獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

札幌モーターショー2014見聞録(輸入車編)

2014年02月17日 | CARS&F1

 札幌モーターショー2014の見聞録。今夜は「輸入車編」をお届けします。


    
    
 まずは、ドイツ勢。
 「BMW i3」は、本年4月日本デビューの、電気自動車。
 欧州製電気自動車の走り味は?そして、最も肝心な、航続距離は?
 そのIT機器のような翔んだデザインに、期待が募る。

    
 「X1」。このクルマ、3シリーズよりも安いのだが、同行した尾車氏は、内装の質感に不満を述べていた。

    
 本国では新型に移行したMINIだが、今回は現行型の展示。
 「COOPER ROADSTER」は、魅惑的なコンパクトオープン。

    
 3ドアクロスオーバーの「JCW PACEMAN ALL4」。
 いやあ、デカい。もはや、「ミニ」ではない。

    
    
 VWビートルは、愛嬌のあるスタイルが好ましい。
 「The Beetle Racer」と「The Beetle Cabrioret 50’s」。
 日本では、ほぼ絶滅したといえる、スペシャリティ・カーだ。

    
 優雅で流麗な2シーターオープン。アウディ「R8 Spyder」。

    
 欧州フォードの秀作コンパクトハッチ、「フィエスタ」。

    
 「クーガ」も、なかなかスポーティ感あるデザインのSUVだ。

    
 進化する生きた化石、メルツェデス「G-Class BlueTEC」。

    
 まったく曲面の無い窓は、修理の容易性を増すためなのだ。
 ハードな場面で使われるクルマならではの、配慮である。

    
 好対照なのが、軟派なメルツェデス「CLA」。
 このクルマは、Aクラスベースの「FF4ドアクーペ」なのだ。

    
    
 サッシュレスドアを持つ、このクルマ。
 かつてトヨタにあった「カローラ・セレス」や「スプリンター・マリノ」に近いコンセプトだ。
 硬軟とりまぜたクルマを淡々とリリースする企業、メルツェデスの底力を感じる。

    
    
 ポルシェも、イメージ不変のまま進化を続けている。
 「911 Turbo S」と、オープンモデルの「Boxter S」

    
 5ドアの「パナメーラ」は、「S E-Hybrid」を展示。
 スポーツカーも、エコを意識しなければ生きていけない時代なのだ。

    
 鮮やかなライム・カラーの、ブレーキパッドが、目に眩しい。


    
 続いて、アメリカ車。
 「クライスラー300」のテールエンドは、まるで日本の社用車のようだ。

    
 その、インパネのイルミネーションの、派手なこと派手なこと!

    
 イタリアのランチアから、アメリカのクライスラーブランドに移籍した、「イプシロン」。
 販売政策上のこととはいえ、やはりこのクルマには、イタリアブランドの方が似合うと思う。

    
 「クライスラー・コンパス」は、アメリカンSUVとしては、コンパクトなサイズ。

    
    
 そして、BIGなSUV。「グランドチェロキー」。

    
 「ラングラー・アンリミテッド」も、そのクラシカルなスタイルが、カッコいい。
 そして、美しい女性に、これまたよく似合う。


    
 イギリスの高級車たち。
 ジャグァーの「XF」は、流麗かつ格調高い、ビッグ・セダン。

    
 同じくジャグァーの「F-TYPE COUPE」。
 日本では絶滅した、ビッグ・ラグジュアリー・クーペである。

    
 ベントレー「Flying Spur」のお値段は、なんと、2280万円!
 中古住宅を買うか、コレを買うかの選択である。

    
 レンジローバー「SPORT」。
 低く構えたマスクが、印象的だ。

    
 そして、私が最も憧れるクルマ、「EVOQUE」。

    
 流麗なスタイルながらも、そこはSUV。
 スペアタイヤ標準装着なのは、コモンセンスである。
 さすがは、ランドローバー!


    
 ラストは、イタリア車。
 「アバルト595」は、猫の皮をかぶった豹である。

    
 色っぽさ溢れる、「アルファロメオ・ジュリエッタ」。
 その三角のフロントグリルは、まさに「バミューダ・トライアングル」!

    
 マゼラッティ「GHIBLI」。
 北方謙三氏も愛した、妖艶なイタリア車。

    
    
 そして、イタリア車と言えば、やはりスーパーカーに尽きる。
 フェラーリは、2台。
 真っ赤な「458Spider」と、純白の「F12Berlinetta」!

    
 ランボルギーニからは、ガルウイングドアの「AVENTADOR LP700-4」。
 環境性能が声高に叫ばれる時代ではあるが、やはり、スーパーカーは、この手のイベントには欠かせない、孤高の華である。


 実に愉しい札幌モーターショーであったが、プジョー・シトローエン・ルノーのフランス勢が不参加だったのは、画竜点睛を欠く感じで、やや残念だった。次回の参加を、期待したい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

チャロ君写真館 ’14.01.01~’14.12.27

チャロ君写真館 ’15.01.01~’15.12.27

Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

チャロ君写真館 ’16.07.29~’16.12.28

チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

チャロ君写真館 ’19.01.01~’19.09.07

チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30