5月13日 土曜日。
妻が「今日こそは『けせらせら』のラーメンを食べたい!」と、宣言した。
本年4月以降、休業となっていた、このお店。
11時ちょっと前に、我々夫婦はそこを訪れ、お店の状態を確認した。
だがしかしというか、やはりというか。
そこに着くと、案の定、いつもの行列はなく・・・
やはり「都合により、しばらくの間 休業させていただきます。」の貼り紙が貼られたまま・・・(悲)
「しばらくの間」って、いったい、いつまでなんだろう(^^;
この名店は、このままフェイドアウトしてしまうのだろうか。
ううっ。流れ出る涙は、心の汗だ。
なので、先月訪れて好印象だった、石狩市花川南の「らーめんもみじ」で、ランチとすることに。
11時12分に、そこに到着した。
11時13分に入店。
すでに店内は数組のお客さんで賑わっており、我々夫妻は、カウンター席に着席。
5種類ある「みそ」の中から、共にオーダーしたのは「旨辛みそ」(税込820円)である。
そして11時25分。
空腹な私たち夫妻に、幸せを運ぶ丼が、供された。
黒の丼・赤いスープ・白髪ねぎ・糸唐辛子の色彩感が、食欲をそそる。
さがみ屋製麺の麺は、つややかに輝きながら、湯気を解き放つ。
茹で加減・もっちり感・ぷりぷり感・ちぢれ具合・噛みごたえ・・・全てが好バランスで、私好みの仕立て!
ひとくちめはピリッとした辛さを感じさせる、その味噌スープ。
だがしかし、飲み進むうちに、鶏白湯系+果実野菜系のまろやかさが、お口の中を占領していく。
胡麻の風味と、背脂の甘みも、そこにしっかりとブレンドされている。
白髪ねぎは、スープに浸してしっとりさせてからいただくのが、私の流儀。
メンマとキクラゲは、いわゆる脇役である。
そしてそれは、橋田壽賀子ドラマにおける岡本信人氏のごとく、決して欠かすことのできない存在。
しっかりと大きなバラチャーシューは、しなやかで噛みごたえもしっかり。
まさに、これは、こころのボーナス。
まさに「旨辛なスープ」を啜る、レンゲの動き。
それは、もう、どうにも止まらない。
さらには、私に「スープ完飲」を強要する、ひき肉の罠。
そして11時37分。「旨辛みそ」、スッキリ完食です。
これまた、実に、至福の一杯でした(^^)
ちなみに、辛いモノに強いとはいえない妻も、同じく完食しておりました。
次回は「激辛みそ」と対峙し、その手強さレベルを確認してみたいと思います。