宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

きょうでブログ開設10年

2017年08月07日 16時11分54秒 | その他

[写真]国会議事堂の中央部・皇居側にある、常任委員長室の天井とシャンデリア、2017年6月、筆者・宮崎信行撮影。

 当ブログ「宮崎信行の国会傍聴記」は、きょう7日(月)で開設10年となりました。

 感謝申し上げます。

 今後ともよろしくお願いします。

 宮崎信行拝。

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【ブログ開設10年】「ロングテール」とは何か 宮崎信行の国会傍聴記の10年

2017年08月06日 00時11分35秒 | その他

 「ロングテール」(long tail)をご存じでしょうか?

 「ロングテール」とは、「商品売上推移のグラフで、ニッチな商品が恐竜の長いしっぽのように見えることから命名された現象」(最新基本パソコン用語辞典第4版、秀和システム)のことです。

 ブログで言うロングテールは、投稿・公開し、長い年月、中には9年以上経つのに、今でも毎日、数PVから数十PVある記事。

 ブログ「宮崎信行の国会傍聴記」は10年間で、5500本以上の記事を投稿し、今も公開しています。この中で、きょうも、読まれている「ロングテール」10本を紹介します。

 なぜ、ブログでロングテールが起きるのか? これは、ブログというものは、ホームページと違って、新規公開した記事(エントリー)には、固有の新しいアドレス(URL)が自動的に付与されます。このため、新しいアドレスに、「グーグル先生」こと、Google検索のロボット、「グーグルボット」が巡回することになります。私のように毎日更新している場合は、毎日、巡回を受けていること成ります。日々、Google全体のデータベースに何らかの貢献をしているのです。

 この10年間のグーグルの技術は、多くの関係者が思う以上に進化しました。ですから、タイトルに含まれていない、固有名詞の検索で、当ブログを訪れている人もいます。

 ブログの読者は、9割以上既存読者。それ以外の入口は、ほぼ、Googleの検索結果画面です。それが、2017年の現状。9割以上が既存読者なのですから、新規公開記事は、投稿翌日には、PVは半減以下になります。

 しかし、その後も、グラフの横軸(時間軸)が右に行っても、縦軸(PV数)が「恐竜の長い尾のように続く」記事がロングテールです。


 なので、ここに挙げる10本は、すべて投稿時にはロングテールになるとは思っていなかった記事です。この10本について、私がお礼を言うべきは、運とグーグルの2つ。ロングテールには、その後、追記を加えたりして、手直しを入れたりしていますが、ほとんどが投稿時の原文のまま、公開しています。


 「

【訃報】さようなら山本孝史さん がん告白の参院議員 「基本法」残し【追記有】

2007年12月23日 15時58分07秒 | 輪廻転生の政治家たち






 「

タブーとされる「イオングループ」に言及 岡田克也副総理に片山さつきさん 消費税増税で

2012年03月21日 07時15分05秒 | 岡田克也、旅の途中






 「

岡田克也副総理「辞めなければいけない問題ではない」社会の屑ヤクザに関する報道

2012年10月12日 23時53分59秒 | 第181臨時国会(2012年10~11月)友情解散





 「

涙する派遣社員を自民党議員が「早く追い出せ!」「騒ぐな!」 労働者派遣法改悪法案の傍聴席【再追記有】

2015年09月08日 14時35分52秒 | 第189回通常国会2015年安保国会





 「

中野寛成さん初入閣。母ちゃん見てくれこの姿。国家公安委員長・公務員改革担当大臣・拉致相

2011年01月15日 11時02分29秒 | 第177常会(2011年1月)大震災・3党合意





 「

新進党解党史 辛くても書かねばならない

2010年04月15日 15時57分25秒 | 岡田克也、旅の途中





 「

鹿野道彦農相と小沢一郎氏の「知られざる過去」が放送される 新進党解党

2011年02月21日 07時33分42秒 | 宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki





 「

「3・11」で国難を軽減した無名の英雄、徳山日出男さんが国土交通事務次官に昇格へ、の報道

2015年07月11日 15時59分01秒 | 第177常会(2011年1月)大震災・3党合意





 「

山尾志桜里さん(36)が男児出産

2011年01月08日 06時24分09秒 | 人物





 「

◎「連帯保証人廃止」へ 民法改正法案、2015年国会提出へ 2009民主党マニフェスト実現へ

2013年02月28日 18時35分21秒 | 第189回通常国会2015年安保国会






(C)2017年、宮崎信行

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【ブログ開設10年】「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ」菅家伸(かん吉)さん・・・など。

2017年08月04日 17時06分15秒 | その他


●ブログ開設10年。

 ブログ開設10年を前に。

 当ブログ「宮崎信行の国会傍聴記」は、しあさって、10周年を迎えます。平成19年2007年8月7日から平成29年2017年8月7日、そしてこれから・・・ということになります。

●10年間、常にインターネットの最新情勢で変化してきました。

 開設時は「国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行」。SEO(検索エンジンの最適化)をねらって、「国会」ないし「国会傍聴」の文字を何が何でも、左側に出したくて「by」という英語の前置詞を使いました。「下町の太陽」は、「太陽」が、私が民主党員であることを暗示し、また、このタイトルの映画の主役が私と同郷であるという意味合いがありました。ただ、「下町の太陽」はさほど定着せず、私が信仰しないアニミズムを信仰する方を慮り、IC(アイデンティティの統一化)のために、全媒体を通じて「宮崎信行」を左側に出して、宣伝とメディアの信頼性を高めようとして、改題しました。

 3650日強で、1696万PV強、414万IP強となりました。1日平均では、4650万PV前後、1135IP前後で推移しています。

 10年間続けて来て、政治ジャーナリストとして復権を果たせたのと、10人くらいの人と再会したり、出会ったりしました。特筆すべきは、原稿執筆・テレビ出演依頼は、ほぼすべて、このブログに明記したメールアドレスを通じてのものでした。

 ブログ文化は、この10年間、「ミニブログ」と呼ばれたTwitter、「実名だから信頼できる」FaceBookが台頭しながらも、ブログは続いてきました。この間の大きな変化は、Yahoo検索からGoogle検索へと影響力が移る中で、他のブログとのリンクやトラックバックによるSEOが見直されたこともあり、ブロガー同氏が互いのブログに言及しない方向性となったことでしょう。つまり、ほとんど変化していないということが言いたいわけです。

●本を読まずに始める新規ブロガーに懸念。

 さて、この記事で言いたいことは一点。新規ブロガーの中で、あまりにも、本を読まずにブログを始める人が多かったことです。

 例えば、2007年に私は3冊本を読みました。2017年にも私は2冊本を読みました。実際にはそれ以上に読んでいますが、ここでは、2、3冊だけ読んだことにします。

[ブログを始める前、2007年に読んだブログ本3冊]



 まず、ムック(雑誌のような本)で、「みんなのブログ Vol.7 (Impress mook) 」です。この本で比較して、「goo」のサービスを使うことにしました。



 続いて、「できるブログ gooブログ対応 改訂版 (できるシリーズ) 」です。これで、技術的なことを学びました。なお、上記の写真は「gooブログ対応版」を改めて買い求めたときのものです。


そして、「とっておきの秘技 人とお金が集まるブログ作りの秘伝書 」です。これで、SEOを研究しました。

[ブログ開設10年を前に、2017年に読んだブログ本3冊]




「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」 。菅家伸(かん吉)さんが、電子出版したものが、紙の本として数カ月前に出版されたものです。



「プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100 ファンにも検索エンジンにも好かれるブログ運営の極意」。これは、コグレマサトさんとするぷさんの共著です。

 これらの著者である、ブロガーは、みな、ブログ開設10年で、PV数は当ブログの数倍から十倍程度のブログを運営している人です。

 この10年間で、ブログ運営をめぐる技術は発達したことがよく分かります。ただ、ブログ運営そのものはたいして変わりません。

 新規ブログを開設するにあたって、本を読まない人があまりに多い。それは地図を持たずに旅に出ることと同じです。

 出版大国、識字率99%の我が国で、本を読まずに、ブログを始める人が多いことに、この10年近く、懸念を持っていましたので、今回これを強く言いたいと思います。

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安倍晋三首相(自民党総裁)「国民の不信を招いた」と頭を下げて謝罪、「人づくり革命」補職辞令が官報に掲載

2017年08月03日 23時30分09秒 | 第194回臨時国会(国難突破冒頭解散2017年9月)

[画像]頭を下げた、安倍晋三首相(自民党総裁)、2017年8月3日、首相官邸ウェブサイト内動画から宮崎信行がキャプチャ。

 安倍晋三首相(自民党総裁)が、頭を下げる異例の記者会見となりました。

 首相は、第193回通常国会閉会から1か月半経った、平成29年2017年8月3日(木)内閣改造を断行し、第3次安倍第3次改造内閣を発足させました。

●首相の謝罪は異例。

 午後6時からの記者会見で首相は自ら、冒頭発言の切り出しから「森友学園の国有地売却問題、加計学園の獣医学部新設問題、防衛省の日報問題」と名指しし、「国民の皆様から多くの不振を招く結果となった」と語り、頭を下げ、謝罪しました。首相の記者会見での謝罪は異例。

 6月の国会閉会、7月の都議選惨敗を通じて、内閣支持率が2ケタずつ暴落していくことへの危機感の表れです。

●官邸主導の働き方改革担当相が厚労省に乗り込んで第194回臨時国会で関連法案。

 前の内閣で、官邸の「働き方改革実行会議」をとりまとめた加藤勝信さんが、厚生労働省の大臣に横滑り。一方、女性活躍は総務大臣の兼務、一億総活躍は初入閣大臣となりましたので、加藤大臣が官邸から厚生労働省に殴り込みをかけて、第194回臨時国会で、「働き方改革関連法案」を答弁することになりそうです。加藤大臣は、この1年間、答弁に立つことがあまりありませんでした。数少ない答弁では、意外に不安定だ、と私は感じていました。秋の審議は、次の第48回衆院選に向けて、天下分け目の決戦になるかも。

●「革命」担当大臣の補職辞令が官報に。

 文部科学省・学校法人利権に強かった清和会で、厚生労働族議員でもある、安倍首相。国務大臣の補職辞令には、「人づくり革命」という、与党・保守・自民党にはなじまない言葉が載りました。


[画像]29年8月3日付、官報特別号外15号、宮崎信行が部分的にキャプチャし、赤線部分を加筆。

 「人づくり革命」。昨今の官報には、経産省の「第四次産業革命」ということで出てきています。広辞苑によると、「革命」はもともとは「天命が変わること」を意味する易経の言葉。ただ、この文脈ではそぐわず、「revolutionの翻訳語である、被支配階級が支配階級になること」を意味する「革命」であることは明らか。日本同様に二大政党政治の導入が遅れて経済低迷が続いたメキシコも、与党は「制度的革命党」(PRI=現在は改称)でした。長期独裁与党が「革命」を使うのは、国民のガス抜きには良い政治手法なのかも。

●教育族の安倍内閣で、「人づくり革命」「働き方改革」で霞が関流動化も。

 茂木国務大臣の補職は「人生百年時代を見据えた経済社会の在り方を大胆に構想する人づくり革命」担当大臣。マイナンバーと社会保障・税一体改革担当を束ねています。

 文教族は安倍内閣の権力の根城です。第1次安倍内閣は、改正教育基本法や教育再生実行会議をへて、日教組などの権力から、公教育を解放する実績をあげました。しかし、2017年、ついに私学学校法人との長年の黒い癒着が、に明るみに出ました。人づくり革命ということで、文部科学省の仕事を、財務省・経産省・内閣府・厚労省と調整してくるようにも思えますが、「夢をもう一度」ということで、教育・雇用を解散に向けた実績にする場合は、世論が流動化し、それに自民党現職議員たちが気づかない、というシナリオも予想されます。

 いずれにせよ、「改憲のための衆参各々の3分の2」維持と「次の2年ないし4年間の衆参各々の過半数」獲得を天秤にかけることで、首相が判断を誤ることもありそうです。

このエントリーの本文記事は以上です。

(C)2017年、宮崎信行。

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【第3次安倍第3次改造内閣】世襲議員率50%、二世率70%(親が県議除くと60%)自民党高水準も改善の兆し、民主党5%よりはるかに世襲率高い

2017年08月03日 13時40分14秒 | 政権交代ある二大政党政治の完成をめざして

[写真]安倍晋三首相(自民党総裁)、2017年6月、筆者・宮崎信行撮影。

 第3次安倍第3次改造内閣の世襲議員率は50%、二世議員率は70%と自民党政権らしく相変わらず高水準ながらも、小選挙区制・公募制によりやや改善の兆しを見せました。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、昨夏の参院選後から1年ぶりに、平成29年2017年8月3日(木)内閣改造しました。第3次安倍第3次改造内閣となりました。このメンバーで、予算・税制の概算要求、第194回臨時国会、第48回衆院選に突入します。

●世襲議員率は50%(安倍首相含む)で、麻生内閣の67%からは改善、民主党野田内閣は僅か5%だった。

 閣僚(安倍首相や公明党出身者含む)20名のうち、二世議員は12名、世襲議員は10名となり、世襲議員率は50%と高率でした。

 当ブログ内で以前に計算したときは、下野直前の麻生内閣が「麻生内閣の世襲率は67%、二世率は83%に上昇」。民主党政権の野田内閣では「野田改造内閣の世襲率5%で横ばい、二世率33%」となっていました。民主党の「5%」に比べれば、今度の内閣の「50%」は高率ですが、21世紀自民党では、改善の兆しが出てきました。

 当ブログは、世襲議員の定義を、「選挙区(分割、参議院含む)を親(祖父・義父・養父)から継承した議員」、二世議員の定義を、「親が国会議員だった議員」と定義しています。この定義で行くと、世襲率50%、二世率60%。ただ、私は過去に親が県議・首長も二世に含めて計算しています。麻生内閣のときに「二世率83%」と計算したのと同じ計算式では、今度の内閣の二世率は70%となります。

 このため、麻生太郎副総理と、野田聖子総務相は、先代の引退から間をおいて立候補しているので、「二世議員だが、世襲議員ではない」と定義しました。松山政司一億総活躍相、小野寺五典防衛相は、県議や首長の親(義父)を持ちます。このため、この4名を「二世議員だが、世襲議員ではない」と定義して計算すると、今度の内閣は「世襲率50%、二世率70%」となります。

●親が地方議員・首長を含めると、自民党幹部は100%二世になってしまう。

 これを、与党自民党の「総裁・副総裁・党幹事長・総務会長・政調会長・選挙対策委員長」の6名にあてはめると、世襲率67%、二世率はなんと100%となります。

 ただ、今後は親が県議は二世としない方向で計算したいと思います。

 盲点は、参議院東京選挙区(定員5ないし6名)で、原元参議院議長から娘婿の中川雅治さんが世襲しており、環境相となりました。また、加藤厚労相も娘婿ですが、娘婿は2人とも大蔵官僚出身ということになります。

 中選挙区から小選挙区にかわる過程で、親の引退よりも前に分断地盤から立候補した河野太郎さんが外相となり、これは世襲の強みです。

●とはいえ、自民党も小選挙区公募制で、改善の方向で、たたき上げの斎藤農相は58歳で初入閣。

 「非世襲で非二世」の叩き上げは、8名。うち親(義父含む)が県議・首長を除くと6名。公明党を除くと5名になります。とはいえ、1959年生まれの斎藤健農相が初入閣、1960年生まれの小野寺さんが再入閣となりますので、小選挙区で自民党も人材面では間口が広がったといえそうです。

●それでもたたき上げは大変だ、松山一億活躍相の支部は、立候補前後に「松山姓3名」から3800万円借り入れて、今でも2900万円残る。

 松山一億相は、参議院福岡選挙区(定数2ないし3)で当選3回。福岡県公報では、自民党福岡県参議院第3選挙区支部の政治資金収支報告書は、2005年12月31日付まで遡れます。このとき、父親で県議だった、松山譲さんが1250万円、その他の松山姓の人物が1250万円前後ずつ貸し付けています。松山姓が合計3800万円貸し付けています。それから10年以上経ちましたが、直近でも、2900万円(松山政司さん本人は除く)。自民党もすそ野が広がりましたが、それでも、福岡のような大きな選挙区から参議院に出るには、大変だなというところです。

●民主党内閣の世襲率5%は忘れないでほしい。

 民主党内閣は世襲率が5%でした。民主党菅直人首相(代表)は「菅奇兵隊内閣」と名付けました。世襲議員でなくても、親は立派な人が多く、東大総長、流通最大手創業者、造り酒屋社長、校長、渡辺美智雄後援会長など多士済々でした。世襲でないから、立ち居振る舞いが不安定に見えるという面があったわけで、それで叩くのは、日本人は陰湿だなと感じることもありました。もう昔の話です。

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地域経済活性化支援機構法を改正して5年延長する法案、2018年通常国会に提出へ、金融庁、ゆうちょ銀行巻き込みも

2017年08月03日 07時11分28秒 | 第196回通常国会(2018年1月召集)働き方 カジノ

[写真]金融庁が入る庁舎、東京都千代田区霞が関、2015年、筆者・宮崎信行撮影。

 「株式会社地域経済活性化支援機構法改正案」が、平成30年2018年の通常国会に提出される見通しとなりました。

 「機構」を共管する、内閣府・総務省・財務省・経産省のうち、内閣府の金融庁は、法律の有効期限を5年延長し、ファンドとゆうちょ銀行の連携を強化する法改正をめざしているようです。きょう、2017年8月3日付の日経新聞が1面で報じました。

 第2次与党期自民党の麻生内閣は下野直前に、「株式会社地域経済活性化支援機構法」(平成21年6月26日法律63号)をつくりました。今年度(平成29年度)の予算書では、一般会計総則で政府が保証しており、ファンドの総額は、2000億円前後のようです。

 法律にはその第25条第8項に、「再生支援決定は、平成30年3月31日までに行わなければならない」と書き込まれていますが、これを、来年度を含めて合計5年間延長したい考えのようです。ここで、ゆうちょ銀行の巻き込みも図るようで、その改正条項も入るとみられます。

 基金は、出資・融資だけでなく、人材も送り込むとのことで、ここ数年の財政難と低金利による、官民ファンドや政府系金融機関の膨張による「社会主義化」の流れとも受け止められます。

 自治体議会などがかかわるにしても、これから生まれる地元自治体の子供たちの生活がじわじわ厳しくなるような、融資計画をすることは許されません。

 法案は、衆参とも、財金委員会に付託されるとみられ、さほどの対決法案が見当たらないことから、提出されれば、年度内に成立する公算が高いのではないかと考えられます。


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米大統領が戦争に言及、改正自衛隊法第76条第1項第2号で、日本参戦(防衛出動)が現実味

2017年08月02日 21時25分57秒 | 法律の執行状況

 報道(トランプ氏「ICBM開発続けば戦争に」 議員が明かす)によると、トランプ大統領は2017年8月1日=米現地時刻=は、
「北朝鮮が米国を狙った大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を続けるならば、米朝間で戦争が起きるだろう」と語りました。大統領とあった上院議員が、その発言を明かしました。

 これを受けて、ティラソン国務長官(大統領同様に実業界出身の政治キャリア初めて)は、外交努力を続けることを強調しましたが、対話に関して圧力を高めるとの姿勢を打ち出しています。

 仮に、米朝間で戦争が起きた場合は、改正自衛隊法第76条第1項第2号が発動される可能性が高まります。

 これは、2015年9月に強行採決された平和安全法制で挿入された条項。「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃」は防衛出動の要件になりました。よって、ICBNがその名の通り、大陸間を飛んで、米国に着弾した場合も、日本への攻撃と同等になりました。2015年4月の日米防衛協力の為の指針いわゆるガイドラインで日米が合意したものです。

 このほか、ことし国会で承認された、日米豪英などの新ACSAをふまえて、第100条周りの条文で、洋上補給活動なども新しくすることになります。こういったことに関しては、筆者・宮崎信行も、一部賛同できる面はあります。

 とはいえ、戦争で死ぬのはいつも若者です。北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国と我が国は、陸地では隣接していません。戦争法施行からわずか1年5カ月でこのような事態を迎えつつあります。

 2015年4月から9月にかけてのあの騒ぎを見て、2016年7月の第24回参院選で自民党・公明党に投票した、50歳代以上の人は、恥という概念が無いのでしょうか?無いんでしょうね。

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1年前の記事)「7期59歳(当時)」の野田佳彦さんのパワーバランスをくじくため民進党解党論を主張しました。

2017年08月02日 18時11分55秒 | その他
 
◆民進党は解党すべし わずか7期59歳の経済音痴・野田佳彦氏のパワーバランスを崩せ◆
◆野党第1党の党内パワーバランスを壊すべし 7期59歳の野田佳彦さん=写真、都内、2012年、筆者・宮崎信行撮影=は、首相の歳費で住宅ローンを一部繰り上げ返済したスケールの小さい男......
 

 

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