札幌ドームで開催された「札幌モーターショー2012」。この手のイベントは、北海道初開催だという。
日曜日、尾車親方と共に見学に行ってきた。
特に、個人的にインプレシッヴだったクルマについて、私なりの感想を記しておこう。本日は「国産車編」をお届けします。
「ダイハツD-X」。そのスペックから見ても、市販されるのが濃厚なクルマで、次期コペンはこのクルマであるとの噂もある。
うーん、どうでしょう。現行コペンのほうが、けれんみが無く美しく、ずっとイイと思うのは私だけでしょうか・・・
iQベースの電気自動車「トヨタFT-FVⅢ」。iQというクルマ自体が、日本においては使いづらい上に、それをEVにしてしまうと、現状では、北海道のような寒冷地ではさらに使いづらいであろう。電気自動車が普及するには、劇的なバッテリー関係技術のブレイクスルーが必要だ。現状では、まさに「未来のクルマ」だと思う。
「トヨタ86」。このオレンジの色は、尾車氏によると、かつてのアルテッツァのイメージカラーだったのだそうだ。
こちらは事実上の兄弟車「スバルBRZ」。私がスバル車オーナーであるということとは別にして、「86」よりも、こっちの方が微妙にイイなぁ。「サテンホワイト・パール」のカラーも、なかなか美しかった。
「スバルADVANCED TOURER CONCEPT」。1.6リッター直噴ターボ+ハイブリッドモーターの組み合わせで、環境性能を謳う。
ガルウイング・ドアっていうのが、モーターショーっぽくて愉しいが、降雨時や積雪時の実用性には、難アリか。
三菱の出展は、やや淋しかった。「MINICAB-MiEV」はイイとして・・・
この「新型ミラージュ」は、いかがなモノだろう。21世紀に販売する新型車とは、到底思えない。1978年登場の「初代ミラージュ」の方が、むしろカッコよく見えたりして・・・
スズキは、やはり「スイフトスポーツ」に尽きる。このクルマは、欧州コンパクト以上のオーラを発散していた。ホント、素晴らしい。
日産は「ESFLOW」と「LEAF NISMO Concept」を出展。
個人的には、「GT-R」を出展してほしかった。この会場にいた方々は、すべて、そう感じたと思う。
マツダは発売したばかりの「CX-5」。
日本でも、ディーゼル復権なるか?要着目である。
ホンダのコンセプトカーは、なかなか現実味を帯びていた。「N CONCEPT-4」は、うまくいけば、「BMW MINI」とか「FIAT500」のような存在になれるかもしれない。
そして、ビート後継車との噂の、「EV-STER」。ホンダさん、期待してますヨ!