妻より「豆腐と鶏肉とウチの庭で採れたニラを使って夕食を作ってほしい」とお願いされた。
お願いには、従順な笑顔で応えるのが、家庭円満の秘訣である。
例によってネットで検索すると、「豆腐と鶏肉のにらソース」なる、私のニーズにどんピシャリのレシピを発見。
それを参考に、粛々と調理に取り掛かる。
にらは出来る限り丁寧な、みじん切り。
鶏は1センチ角に切り、鍋で茹でる。
鶏が茹で上がったら、にらと共にボウルに投入し、混ぜ合わせる。
冷蔵庫を覗くと「桃屋の穂先メンマやわらぎ」と「ベル おろししゃぶしゃぶのたれ」が余っていた。
なので、それらを調味に使用。
鶏を茹でた鍋の残り湯には、イイ感じで鶏エキスが抽出されていた。
それを捨てるワケにはいかないので、ステーキスパイスとフライドガーリックで味付けし、スープにする。
薬味はもちろん「桃ラー」。
色彩的にも、お味的にも、アヴァンギャルドなアクセントとなったことは、言わずもがなでありましょう。
ワイルドハーツな夕食に、とりあえず、私は満足した。