宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

鳩山幹事長、国替えを否定

2008年10月25日 01時24分37秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 民主党幹事長鳩山由紀夫さん(北海道9区)は、23日放送の朝日ニュースター番組で、自身の国替えについて問われ、「小沢代表、菅代行らと検討したことはある」と明かしながらも、「勘弁してくださいよ」と地元からの国替えを否定しました。

 民主党では太田和美(おおた・かずみ)さんが千葉7区から福島2区に国替え(嫁入り)して次期衆院選の準備を進めているほか、小沢一郎代表が岩手4区から東京12区への国替えを検討しているもようです。

 鳩山さんは

 「私の場合は、東京の人間が北海道へ行ったわけですよ。北海道で、室蘭で、いつも言われていたことは『おまえは結局は東京に戻ってしまうんじゃないか?』という思いが有権者の間ですごくあるわけですよ」

 としたうえで、

 「『やっぱりか』という話になれば、北海道(9区)では勝てない」

 と落下傘候補である以上は、北海道に骨を埋める覚悟であり、国替えはしないとの考えを示しました。

政権交代へ! 
1日1クリック!こっちもクリック!応援お願いします。
  ↓     ↓

  
Tags 第45回総選挙 衆院選 衆院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代 Democratic Party of Japan, 投票の基準 Election, 民主党の政策 誰に入れたらいいか Japan Politics,投票 棄権 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro ,Tokyo,Japan 日本 小沢一郎 公約 だれにいれたら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【保存版】公示前活動の“コツのコツ”

2008年10月24日 23時06分53秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 首相の解散先延ばし戦術が明白になってきました。

 現職の総支部長さん(衆院議員)も、ネットで活躍する支持者のみなさんもみんなイライラしているようです。

 しかし、そういった態度を見せれば、首相もしめしめと解散先延ばし・経済対策という名のバラマキ・しめつけを強化してくるのではないでしょうか。

 むしろ、来年10月まで総選挙を引き延ばされても、日常活動(解散前の活動)で連戦連勝を繰り返して、政権交代する構えで受けて立とうではありませんか。

 第45回衆院選では、「初めて選挙運動などにかかわる」という人が激増するのではないでしょうか。ですから、「何をしたらいいのか?」「公選法違反にならないだろうか?」と思う人も多くなると思います。

 民主党が作成したパンフレット「第45回 衆議院総選挙用 選挙活動コツのコツ」から、あくまで私(宮崎信行)の責任で、公示前に私たち政権交代応援団ができること(やるべきこと)をご紹介します。

 公示の前には「○○候補に1票を」など投票を依頼する行為はできません。でも次の8つの活動は違反ではありませんし、むしろ積極的にどんどんやれます。

 ①紹介カードを書いて友人・知人を候補予定者の後援会に知らせよう

 立候補予定者の後援会のリーフレット(討議資料)などに、紹介者のハガキがあります。選挙区に住んでいる友人・知人の名前や連絡先などを記入し、後援会に紹介しましょう。手元に控えておいて、公示日後に電話で投票先を確認してみてもいいかもしれません。

 ②政治活動用ポスターをどんどん貼ろう

 民主党のイメージポスターや民主党主催の演説会を告知するポスターをどんどん貼りましょう。実は、ポスターで投票先を決めている人は少ないのですが、街にポスターが増えればにぎやかになるし、民主党に対する親近感も増えます。総支部長らの活動にも勢いが出ます。ただし、公的な施設には貼れません。他人の所有物には了承を得てから貼りましょう。それから民主党演説会の告知ポスターは、公示日にははがしましょう。

 電話や手書きの手紙で友だちに候補予定者を紹介しよう

 選挙区ごとの民主党公認・推薦の候補予定者の名前を確認し、電話や手紙で友人・知人に「私は○○さんを支援しています」「私○○さんを大変立派な方だと思っている」「私は民主党を支持している」など自分の考えをどんどん広めましょう。

 ④候補予定者を呼んで話を聞こう

 候補予定者を呼んで、個人やグループでいろいろな話し合いの場を持つことは自由です。候補予定者の政見、抱負、経歴などを聞きましょう。民主党のパンフレットでは、「聞きましょう」と書いてありますが、候補予定者を呼んで、くらしのこと、仕事のことなど「悩みを話しましょう」というのもいいかもしれませんね。

 ⑤後援会をつくって加入を呼びかけよう

 特定の人を支援する後援会をつくることは何の問題もありません。親戚、友人、知人、職場の働く仲間、近所の人に勧めましょう。加入を勧める際には、PR文書の発送、電話での勧誘も可能です。ただし、「○○さんを当選させましょう」などの記載は事前運動とみなされますので、注意しましょう。

 ⑥各種の団体で候補予定者を推薦しよう

 各種の団体(組織)が候補予定者を推薦することは自由ですから、自分の所属組織に推薦について相談してみたらどうでしょうか。各種の団体は、候補予定者の政策などを広く聞く集会、座談会を開くことができます。

 ⑦各種の団体の広報誌に紹介記事を掲載しよう

 推薦を決定した各種の団体は、その団体の機関紙に推薦を決定したことの報告記事、候補予定者の経歴などを載せることができます。会員に候補予定者の政策や経歴を広く知ってもらいましょう。

 ⑧後援会や総支部に資金カンパをしよう

 候補予定者の後援会、民主党の総支部に個人としてカンパすることは自由です。後援会や総支部を資金面で支えましょう。労力を提供することも自由です。

 --いかがでしょうか?

 これらは、今すぐにできる日常活動です。首相と政権政党が解散を引き延ばして時間をつくってくれたのですから、私たちは日常活動で連戦連勝しましょう。

 世の中の雰囲気として、「選挙をすれば必ず政権交代する」と思っている人が多いようです。なぜですか? どんな確証があるのですか?あれば教えてください。注目候補に目がいって、自分の住民票所在地の候補予定者のフルネームを知らない人、まさかいませんよね?

選挙区ごとの民主党公認・推薦の候補予定者の名前リスト

 むこう11ヶ月間、いつ解散・総選挙があっても政権交代ができるよう日常活動をみっちりやっておけば、政権交代は100%実現します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【金融機能強化法案】農林中金めぐり一転して対決姿勢に

2008年10月24日 09時42分54秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め

[写真は民主党金融対策チーム座長の大塚耕平(右)さん、事務局長の大久保勉さん]

 政府・自民党はきょうの閣議で、「金融機能強化法案」を決定し、衆院に提出。来週、趣旨説明をし、審議に入ります。

 15日付日経は次のように伝えています。

(引用はじめ)

 (政府は)10月中の成立を目指す方針だ。民主党は14日の幹部協議で政府案の内容が決まった段階で対応を協議する方針を確認したが、審議の引き延ばしなどはしない見通しだ。

(引用おわり)

 ところが、政府案に農林中金が入ったことで、状況が変わりました。

 「農林中央金庫(農林中金)」は農協グループ・JAバンクの資産運用などをしている民間組織です(以前は特殊法人でした)。3月31日に失効した「金融機能強化法」では国の資本参加の対象外でした。

 農林中金は農民(農業者)から集めたお金を、高リスクの金融商品に投資していました。これがサブプライム・ショックで損をしたようです。このため、農協の全面支援を受ける自民党が政府(金融庁)が作っていた法案に入れさせたもようです。

 農林中金の理事長は農水事務次官の天下りですが、報酬などは非開示。農水省経営局金融調整課長はあまり、農林中金のことに詳しくない様子です。

 民主党はスピーディーな審議をする心づもりのようですが、衆院財務金融委員会で、石破農相ら農水省関係者がきちんと答弁できなければ、審議は遅れてしまいます。しかし、農水省はこの法案の審議に参加するとは予想していなかったのではないでしょうか。来週の衆院は農水省の答弁が混乱する可能性が高いと推測します。

 農林中金の証券投資に関する資料をみましたが、かなり危機感を覚えました。現時点では詳細は省きますが、注目してください。

 当ブログでは、金融に関するエントリーはあまりアクセス数をいただけないことが多いですが、金融機能強化法案については引き続き、コンパクトに分かりやすく追いかけていこうと思います。

 なお、新聞は「公的資金の注入」という表現をしますが、当ブログは「国の資本参加」という表現をしようと考えています。「公的資金の注入」だとお金を“あげる”というイメージですが、実際には、国が優先出資証券を買い取ったりすることで国→金融機関にお金を“流す”というイメージだとの考えからです。

【追記 2008-10-24 22:30】
 初エントリーに「きょう午後の衆院本会議で緊急に趣旨説明、審議入りする」と書きましたが、28日の衆院本会議で首相が出席して趣旨説明と質疑で審議入り、29日の衆院財務金融委員会で質疑することになりました。きょうの本会議は3分間で終わり、驚きました。理由は、ただひたすら私の勘違いによるもので、おわびして訂正します。【追記おわり】


いつもありがとうございます。
そして今日も応援してください!!
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもお願いします。
Tags 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【たわけた先公】河村たかし「やっとかめ」言葉狩り教室を語る

2008年10月23日 23時16分00秒 | 人物


 先週金曜日(10月17日)のラジオ番組で印象的な場面がありました。

 関東ローカルの文化放送「くにまるワイド ごぜんさま~」に民主党衆院議員の河村たかしさんが出演しました。

 「ごやっきゃあになります(ごやっかいになります)」の常套句から始まる河村さんは、月1回の“レギュラー・ゲスト”として、国債800兆円の危機感をあおる財務省や議員特権などを豪快に斬りまくります。CM時間が足りなくなりそうになっても、しゃべり止まらない河村さんをなだめて、必死にCMに行こうとする野村邦丸アナウンサーとのやりとりは毎回、笑えます。

 午前8時半、この日の放送はちょっと違った雰囲気で始まりました。

 直前の番組は私と同じ下町生まれの吉田照美さんが担当しています。照美さんは関東ラジオ界の“横綱”です。新しくアシスタントに付いた女性アナウンサーが福島・会津にゆかりがあるということで、「○○は“会津弁”ではなんて言うの?」と矢継ぎ早に質問。いつもながらの小気味の良さで、「それでは今日のゲストの河村たかしさん、○○は名古屋弁ではどう言うんですか~?」と番組をバトンタッチ。

 ところが、邦丸さんが番組をスタートするのを制した河村さんが「ちょっと今のアナウンサーの方に申し上げますがね~~」としゃべり出しました。

 「名古屋弁というのはないんですよ。名古屋ことばっていうんです。標準語と方言ではなく、共通語とお国ことばなんです」と持論を展開しました。

 河村さんは衆院逓信委員会(現在の総務委員会)でNHK会長に質問した成果で、現在、NHKでは「標準語」とは言わずに「共通語」と言うことなどを披露しました。

 邦丸さんが機転を利かし、番組は急きょ、「お国ことば」をテーマにメール・ファクスを募集しました。

 8時台後半は、金融危機を分かりやすく解説した河村さん。

 この後、「お国ことば」をテーマにした投稿が集まり、邦丸さんが軽快に読み上げていきました。

 「名古屋に住んでいたころ、驚きました」という投稿。名古屋地方でとても有名だというアナウンサーの名前を挙げた上で、

 「いつも、番組でやっとかめと言うのに面食らいました」。

 「やっとかめ」は広辞苑にも載っていて、「(愛知・岐阜県で)久しぶり」という意味だそうです。河村さんによると、「やっとかめ」は漢字では「八十日目」と書くそうです。

 末広がりの「八」(や)+「十日目」(とおかめ)=やっとかめ。八十日ぶりに会うから「やっとかめ(久しぶり)」。

 私は初めて知ったのですが、実にすばらしい日本語です。

 河村さんは「やっとかめ、といえば、学校のころ、先公がよぉ!」と国会議員からはあまり聞かれない「先公」という言葉を使い、思い出を語りました。

 ある時、教師が黒板に次のように書いたそうです。
           
  ×やっとかめ   


 教師は「みなさん、きょうからやっとかめという言葉を使ってはいけません」。理由は「名古屋でしか使わない言葉だからです」。

 河村さんの心の中は土砂降りだったようです。邦丸さんが話を引き取った後も、マイクの向こうから「とんでもねえ。たわけだ」という河村さんの声が聞こえました。

(ラジオ部分のやりとりは記憶から再現しました)

 河村さんの愛知1区には、JR名古屋駅、県庁、市役所、名古屋城があります。【追記】JR名古屋駅は愛知5区です(コメント欄参照)、訂正します。【追記おわり】

 河村さんは著書「おい河村! おみゃぁ、いつになったら総理になるんだ―反骨のサムライ世直し十番勝負」の56~58ページで学校教育を次のように振り返っています。

(引用はじめ)

 [“日本は犯罪国家だ”という「左翼教育」に洗脳されていたワシが今言いたいこと]

 (略)

 ワシらのように団塊の世代の人間というのは、“日本というのは過去に侵略戦争をして大陸で殺人や強姦から略奪からありとあらゆる犯罪を犯してきた、恥ずべき民族だ”ということを学校の先生によって、徹底的に教え込まれたのである。(略)

 アメリカが広島・長崎を落としたおかげで、どうにか終戦を迎えられたというわけだ。(略)

 学校では左翼教育がすべて、他はないとセンセイは言っていたし、事実それが試験にも出た。

 “右でも左でも関係ない。こういう話がある”ということを子供たちに教えて視野を広くしてほしかった。それがあの当時、教師だった人々にワシが言いたい唯一のことである。

(引用おわり)

 日教組(日本教職員組合)の解体をさけんだ威勢のいい国交相が話題になりました。民主党は4人ほど日教組出身の参院議員がいますが、様々な考え方の集合体=徒党(Party)です。民主党が日教組の言いなりであるかのようなイメージは、プロパガンダ(政治的宣伝)です。

 ことしのノーベル賞受賞者4人のうち、3人が名古屋大学にゆかりがあることが話題になりました。優秀な人材を輩出し続ける名古屋の玄関、新幹線・名古屋駅には「胴上げ禁止」という看板があるそうです★★要確認★★。ホームの胴上げが春先の風物詩になってしまい、危ないからJR東海がこういう看板を出したようです★★要確認★★。

 私は生粋の東京っ子ですから、早大在学中、郷土愛の強い地域の出身者から噛みつかれることがよくありました。名古屋周辺もそういう傾向がありました。

 そういう交流の中で、私は件の「胴上げ禁止」を知りました。名古屋自慢と東京けなしを続ける友人にその話をむけると、「友人の門出を祝うために、愛知中から名古屋駅に集まるんだよ」とご満悦。そこで私が、「なぜ東京の大学に行くことがそんなにめでたいのか?」「なぜ上りホームにだけ看板があって、下りホームにはないのか?★★要確認★★」と反撃すると、たいてい黙り込んでしまいました。

 皮肉にも、国交相は日教組批判の材料として「全国統一学力テスト」を引き合いに出しました。「全国統一」の錦の御旗を振りかざすことこそ、「国土の均衡ある発展」の発想にほかなりません。その国交省の外局として10月1日、観光庁が発足しました。3泊4日で十分な画一的な風土をつくりだした自民党に何を期待すればいいのでしょうか。

 人より道に税金を使う自民党。優秀な人材はクルマと新幹線と飛行機を使って東京に集まっています。いわゆる「ストロー現象」です。

 「ナイター中継終了の時間ですが、一部の地域を除き、延長してお送りします」という日本“テレビ”放送網系列のアナウンスの「一部の地域」だという劣等感で、東京に出てきたという話をよく耳にしました。

 名古屋組など大志を抱いて東京に出てきた人たちと違い、こういった「一部の地域」組は、東京であまり成功していない傾向があるように何となくですが、感じます。

 故郷のことばに誇りを持てない人の存在が、日本文化を衰退させ、日本語の乱れを生んでいるのではないでしょうか。八十日目ぶりに会うから、やっとかめ。漱石の「二百十日」「彼岸過迄」に通じる美しい響きです。こんなきれいな日本語にもっと早く出会いたかったと思います。「国土の均衡ある発展」という自民党53年長期独裁政権こそ、「×やっとかめ」という言葉狩り教室を生み出したのだと考えます。解体すべきは自民党です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民主党、第2次公認決定 海江田さん、末松さん、斉藤進さん・・・

2008年10月21日 18時58分50秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 民主党は21日、公認内定者(68人)のうち、33人の第2次公認を決定しました。これで民主党は公認と推薦(国民新党、社民党、新党日本、無所属)あわせて、245選挙区で候補者を擁立。残りの公認内定者34人は3次公認をめざします。

あなたのまちの民主党の公認候補者はこちらをクリックしてご覧下さい!!

 第1次公認者191人のうち、既に前田雄吉さんの公認を取り消しました(本人の申し出による不出馬→公認返上)。

 この190人に加えて、本日は33人を追加し、公認は223選挙区となりました。このほか、社民党11人、国民新党8人、新党日本1人、無所属2人を推薦しています。

 現職でありながら第1次公認に漏れた(鬼小沢事件)、東京19区の現職、末松義規(すえまつ・よしのり)さんは発憤して、第2次公認を勝ち取りました。もちろん小選挙区で勝たなければ、元の木阿弥。神奈川8区の現職、岩國哲人(いわくに・てつんど)さんは、今回も公認から漏れました。

 新人では、静岡3区の小山展弘(こやま・のぶひろ)さん、静岡8区の斉藤進(さいとう・すすむ)さん、東京4区の藤田憲彦(ふじた・のりひこ)さん、東京14区の木村剛司(きむら・たけつか)さんらが2次公認を得ました。・・・というより、何でこの人たちが1次公認から漏れたのでしょう、どんだけ厳しいんだ、鬼小沢!!

 千葉5区の元職、村越祐民(むらこし・ひろたみ)さんは「小選挙区での勝利の見込みが薄い」「地元に他に有力な人がいる」ことから公認内定を取り消しました。1ヶ月間村越さんの運動をみた上で、再度判断する、としています。村越さんを除く公認内定者は34人。
 
政権交代でもう一度輝いていた日本へ!

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもクリック

Tags 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たった一つの選択肢 

2008年10月19日 18時18分09秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 19日放送「新報道2001」が発表したFNN産経トレンド調査で、自民党と民主党の数字が逆転しました。麻生内閣の景気対策優先路線が功を奏しました。

 ここで私たちは一つ、冷静に考えなければなりません。

 それは、第45回総選挙の争点は何か?ということです。

 年金、高齢者医療、食の安全、食料自給率、少子化・・・

 そんなことはどうだっていいんです!

 第45回総選挙の争点は、

①これからも政権交代のない日本でいい

それとも、
②これからは政権交代のある日本にする

 この選択肢しかありません。

 この選択肢をもっともっと社会各層に浸透させるうえで、有効なフレーズがあります。

 「みんな言ってるよ」

 です。

 例えば、
 「政権交代しないと子育てできないって、うちの子供たちはみんな言ってるよ
 「政権交代が必要だって、頭のいい人はみんな言ってるよ
 「政権交代しないと廃業だって、農家の人はみんな言ってるよ
 「政権交代しないとマジヤバイって、若い子はみんな言ってるよ
 「政権交代しないと仕事を続けられないって、介護士さんはみんな言っているよ

 この言葉が説得力を持つのは、デジタルディバイドが深刻な社会になっていることの裏返しですから、心苦しさを感じます。でも、心苦しかろうと、本質を見失うわけにはいきません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小沢さんは甘い物好き「年を取ると、子供に戻るんですね」

2008年10月19日 17時23分19秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 小沢一郎さんがアメーバブログのインターネット番組「AmebaStudio 世界の1/2は女の子~ニチゴジ~」に出演。

 番組の冒頭、上原さくらさんお手製のケーキに舌鼓を打ちました。

 上原さんから「甘い物は好きですか?」と聞かれた小沢さん。

 「お酒を飲み始めてからやめていたんですけど、年をとると子供に戻るんですね」とにっこり。ケーキをほおばり、「ああ、リンゴが入っているんだ」と大喜びでした。

 アメーバスタジオというと、表参道の原宿駅寄りにあるスタジオだと思います。いっぺん前を通って「これは何だろう?」と思ったんですが、こういう番組をやっていたんですね。

 番組は午後5時45分まで。その後も、ビデオで見られるようです。

関連URL
 「Ameba(アメブロ)」 http://ameblo.jp/
 「Ameba Studio(アメスタ)」 http://studio.ameba.jp/

政権交代=二大政党制をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。応援お願いします<(_ _)>
1日1クリック!  こっちもクリック
         
  
Tags 第45回 衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本 小沢一郎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解散先延ばしで民主党、逆転許す

2008年10月18日 11時48分32秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め

 日本の報道機関で、世論調査を面接方式・戸別聞き取りで実施しているのは、読売新聞社と時事通信社です。

 「面接だと支持政党は言いにくいのでは」と言う人がいますが、「(支持政党は?)民主党です」「それはなぜですか?」という深い調査をするには面接方式が優れています。

 このところ読売新聞社の調査結果が自民党や内閣に有利な数字が出ることが話題になっています。先日、回答者の層別分析が出ていましたが、やはり回答者は高齢者が多く、とくに女性に関しては、専業主婦が圧倒的に多くて面食らいました。

 5大紙・共同・時事とNHKの7社の世論調査に加えて、Yahoo!などのインターネット調査を加えて判断した方が良さそうです。今後、何らかの方向性を発見したら、このブログでも書いていきます。

 10月10日(金)とその後の3連休に実施した時事世論調査は真剣に受け止める必要があります。

(引用はじめ)
 次期衆院選の比例代表で予定している投票先について、自民党を挙げた人は前月比3.0ポイント増の31.8%だった。民主党は同0.5ポイント減の30.8%。自民が民主を逆転したものの、差はわずかで拮抗(きっこう)している。(引用おわり)

 「差はわずか」という表現は、時事が統計の誤差を考えて入れた「保険」でやはり、民主党が落ちたと思います。

 想定された
10月3日(金)の衆院解散が先送りになり、日常活動に一服感が出たのではないでしょうか。

 民主党
岡田克也さん昨日付エントリーで「全国応援回り」を振り返り、「若干、解散が少し延びたんじゃないかと思っているのかもしれません、あるいは数字が良かったのかもしれませんが、候補者本人が少し緩んでいるなと、そう感じさせる選挙区もなきにしもあらず」と指摘しました。

 そして、このような状況について、「やはり選挙というのは非常に微妙なもので、本人が緩んでしまうと、それがあっという間に周りに広がってしまって、結局取り返しのつかないことになってしまうわけで、全国の候補者はいまこそ必死で頑張って戦うべきだ、訴えるべきだと、そう思っています」としました。

 もちろん岡田さんも、「気を抜かずに、しかし適宜休みを取りながら、全国1人でも多くの選挙区を回っていきたいと思っています」
としています。

 自民党衆院議員は「365日24時間働いています」と言いますが、これは嘘です。自民党政治家の発言が信用されなくなったのは、人間としての前提から嘘をつくからです。

 一方、民主党議員は「きょうは宿舎でゆっくりさせてもらいました」と人間として当然のことをしっかりブログに書くようになり、若い世代を中心に好感をえています。

 小選挙区で2連勝の新潟4区の
菊田真紀子さん(きくた・まきこ)さんも、国会閉会後1ヶ月経った、7月17日付の「まきこのブログ」に「お休みをもらい、大好きな台湾の高雄市へ、女性議員有志5人で二泊三日の旅に出かけました。エステ、マッサージを受け、長丁場の国会の疲れをリフレッシュ!!よく飲んでよく食べて体重も増えパワーアップ!!」と書いて好感を得ました。

 日中(新潟・中国)交流のイメージが強い菊田さんですが、台湾にゆかりのある女性議員もいることで、のんびりできたようです。衆院厚生労働委員としてのぞんだ9ヶ月にわたる越年国会のストレスを完全に(?)発散できたようです。

 新聞社政治部記者は金融機能強化法案(の復活および一部改正案)の重要性に気付いていないようです。民主党の大塚耕平さん(金融対策チーム座長)らが提唱しました。私は金融機能強化法成立前の衆院解散はおそらくないと考えています。この法案の成立で中小金融機関の資本強化策をとらなければ、麻生首相が解散を引き延ばしている意味がないと思われます。確実に政治日程に入れておかなければならない法案です。



 上の写真のように踵を少し浮かしたいつでもスタートできる姿勢をとることが大事です。

 それと、麻生首相を舐めない方がいい。衆参の予算委員会の審議をずっと聞いていましたが、かなりの経済通です。ちまたの関心は、国際金融ではなく、年越しの資金繰りです。最近は運転資金名目ではまったく貸してくれない状況だと聞いています。庶民(事業主)目線での発言を民主党はしないといけません。それをできる議員はどんどん発言してほしいし、それができない人(かなり多いですから心配しないでください)は、「耳を傾ける」という作業をしてほしい。

 ちょうど10年前、民主党は
小渕内閣を与し易しとしていました。民主党に統合した「民主改革連合」の代表だった笹野貞子・参院議員=現在は政界引退=が1998年8月の両院議員総会で「小渕“おだぶつ”内閣発足バンザーイ!」とやってやんやの喝采を受けました。支持率20%に満たない小渕内閣で、次の総選挙で政権交代は確実だと私も思っていました。しかし、小渕内閣は民主党の金融再生法案を、“丸飲み”して閣法(内閣提出法案)として再提出→成立に成功。自民党の“墜落”を回避し、翌年には公明党と連立し、息を吹き返しました。そして、こんにちに至ります。

 私は危機感を持っています。麻生首相は経済通、油断ならず。総選挙を前に自民党は“しめつけ”を強化しています。私たちは“ひきしめ”を強化しましょう。

政権交代でもう一度輝いていた日本へ!

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもクリック
Tags 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本 

衆院選投票先、自・民が伯仲=麻生内閣支持38.6%-時事世論調査(時事通信) - goo ニュース 2008年10月17日(金)18:30

 時事通信社が10~13日に実施した10月の世論調査によると、次期衆院選の比例代表で予定している投票先について、自民党を挙げた人は前月比3.0ポイント増の31.8%だった。民主党は同0.5ポイント減の30.8%。自民が民主を逆転したものの、差はわずかで拮抗(きっこう)している。一方、麻生内閣の支持率は38.6%にとどまり、発足直後としては安倍(51.3%)、福田(44.1%)の両内閣を下回った。

 衆院選の投票予定政党は、支持政党なしの無党派層で民主(27.7%)が自民(21.3%)を上回っており、これが両党の伯仲状況につながったとみられる。ほかは公明5.5%、共産2.2%、社民1.3%、国民新0.4%、新党日本0.1%だった。

 内閣支持率は、2割台を割り込んだ福田内閣末期からは回復したが、4割を切る低水準にとどまった。汚染された「事故米」の不正転売問題で行政批判が強まったことや、内閣発足直後の中山成彬前国土交通相の辞任、米国発の金融危機などが響いたとみられる。不支持は34.1%。

 政党支持率は自民23.4%に対し、民主14.7%。すべての年代で自民支持が民主支持を上回り、女性は自民支持(22.6%)が民主支持(11.3%)の2倍となった。以下は公明4.3%、共産1.4%、社民0.7%など。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

補正予算が参院予算委で可決 夕方成立へ

2008年10月16日 15時12分49秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め
 平成20年度第1次補正予算が参院予算委で午後3時過ぎに採決され、民主党、国民新党、新党日本、自民党、公明党などの賛成多数で可決しました。午後5時からの参院本会議で可決し、成立する運びとなりました。

 民主党、国民新党、新党日本は、金融危機への対応が必要だとして、総合景気対策を盛り込んだ補正予算を衆参で3日ずつ審議し、スピーディーに可決、成立させ、責任政党ぶりを発揮しました。

 ところで、今日午後の参院予算委員会で日本共産党の大門実紀史さんが、野田消費者担当相に、日本アムウェイとの関係について問いただし、野田さんが口ごもる場面がありました。金銭の授受があったかどうかの質問には調べて後日回答することになりました。

参議院インターネット審議中継
(↓こちらをクリックしてください)


政権交代=二大政党制をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。応援お願いします<(_ _)>
1日1クリック!  こっちもクリック
         
  
Tags 第45回 衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブンブンカウンターを設置してみました【2008年10月16日昼から】

2008年10月16日 14時48分42秒 | その他

 いつもありがとうございます。

 当ブログの左上のところに、「ブンブンカウンター」というのを付けてみました。
 「goo」と提携している「BlogToy」のサービスです。
 こうして作業している間にすでに13アクセスになっています。ありがとうございます。



 これとgooアドバンスのアクセス解析と合わせて、良いブログをつくる材料にしようと思います。

 gooのアクセス解析は、どんな検索ワードで当ブログに来てもらったかを把握できます。

 「福田衣里子」「三村和也」「山尾しおり」の検索ワードでほぼ連日訪問してもらっています。

 一方、自民党に関するエントリーはアクセス数が少ないです。やはり同党そのものへの関心が薄れているんだと思います。

 もちろん、読者の方の名前だとか、アドレスなどの個人情報が見えるわけではありませんから、ご安心下さい。

 これからもよろしくお願いします。

政権交代でもう一度輝いていた日本へ!

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもクリック
Tags 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民主党、“マル特融資”10年ぶり復活迫る 中小企業の年末資金繰りが改善か

2008年10月15日 21時10分24秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め

【民主党が金融危機対応案を決定】

 民主党はきょうの政務調査会(次の内閣)で、日銀出身の大塚耕平さん(参院愛知)が座長を務めた金融対策チームがまとめた金融危機対応案を了承しました。

 この中に次の一文があります。

(引用はじめ)
2.信用収縮対策(企業対策)
(1)企業の信用(資金繰り)対策として、公的金融の拡充を行う。1998年度に実施した中小企業金融安定化特別信用保証制度を復活させ、原資3,500億円で与信枠(信用保証枠)10兆円の拡充を行う。(引用おわり)
 
 つまり、10年前に“マル特融資”と呼ばれた「特別保証」(中小企業金融安定化特別信用保証制度)の復活です。

 最近の金融機関は中小企業への融資姿勢をますます厳しくしています。運転資金名目ではなかなか借りられない深刻な状況になっているようです。年を越せないとの不安を持つ中小企業主が多いようです。

【マル特融資の10年ぶりの復活で中小企業は年を越せる】

 マル特融資(特別保証)とは何かかんたんにご説明します。

自治体の制度融資とは(リンク先は東京商工会議所のHPです)。

 自治体には制度融資というしくみがあります。その名の通り、自治体の制度ですが、自治体があっせんし、銀行がお金を貸すので、「あっせん融資」とも呼ばれています(このエントリーでは、「銀行」という言葉を「金融機関」という意味で使います)。

 中小企業は自治体の経済課と相談しながら申込書を書き上げていきます。このとき、自治体ごとに使える銀行の一覧表がありますから、その中で、自分が好きな銀行を選んで、申込書に記入します。経済課にはんこをもらって銀行にいけば、銀行から融資を受けられます。

 このとき、信用保証協会に保証してもらいます。言ってみれば、協会に“連帯保証人”になってもらうということです。例えば神奈川県には、「神奈川県」「横浜市」「川崎市」と3つの名を冠した信用保証協会がそれぞれあります。どんな都道府県でも必ず1つ以上の信用保証協会があります。銀行には利息を払い、信用保証協会には保証料を払います。かなり有利な条件でお金を借りることができます。

 中小企業主は自分の口座にお金が振り込まれたら、それで商品を仕入れたり、事務所を借りたりします。商売が軌道に乗ったら、元金+利子+保証料を返していきます。仮に商売が上手くいかず、お金を返せない(融資が焦げついた)場合は、信用保証協会が代わりに払います(借金の肩代わり=代位弁済)。

 マル特融資では、このときの信用保証協会の審査がやさしくなります。審査がやさしくなることで代位弁済が増えますが、それを見越して、国が税金で3,500億円を用意しておくということです。

 そうすると、仮に返済が滞り融資が焦げ付いても、保証協会が代位弁済してくれますから、銀行は、安心してどんどん中小企業に融資することになるでしょう。

【マル特融資が始まった日の取材の思い出】

 マル特融資は1998年秋の第143臨時国会(いわゆる金融国会)で、民主党(菅直人代表)が国会に提出した「金融健全化法案」に盛り込まれた政策で、拓銀、日債銀、長銀が相次いで破たんした戦後最大の金融危機から中小企業を救った“良薬”です。

 私は同年9月1日、政治部から横浜支局に異動しました。マル特融資が始まった10月1日は、はじめての経済取材に悪戦苦闘していた時期です。マル特融資の記事を書くために、朝早く、横浜市役所別館の会議室に設けられた窓口に行くと、紺スーツ姿の若者数十人が行列をつくり、書類にはんこをもらうのを待っていました。

 支局に帰ってから、経済部出身の支局長に聞いたら、「それは、みんな銀行員だよ」と言われてびっくりしました。市の金融担当課長に電話したら、「その通りです」と言われました。

 銀行は事前に、中小企業主に「借りてください」と頭を下げてお願いして、必要な書類もほとんど銀行が用意していたのです。つまり、銀行にとっても「焦げついても代位弁済してもらえる」というビジネス・チャンスだったのです。取材の際も、企業の社長さんにマル特融資の話をむけてみると、「あのときは、急に銀行の態度がそれまでと変わって『借りてくれ、借りてくれ』と言ってきたから断ったよ」という声も聞かれました。

 一部の人間によるモラル・ハザードが問題になったとはいえ、マル特融資は金融危機を救いました。

【民主党は政策で勝ち、政治に負けた】

 第143臨時国会では、小渕恵三首相(自民党総裁)が民主党案をほぼ同じ文面のまま、閣法として再提出するという丸飲み戦術をとりました。危機的だった自民党支持率が底を打ち、さらに翌年には公明党と連立を組むことで再浮上。民主党は政権交代のチャンスを逃しました。民主党にとっては政策で勝って、政治で負けたという苦い経験です。

 菅民主党の金融国会での対応については、歴史的に賛否両論があります。菅さんは今でもこのときのことを自画自賛していますが、私は厳しい評価をしています。

参考)第143臨時国会を振り返って 民主党国対委員長 石井一=当時

 そういう意味では、今回の民主党案は一か八かの賭けだと思います。
 政権交代を目前にして、徹底的に政府を批判する戦術もあると思います。しかし、民主党は国民の急場をしのぐために、政府・自民党に10年ぶり2回目の「丸飲み」を迫ることをきょう、決断しました。

 ※おことわり このエントリーでの「マル特融資」とは、1998年10月~翌年3月までの中小企業金融安定化特別信用保証制度(特別保証)のことです。たまに高利貸しや詐欺師が「マル特融資」という言葉を使うことがありますので、ご注意下さい。

政権交代でもう一度輝いていた日本へ!

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもクリック
Tags 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本 金融危機 特別保証 自治体融資 年越し

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民主党、2次公認を近く決定 小沢代表「週内にも」【追記あり】

2008年10月14日 17時42分49秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 民主党の小沢一郎代表は14日の定例記者会見で質問に答え、「今週中にも2次公認を発表したい」と述べ、2次公認を週内にも決定する考えを示しました。

 民主党選対は1次公認から漏れた公認内定者の情勢調査をまとめているようです。 民主党ホームページ内「Who's Who」の公認内定者の紹介頁によると、66人の公認内定者(総支部長)が2次公認をめざしています。

 党員・サポーター獲得目標を達成し、優秀総支部として党機関紙「プレス民主」に掲載された静岡8区(浜松市の一部)総支部長の斉藤進(さいとう・すすむ)さんらが2次公認を受けるでしょう。

 2次公認者には、1次公認の新人・元職と同じく臨戦モードの政治活動費(500万円)が支払われると思います。公認料は解散後に支払われます。

 小沢代表は、「週内」と断定はしませんでしたが、「選挙が近くなったら3次公認」と述べましたので、解散を待たずに2次公認を発表することが確定的です。

【追記2008-10-15 14:00】

 表現の正確さを高めるため、以下の記述を変更しました。

(初投稿時)

 2次公認者には、公認料500万円が前払いされると思います。

(変更後)
 2次公認者には、1次公認の新人・元職と同じく臨戦モードの政治活動費(500万円)が支払われると思います。公認料は解散後に支払われます。 

【追記終わり】

政権交代でもう一度輝いていた日本へ!

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもクリックtag 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解散というのは、首相が有利な時にやる

2008年10月14日 14時15分45秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め

 本質論=岡田克也。迷いが生じたら、岡田克也さんの発言にヒントがあるかもしれません。

 いったいいつ解散があるのでしょうか?

 「解散というのは、首相が有利な時にやるから、追い込まれて解散ということはない」「だから、次の臨時国会でどう闘うかが非常に重要だ

 前のエントリーにも書きましたが、麻生首相が今すぐ解散をしなければいけないということは、憲法、法律、憲政の常道のいずれからしても、根拠はないんです。文藝春秋の論文を除けば、公の場で「解散発言」もしていませんから、政治倫理上も問題ないんです。

 国会開会中はいつでも解散できますから、スタートラインで踵(かかと)を浮かせている必要はありますが、やはり臨時国会での闘いが重要ですよね。


[これは、踵を浮かせながら待機するアメフト選手の写真です。アメフトに興味ない人には伝わらないかもしれませんが(^^;) このようにリラックスしながらも、すぐに動ける姿勢が大事というニュアンスです]

 ちなみに、岡田さんの発言は、7月8日付朝日新聞での秋山訓子記者のインタビューの中で印象に残った部分を取り出しました。3ヶ月前の発言です。

 僕はこういう面からも岡田さんというのぶれない政治家だなと思います。
 そういう意味では、第45回総選挙マニフェストで「5つの約束」には入っていない地球温暖化対策基本法案(岡田法案)が、どのような扱いになるかも注目したいところです。

 政権交代に向けて足を地につけて進まないといけないですね。12日付朝日新聞の1面に顔写真入りで載った「民主・前田衆院議員、マルチ業界から1100万円受領」という記事は、しっかりと対応しないといけないと感じます。違法でなくても、やっぱりマルチやマルチまがいはマズイですよ。政治とは信頼です。間接デモクラシーは、政治家に命を任せてるんですから。愛知県は民主党王国だけに、他の選挙区への影響が懸念されます。隣の選挙区はアニー検事キャラで人気の山尾しおりさん(愛知7区)が公認候補です。「山尾しおり」の検索で当ブログに来ていただく人がない日は一日もないほど、山尾しおりさんへの関心は高いです。

 平野博文幹事長代理が事情の聴き取りにあたっているようですが、厳しい対応を期待します。それ以前に、前田雄吉さんが朝日新聞社の度重なる取材要請に応えなかったという記載が気になりました。一新会にはマスコミに敵対的な姿勢をとる人がごく一部いますが、しっぺ返しが来るからやめた方がいいですよ。

政権交代でもう一度輝いていた日本へ!
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもクリック

tags 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本 前田雄吉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅直人、下町の商店街に登場 「事務次官会議を廃止」

2008年10月14日 11時38分53秒 | 第170臨時会(2008年9月~12月)麻生兵糧攻め
 3連休はゆっくり休ませていただきましたが、民主党代表代行の菅直人(かん・なおと)さんが下町の商店街にやってくると聞いて、これだけは散歩を兼ねて行ってきました。

 東京14区墨田区荒川区総支部長木村剛司(きむら・たけつか)さんと、荒川区議補欠選挙(11月9日投票)の公認候補予定者、中村ゆき(なかむら・ゆき)さんの日常活動を手伝い、「政権交代したら、事務次官会議を廃止する」と述べました。

    
 木村たけつか)さん  荒川区議補選(11月9日投票)予定候補の中村ゆきさん

菅直人、下町の商店街に登場

 ↑クリックしてから、↓読んでください。

 菅さんは、厚生大臣の経験から、週2回(火曜日、金曜日)朝の閣議は「15分から30分のサイン(署名)大会だ」と述べました。月曜日と木曜日の昼休みに首相官邸で開かれている「事務次官等会議」=議長役・内閣官房副長官(事務)=が事実上の閣議になっていると批判しました。

 たしかに安倍内閣が政権のタカ派色を高めるための政府答弁書を事務次官会議を飛ばして閣議にかけたことがありますが、それ以外は知りません。僕が首相官邸を担当していたころは、古川貞二郎・官房副長官(事務)の番記者が各社1任ずついて、事務次官等会議終了後に定例記者会見を開いていました。この会見に出れば、次の日の閣議の内容が分かるし、ベタ記事2、3本は拾えました。

 菅さんは、予算編成は各府省の課単位の積み上げ方式(ボトムアップ)なので、政治家の裁量が少ない。政権交代後は事務次官会議を廃止し、政治家が各府省ごとに大枠をかぶせていく予算編成を導入していく考えを示しました。

 民主党政権では事務次官等会議を廃止する。廃止と言っても現在も根拠法はないそうなのですが、全面的に賛成です。

 それにしても、Youtubeへの投稿ビデオの編集って楽しいですね。みなさんのご意見でブログ更新を休んでいる間に新しい楽しみを見つけました。やっぱ人生楽しまないとね(^_^)v

 で、ビデオをみて気付くのは、商店街を行き交う人が菅さんの顔を見て、「あっ菅直人だな」と認識しているのに、誰も驚いた顔をしていないこと。この辺が東京ですね。そして、相対的にいえば、地方の商店街より景気はいいと言わざるを得ません。これはカメラを通して少し客観的になったから気付くことです。子どもの頃からこの商店街を知っていると、ずいぶんと閑散としてしまったことが分かるんですが。

 東京都連とはいえ、下町ではあまりなじみのない菅さんですが、創価学会員の多いこの商店街でも多くの人が政策に耳を傾けました。木村たけつかさんは良くやっていると思います。ポスターの張ってある場所で、活動ぶりは十分にうかがえました。第一次公認が出なかったのが不思議です。

 とはいえ、東京都連はたるんでいます。何をやっているんでしょうか? 埼玉県連を見習え! このままでは東京都連の低迷で政権交代を逃すことになるでしょう。

 菅さんは演説の中で「東京の25選挙区のうち、15~16ぐらいの選挙区で勝たせてもらったら、政権交代できる」と話しました。認識、目標設定としてはその通りですが、現在のはその半分も難しい情勢です。

 キムタケ(木村たけつか)さんを先頭に火の玉になって闘ってほしいです。

政権交代でもう一度輝いていた日本へ!

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもクリック
tag 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ブログ更新再開】元気出していきましょう!

2008年10月14日 05時00分10秒 | その他

 みなさんの温かいお言葉で、しばらく静養させていただきました。この間、日本ブログ村のランキングはベスト10をキープしたまま。たくさんの方に支えられて果報者です。

 解散引き延ばしで頭に血が上っていたことを素直に反省したいと思います。

 さて、原点と言えば、2007年7月29日の逆転の夏。そして2009年10月までにある総選挙(政権交代)です。

 というわけで、しっかり原点を見つめながら、元気がでる映像を作ってみました。これはいいですよ。元気になりmす。

逆転の夏 2007年参院選

 静養中によく考えたら、憲法、統治法、憲政の常道いずれからも、麻生首相が今すぐ解散しなければいけないという根拠はないことに気付きました。文藝春秋の論文を除けば、公の場で「解散発言」もしていませんから、政治倫理上も問題ないんです。

 国会開会中はいつでも解散はできるから油断大敵。総支部長は“かかとを浮かした体勢での活動”が求められますが、日常活動を積み重ねた一次公認者は、“じっくり仕上げていく”という考え方が必要でしょう。

 第45回衆院選開票速報はNHK総合、ラジオ、衛星、国際放送で、みんなで歴史の証人になりましょう。その日まできっちりと歩んでいきましょう。

 政権交代でもう一度輝いていた日本へ!

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ     
    ↑             ↑
1日1クリック!  こっちもクリック
tag 第45回衆議院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代Democratic Party of Japan, Election, 第45回総選挙 New Komeito 補正予算案 Ldp, Prime Minister,Liberal Democratic Party of Japan,誰に入れたらいいか Japan Politics,投票行動 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro Taro Aso,Tokyo,Japan 日本 国民の生活が第一 日経

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする