」と声を掛けられた。
就任あいさつに先立ち、党本部では民放番組の収録に臨み、首相への意欲を聞かれると「期待に応える義務と責任はある。自分なりに覚悟はしている」と強調。福田康夫首相に関しては「これまで接点はほとんどなく、好きとか嫌いの対象ではなかった」と語った。
[資料写真、ナチス強制収容所で飢え死んだ人々=NHK「映像の世紀」第5集]
第一次福田改造内閣の顔ぶれ
【総務相】 増田寛也
【法相】 保岡興治
【外相】 高村正彦
【財務相】 伊吹文明
【文科相】 鈴木恒夫
【厚労相】 舛添要一
【農相】 太田誠一
【経産相】 二階俊博
【国交相】 谷垣禎一
【環境相】 斉藤鉄夫
【防衛相】 林芳正
【内閣官房長官】 町村信孝
【内閣府特命相】
林 幹雄 (国家公安委員長・沖縄北方・防災相)
茂木敏充 (金融相・行革相・公務員制度改革担当)
与謝野馨 (経財相、規制改革担当)
野田聖子 (科学技術相・消費者行政・食品安全担当)
中山恭子 (拉致問題・少子化・公文書管理担当)
【内閣官房副長官】
塩谷立 (衆院)
岩城光英(参院)
二橋正弘(事務)
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「福田“土俵際”内閣」が発足(8月2日付)。
平均年齢が2歳上がってベテラン議員が最後のうっちゃりをめざします。
福田首相は「安心実現内閣」と命名。私は「福田土俵際内閣」と命名。
いつも相互TBしている「ステイメンの雑記帖」のステイメンさんは、
「落城寸前の寄せ集め内閣」
と命名。ステイメンさんの歯切れの良さにはいつもスッキリさせてもらってます。
伊吹財務相、谷垣国交相、太田農相、与謝野経財相と大蔵族議員ばかりの布陣で、ばらまき&増税の2009年度予算案を組んで、審議前に解散というスケジュールが一番可能性があるのではないでしょうか。
4月から毎月1日には都内某所のガソリンスタンドで定点観測をしております。所長にはまだバレていないようです。
7月1日付7月1日のガソリンは180円
6月1日付6月1日、ガソリン価格がついに170円に
5月1日付【ガソリン値上げ】政府自民党幹部が銀座料亭で祝杯
4月30日付「総理、ガソリン値上げです!」町村長官なぞの笑顔
4月5日付国民に笑顔の花咲く“民主の春” 暫定税率撤廃サタデー
4月2日付【夜明け前】民主党の世直し大成功、ガソリン6割が値下げ!
8月1日のガソリン価格は
ハイオクが前月同日比3・1%値上げの「196円」。
レギュラーが同3・3%値上げの「186円」に値上げ、最高値を更新しておりました。
3・3%値上げというのは、年率換算だと、47・6%値上げになります。ハイパーインフレと言ってもいいくらいです。
ちょうどこのころ、政府自民党は「いよいよ内閣改造だ」「麻生さんが幹事長らしいぞ」「うちのムラ(派閥)からは何人入閣するんだ?」「逢沢一郎はまた入閣できなかったのか」などと大騒ぎをしていたのですから、「どこが安心実現内閣だ」と福田問責総理を面罵したいところです。
さて、国民新党代表の綿貫民輔さんのウィキペディアに、次のような記述があります。
>自民党職員だった奥島貞雄はその著書の中で、幹事長在任中の綿貫が「どうも
>近頃景気が少しおかしくなってきてるんではないか。」と述べ、後のバブル崩壊を
>予言していたとしている。綿貫は景気悪化の根拠に「貨物の動きが鈍ってきてい
>る」と会社経営の経験を挙げていたと言う。
誰が書いたのか知りませんが、何だか大げさな書き方です。不況になる前に貨物の動き(ロジスティックス)が弱くなるというのは有名な景気先行指標で、トナミ運輸の社長をつとめた綿貫さんが知っているのは当然の話です。なかでもイチバン減るのは「引っ越し」だと言われています。
こんな「当たり前」の話を、いかにも“エピソード”仕立てにしてあるのを読むと、この自民党職員は経済オンチも甚だしいし、このウィキを書いた人もどうかな、と少し違和感を覚えます。
日本最大の陸運会社である「日本通運」の「日通総研」という会社が7月30日、「荷動き指数」という興味深い調査結果を発表しました。
「企業物流短期動向調 査(日通総研短観)」調査結果
株式会社 日通総合研究所 http://www.nittsu-soken.co.jp
上記調査を抜粋してまとめさせてもらいます。
7~9 月の出荷量の見通しを、各社にアンケートしたところ、
「増加」との回答が「17%」(横ばい)
「減少」との回答が「29%」(5%悪化)
という結果で、
「“荷動き指数”は△12 と見込まれる」としています。
ここ1年間の変化について日通総研は、
2007 年10~12 月実績で『荷動き指数』がいったんはプラスに反転したものの、2008 年1~3 月実績では再び水面下に沈み、2008 年4~6 月実績(見込み)ではマイナス幅がさらに拡大して△18 まで落ち込んだ。2008 年7~9 月見通しでは『荷動き指数』の下げ止まりが見込まれるものの、引き続き2 ケタのマイナスを示し、荷動きは減退基調が続く見通しである。
としています。
私なりに解釈すると、
「ガソリン高とはいえ、食料品など日常必需品の輸送は底堅い。しかし、建設資材・ぜいたく品・引っ越しなどの輸送の需要は少なく、ロジスティックスは秋にかけてさらに低下する見通し」と読み取りました。
そうすると、
ロジスティックスの低迷→消費不況→企業収益の悪化→12月のボーナス減少
といった悪い流れが見えてきます。
福田首相、伊吹財務相、谷垣国交相、与謝野経財相と「消費税引き上げ」派をずらりと並べた第一次福田改造内閣ですが、インフレ&所得減少を治めてからでないと消費税率上げは難しいですよ。
いったい、だれの安心を実現する内閣なんでしょう?
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