クレモンティーヌの「アニメンティーヌ」を聴いた時に、真っ先に連想したのが、リジー・メルシェ・デクルーの「ワン・フォー・ザ・ソウル」だった。
その夏の夜を思わせるボサノヴァ系のサウンドに、私は共通するものを感じたのだ。
久々にCDを引っ張り出して、聴いてみた。
このアルバムを頻繁に聴いたのは、大学時代のこと。もう20年以上前のことである。この当時洋楽好きの友人が居て、彼からこのアーティストの存在を教えらえたのだ。
リジーも、クレモンティーヌと同じく、フランス人女性。
今回記事にするために調べたところ、彼女は2004年に47歳の若さでお亡くなりになられたそうだ。
いやあ、まったく知らなかった・・・たしかに日本ではマイナーな存在だったし、最近私自身も洋楽情報のアンテナを張っていなかったこともあり、その事実を知って愕然としたところである。
今宵はリジーのナチュラルでドライヴ感に溢れたサウンドを聴きながら、あらためて、ご冥福をお祈りしようと思う。