札幌ドームで開催された「札幌モーターショー2012」の見聞録。今夜は「輸入車編」をお届けします。
まずは、ドイツ車から。ポルシェのSUV「カイエン」。それのハイブリッド仕様「カイエンSハイブリッド」。
そのお値段はなんと、税込11,020,000円!
410円のキャスターマイルド26,879箱を我慢すれば、このクルマが買える。1日1箱吸うとして、73年ちょっと禁煙すれば、いいワケだ。ううむ。手が届きそうな、そうでもないような・・・
そしてコチラは、5ドアラグジュアリーハッチバックサルーンの「パナメーラ」。時代の流れか、これも展示車は「パナメーラSハイブリッド」であった。
こちらはさらにお高く、税込14,830,000円。100年禁煙すれば、手が届きます・・・
バイエルンの咆哮BMWの「650iクーペ」。Cピラー周辺の処理が、美しく魅惑的だ。
余談だが、坂口良子さんが30年ほど前に乗っていたクルマは、同じようなワインレッドのカラーの、初代6シリーズだったのだ。これ、ホント。
VWの「ザ・ビートル」。最近のドイツ車はどれも幅が広いが、このビートルもその例に洩れず、その全幅は1,815mmに達する。
同行した尾車氏は、「やはり『一輪挿し』が無いのは納得いきませんな。千春の『赤いバラ』と同様に、マストアイテムですよ!」と、熱く語っておられた。
アウディは「A1 SAMURUI BLUE」を出展。
アウディは、なでしこジャパン全員に、「A1」を無償で3年間リース提供するとのこと。太っ腹ですな。
ガルウイングドアのメルツェデス、「SLS AMG」。
どうでもいいことかもしれないが、「AMG」は、「アーマーゲー」ではなく「エイエムジー」と読むのが、正しい。
「smart fortwo electoric drive」。
はたして、幾らで売るだろう。やはり、温暖な都市部でのリース展開が、現実的か。
続きましては、イタリア車。
「フィアット500 BY GUCCI」。ううん。いいネ。
そして、アルファロメオ。ハイパワーモデルの「ジュリエッタ クアドフォリオヴェルデ」。
ううん。こちらも、とても、いいネ!やはりイタ車には、女性が良く似合う。
続きましては、英国車。
実は私が最も注目していたクルマが、この「レンジローバー イヴォーク」だった。
SUVでありながらも、クーペのエッセンスを取り入れた、このデザイン!
1,900mmの全幅は、日本では、実用上難儀する場面が多々ありそうだが・・・
キャスターマイルドを30年ちょっと我慢すれば、手が届きます。
ジャグァーは「XJ Portfolio」を出展。
つるりとしたリヤエンドが、なんとも美しい。欲しくなったら、90年間禁煙しましょう。
最近ボディタイプの増殖が著しいMINI。なかでも、このコンバーチブルは魅惑的だ。
オープンカーてのは、やっぱ、イイんだよねぇ・・・
風の流れをなびく髪で感じ、移りゆく季節を肌で感じ、花粉の飛散を鼻腔で感じる。
ああ、いつの日か、またオープンカーと暮らしたい。
MINIはWRCにも参戦している。ベース車は「COOPER S CROSS OVER ALL4」。
ドライバーは、ソルドとバリオ。すんません、どちらも、知りませんでした・・・
米国フォードのビッグSUV「エクスプローラー」。
フラッシュサーフェス化されたお面に、新しさを感じる。
そして、旧き佳きアメ車のかほりを残す、「マスタング」。私は、さっきまで、「ムスタング」だと思っていた・・・
「ジープ・ラングラー・アンリミテッド」。
このクルマには渋い色が似合うと思っていたのだが、この明るいオレンジも、意外に悪くない。
その日会場に来ていたという職場の同僚女性曰く、「あのオレンジのクルマ、良かったですよね~!」と、非常に高評価であった。
最近日本に導入された、「ジープ・コンパス」。大きさは、初代フリーランダーと、だいたい同じ。
しかもその価格は、300万円を切る!このクルマは、要注目である。ううん、イイね。
とても楽しい札幌モーターショーだったのだが、残念だった点もいくつかある。
それは、フェラーリやランボルギーニ等のスーパーカーに会えなかったことが一つ。
そして、ルノー・プジョー・シトローエンのフランス勢が不参加だったことも、悲しい。
次回は、せめてフランス勢には参加してほしい。そこは、強く要望したい。