親分:ハイブリッドで、なおかつ荷物が積めるクルマが登場したなぁ。ウチはキャンプ好きだから、結構気になるんだよ。遠出するなら燃費のいいクルマがいいしな。
ハリー:プリウスαとフィットシャトル・ハイブリッドですネ!購入検討するなら、やっぱ比較試乗すべきですヨ!乗らなきゃ、自分と合うかどうかわからないですから!
≪プリウスα試乗車=S(5人乗り):北海道地区税込車両本体価格252万7300円≫
親分:まあ、静かなクルマだわなぁ。だけど、ハンドルの手ごたえがないなぁ。遊園地の電動カーを、道路で走らせてるみたいだねぇ。
ハリー:私は性能的にはよくわからないのですが、前も後ろも、少し天井が低いかなーと思いましたね。それと車は運転してるって実感出来ないと楽しくないんじゃないかな?うるさくてもゴツゴツしてても、走らせてる実感があれば楽しいのさ!静かだからいいってもんやないやろ?
親分:ハリーさん、過激だねぇ。
親分:メーターが真ん中にあるってのはどうなんだい?確かにフツーのクルマと違うっていう感じだけどな、あんまり見やすくないぜ。俺は好きじゃないな。
ハリー:まあ、これはこれで「21世紀に間に合いました」って感じで、いいんじゃないですかね。プリウス一族の記号として、認めてあげないと。
親分:あとなあ、ハンドルに革が巻いてないのが、イヤだな。俺は汗っかきだから、革巻ハンドルでないと、夏は汗ですべってヌルヌルしちゃうんだ。ジェームスで白い革のカバー買って付けちゃおうかな?
親分:荷物室は、充分な広さだな!テントもターフもBBQコンロもビールケースも、これならガッツリ積めるな!
ハリー:親分の大好きなキャンプも、きっと楽しめますヨ。ワンちゃんも連れていけそうですネ!
親分:今回運転させてもらったのは5人乗りだったけど、7人乗りのヤツも展示してあったな。
ハリー:3列目は、背の低い私達でも乗り降りに手間がかかりますね。と言うか、どこのメーカーでもこの手のクルマの3列目ってのは、あくまで補助イスと思わなきゃダメなんでしょうねぇ。
親分:エクシーガってクルマの3列目はまあまあ座れたけど、この7人乗りプリウスαの3列目は、頭も足もぶつかるな。あくまで緊急用だな。俺が買うんだったら、5人乗りの方にするな。
≪フィットシャトル・ハイブリッド試乗車=スマートセレクション:税込車両本体価格193万5000円≫
親分:シャトルっていうと、俺はやっぱ「シビックシャトル」を思い出すんだよなあ。
ハリー:シビックシャトルよりも、フィットシャトルの方が背が高くて、長いんですね。現代のクルマは、大きくなっちゃいましたよね~。
親分:ハンドルに革が巻いてあるってのがいいな!赤い縫い目も、なかなか粋だな。タイヤの音がザーザーうるさいけど、こっちの方がクルマらしくて、運転して面白いな。
ハリー:メーターも、なんだか夜の遊園地の観覧車みたいで、ムーディーですね!
親分:いやあ、荷物室は広いわ!なんでこんなに広いんだ!こいつぁ、おったまげた!驚き・桃の木・山椒の木だ!このクルマの「センタータンクレイアウト」ってのは、スゴイな。なんで他のメーカーはマネしないんだろうな。ホンダがパテントを持ってるのかなぁ?大したもんだ、あっぱれ!
ハリー:フィットシャトルは外観も内装もいいですね!乗っても広さがあるから心地よいしね。これからはフィットよりもシャトルが主流になるのかな?フィットもコンパクトカーにしては広さが売りだったけど、シャトルはそれをきっちり踏まえて進化してますね!フィットの進化系というの?きっとこれからはシャトル=フィットって感じになるのかな?それとあのメーター周りのネオンが変わるのは、夜に誰かと乗ってそのムーディーさを楽しみたいね!えっ?誰と乗るかって?ハハハ、そんな事、私に聞くのはヤボってもんさ!
親分:教えろよ。誰と、乗るんだい?
ハリー:ところで、この試乗会の帰りに偶然みつけた「よし」だか「たれべえ」だかってお店は、なんだか気になりますね!
親分:なんだか、昭和のエキゾチズムに溢れてるよな。よし!次回の取材は、この店潜入レポートだな!