オージービーフがお得な値段だったので、妻にお願いして夕食はBBQにしてもらった。
やはり、お肉は炭火焼きに限るのだ。
チャロ君もお庭に連れ出した。彼は、ひたすら庭を掘り続け、芝生を穴ぼこだらけにしてしまった・・・
炭火で焼いた肉は、塩コショウで味わうのが一番いい。肉自体の旨みを感じる最良の方法だ。
焼きあがったそれには、フライドガーリックをトッピング。
3枚500円だから、1枚約167円のオージービーフ。とはいえ、十二分にプレミアム感を味わうことの出来た、充実のBBQであった。へっへっへ。
BMWの魅力にノックアウトさせられた後、尾車氏と共に向かったのはルノーのお店である。
最近登場したオープンモデルの「ウインド」。
20年くらい前の「ホンダCR-Xデルソル」に近いコンセプトのクルマだ。
凝縮感のあるスタイルは、なかなか好印象。しかも全幅が1695mmなので、今どき珍しく5ナンバー枠に収まる。
1.6リッターの5MTで税込255万円というのは、なかなか魅力的だ。
ただし、左側通行のこの国で右ハンドル仕様が入ってこないというのは、いかがなものかと思う。
また、シフト前方にある「AUX端子」(赤白のピンプラグ)は、やや時代錯誤な感が否めない。どうせ端子を付けるなら、今の時代なら「USB端子」だと思うのだが・・・
フロントのウインドシールドは寝ており、ウエストラインが高いので、オープンカーとはいえ、やや開放感には欠ける。特に、後方視界には難ありである。
だがその代わり、ラゲッジルームはかなりの広さを確保しており、オープン時にも荷室は浸食されない。ここは美点だ。
・・・とはいえ、今回は運転していないのではっきりしたことは言えないが、私だったらおそらく「マツダ・ロードスターRHT」を選んでしまうと思われる。御免。
そして、新型メガーヌ(GTライン)。CVTで、税込車両本体価格は275万円。
写真で初めて見た時は、スタイリングに関しては旧型よりも後退したように思えた。
だが、実車を見ると、Cピラー周辺の曲面が艶やかで、なかなか魅惑的。
ボンネットのえぐられたような楕円の凹みも、なにかブーメランを思わせ、インプレッシヴである。実車のスタイルは、決して悪くなかった。
遠くない将来、シトローエンの新型C4と見比べてみたいものだ。
そしてこの日、実に印象的だったのが、片目の初代トゥインゴ。
はやく両目をぱっちり見開いて、街中に泳ぎ出てほしいと願う。
本日は尾車氏と共に、BMWの販売店に出掛けた。
最近日本でリリースされたBMWのクロスオーバーモデル「X1」を、体験するためである。
試乗させていただいたのは、「sDrive18i」(2L・FR/6AT:税込車両本体価格363万円)だった。
走りだしてすぐに、このクルマのステアリングが、直進方向にどっしりと据わっていることに気付く。
アイポイントは高めだが、通常のSUVよりは低い。スバルのアウトバックに近い感覚である。
試乗コースは、手稲山のワインティング・ロード。ステアリングの効きは正確で、路面を正確無比にトレースする。インフォメーションも極めて濃密。
ロードノイズは低めで、基本的に静かなクルマだ。
だが、4気筒エンジンの咆哮は心地よく鼓膜を刺激する。エンジン音は、「あえて聴かせる」という演出なのだろうか。そして私は、その演出に参ってしまった。
「引いてシフトアップ・押してシフトダウン」のステップトロニック。
タイムラグは、やはりMT車と比べると皆無ではないが、このロジックはGの動きからいくと理に適っている。
山道を走る際には、積極的にマニュアル操作したくなるトランスミッションだ。
いやまあ、乗る度に、BMWのドライブフィールは私のハートをノックする。
しかも、このX1。3シリーズのセダンよりも価格が70万円以上も安い!
「駆け抜ける歓び」が私の血液を沸騰させる。走りの感覚で言えば、BMW以上のクルマを、私は知らない。まったく、惚れ惚れする。
悔しいので、自分のレガシィ2.0i(5MT)で、同じコースを走ってみた。
久しく回していなかったフラットフォーSOHCエンジンだが、回転フィールも音も良好。スバルのEJ20型もなかなか侮れないということを確認させてくれた。
だがしかし、エコタイヤ「ECOPIA」を履かせているせいか、ロードノイズは高めで、ステアリングフィールはややデッド。
やっぱ、BMWの方が、ちょっとだけ、イイかも・・・ううっ。
昼食に、サッポロ一番の「肉道場 ホルモン焼そば にんにくしょうゆ味」を食した。
1月に食した同社の「肉道場 ホルモンうどん モツ鍋風しょうゆ」と同系列の商品である。
スペックの「味付豚腸」と「魚醤」が、大きな特色である。
別袋は「かやく(フリーズドライ豚ホルモン)」「調味だれ(ソース)」「仕上げの小袋(ガーリックパウダー・唐辛子)」の3種。
フリーズドライのホルモンを容器に開けると、その茶色いカラーが、なかなか食欲をそそる。
試してはいないが、これをそのままつまんでも、「ホルモンスナック」風でウマいかもしれない。
そして、3分後。ホルモンは小さ目ながらも噛みごたえがあり、ちゃんとホルモンしている。
ガーリックパウダー等雑多な旨みの効いた麺やキャベツの食感も上々。いわゆるジャンクフードの類に分類されるかもしれないが、私はこういうモノが大好きである。
暑い夏の午後にふさわしい、エネルギッシュなランチタイムであった。