獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

2011F1モナコグランプリ

2011年05月30日 | CARS&F1

 KERSとかDRSとか、どうも演出過剰じゃないかとかなんだかんだ言いながらも、相変わらずF1を観ている私。昨日のモナコGPも、なかなか面白かった。
    
 まずは、予選。ザウバーのセルジオ・ペレスが、大クラッシュでレース欠場となってしまった。幸いにして、大きな怪我は負わなかったようだ。
 それにしても、このペレスというドライバーは、速い。将来有望である。ペーター・ザウバー伯爵は、いいドライバーを見つけるのが上手い。 
    
 決勝でも、クラッシュ続出で、モナコらしい荒れたレースであった。
    
 だが、力のあるドライバーは、ちゃんと生き残る。
 1位フェテル・2位アロンソ・3位バトンが繰り広げる闘い。だが、心なしか、適度な車間距離を空けつつのランデブー走行にも見えなくもない。
 フェテルはワンストップ、アロンソはツーストップ、バトンはスリーストップと、ピットインの回数通りの順位になっているのが面白い。やはり、モナコはなんだかんだ言っても、抜きづらいサーキットなのだ。
 いつの間にか2位に来ているアロンソは、やはりプロスト的なドライバーだと思う。
    
 トップスリーの順位は入れ替わることなく、フェテルが今期6レース中5度目の優勝。
    
 いやあ、それにしても、フェテルは凄い。セイフティーカーや赤旗に救われた部分もあるにせよ、速いだけでなく、タイヤマネジメントも上手い。セナやシューマッハと同じレベルのドライバーだと思う。ピカイチだ。
 いいドライバーは、デビュー時から光っているものだ。なんてったって、トロ・ロッソ(旧ミナルディ)のマシンで勝った男なのだから・・・
    
 そして、忘れちゃいけないのが小林可夢偉。接触しながらも、フォースインディアのスーティルをパス。
    
 ハミルトンを従えて、堂々の5位チェッカー! 
    
 1~3位はワールドチャンピオンで、4位は去年のウィナーのウェバー。ザウバーのマシンで、それらの猛者に続いての5位なのだから、もう、素晴らしすぎる。
 日本人ドライバーが優勝する日が来るのも、決して夢ではないと思う。いやあ、ホント、素晴らしい。



 モナコといえば、やはり1992年のレースが、今でも鮮明に脳裏に浮かぶ。
 逃げ切ったセナはもとより、ギリギリまで攻めて追突しなかったマンセルが凄い。
 やはり、モナコグランプリは、スリリングで面白い。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

チャロ君写真館 ’14.01.01~’14.12.27

チャロ君写真館 ’15.01.01~’15.12.27

Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

チャロ君写真館 ’16.07.29~’16.12.28

チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

チャロ君写真館 ’19.01.01~’19.09.07

チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30