獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

らーめん桃福のみそらーめん

2008年11月19日 | 麺’s倶楽部

   
 本日のランチは、新琴似の人気店「桃福」で食した。
   
 手書きの「めにゅう」が、なんとも味わい深い。外気温が低くなってきたので、カラダを芯から暖めるために、オーダーしたのは「みそらーめん」(700円)である。
   
 私の携帯カメラで取った写真では色味があまり忠実に再現されていないが、スープの黄色味に赤の唐辛子がアクセントを添えて、その外観は極めて食欲をそそる。加えて、ドンブリはかなり大きめである。どっしりと入っているトンコツ系のドロリとしたスープは、まろやかさをたずさえて麺に絡み、旨い。見た目は派手な唐辛子が、あまりでしゃばり過ぎていないのも、好感が持てる。加えて、トッピングされた「柚子皮」が、ひとつのアクセントとなっている。
   
 柔らかで肉厚なチャーシューが、ダブルで投入されているのも、見逃せないチャームポイント。海苔も2枚入りで、メンマもウマい。
   
 麺はけっこう太めである。だが、モチモチ感やツルツル感にはやや欠け、若干粉っぽいテイストだったのは残念なところ。「さがみ屋製麺」の麺を使用しているようだが、同じ「さがみ屋製」でも、もっと私のハートにストライクな麺は存在するので、この麺に関しては、私としては要改良してほしい点だと言っておこう。
 それと、店内の床が、ややべたついていた点も、見直すべきところかもしれない。

 とはいえ、全体としてみれば、このスープの味・チャーシューの質感・多めの量を鑑みると、700円という価格は安いと思う。
 
 実は私は数年前に、職場の仲間7名ほどでこの店を訪れたことがある。その時の印象は、非常に、悪かった。ラーメンが出てくるのが遅い上に、麺ものび気味で、我々はまったくやるせない思いで、帰路についたものだった。
 だが、本日行ったこの店は、あの時とはまったく違った。結構混んでいたにもかかわらず、適正な待ち時間で、適正な茹で加減のラーメンが、リーズナブルといっていい価格で供された。桃福は、私に対してリベンジを果たしたのだ。次回は「しょうゆらーめん」を喰ってみたい。

コメント
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