9月6日に千歳で開催された「フレンチ・ブルー・ピクニック」のレポートも、今夜が最終回。締めを飾るのは「ルノー編」です。
8ゴルディーニ。RRの4ドアセダン。調べてみると、やはり「日野コンテッサ」とはかなり近い血縁関係のクルマなのだった。
4(カトル)は、かなりの台数が参加していた。’92年まで生産されていたが故なのかもしれないが、やはりのそのスタイルが愛されているということなのだろう。日産PAOの元歌ともいえる。
このクルマのボンネットは、前ヒンジで顔ごと開くのだ。知らなかった・・・
シュペール5(サンク)GTターボ。初代を含め、サンクは好きなクルマなのだが、今回出会えたサンクはこの1台だけであった。
初代トゥインゴ。しかし、それにしても、これはどう見てもホンダのトゥデイだ。意固地なフランス人にまで影響を与えた、かつてのホンダデザイン。ホント、あの頃は良かったなぁ・・・
現行トゥインゴは、小股の切れ上がったパリの小娘といった趣で、なかなか小粋である。
ルーテシア(クリオ)。上は2代目で、下は3代目。「クリオ」はホンダが商標登録していたので、日本では「ルーテシア」の名が与えられたというのは、有名なハナシですネ。そういえば、これの初代が「ダイハツ・シャレード」にそっくりだったということを、憶えている方は、果たしていらっしゃるでしょうか・・・
初代メガーヌ。流麗な5ドアハッチ。
様々なバリエーションを持つ2代目メガーヌだが、どれもリヤエンドが個性的で素晴らしい。
特に、3ドアの半月形のリヤサイドウィンドゥは、群を抜いて素晴らしいと思う。いやぁ、いいデザインだ。
そして、今回最も参加台数が多かったのが、カングーである。しかも、このレモン・イエローを纏う個体が圧倒的だった。今や日本では黄色いクルマというのはあまり見かけないのだが、カングーにはなぜかこの色がよく似合う。大昔ですが、「黄色いチェリー」っていうのがありましたネ。
カングーのバックドアは、観音開きの「ダブルバックドア」と上開きの「ハッチバックドア」の2種あるが、やはり後方にスペースを要さずに開閉できる「ダブルバックドア」が圧倒的多数であった。
メガーヌ・セニックRX4。樹脂パネルを多用したその姿は、ホンダ・エレメントに影響を与えたのかもしれない。
そして、真打ちは、このアヴァンタイム!いやあ、とうとう出会えて、私はもう感涙である。
2ドアクーペというよりは、2ドアのミニヴァンなのだろう。
ああ、この幾何学的なテールランプのデザイン・・・まるで、数学の図形の面積を問う試験問題みたいじゃないか!この日の一番の収穫は、このアヴァンタイムと出会えたことだ。
そして、もれなくもらえるおみやげが、「OAウェットティシュ」と「elfのステッカー」。いやあ、いいイベントだった。来年も楽しみですネ。