その日の夕食当番は、私。
妻よりのオーダーは「コープいぶり鶏」を使って「鶏のから揚げ」を作ってほしいとのことであった。
そこで登場したのが、1996年に購入の「オレンジページ 男が作る 男が食べたい 基本の料理」である。
この本は、世紀を越えた、私の料理バイブルなのだ。
そして、そこには、キッチリと「鶏から揚げ」のレシピが、載っていた。
鶏肉641gは、だいたい4cm角に、切りましょう。
ボウルに卵1個、醤油大さじ1と1/2、ごま油小さじ1、おろししょうが・おろしにんにく・砂糖 各小さじ1/2、塩小さじ1/3、こしょう・味の素 各少々・・・を、混ぜ込んでおきましょう。
そこに鶏肉を加え、約1分手もみし、しかる後に片栗粉大さじ3を加え、全体が混ざるまでさらにもみましょう。
そしてそれを、160℃の油で、まんべんなく揚がるように時々返しながら、5分ほど揚げましょう。
鶏肉が色づいたら、湯温を180℃に上げて、こんがりとしたきつね色になるよう、仕上げましょう。
揚がった鶏は、健康と美容の観点から、油をしっかりきりましょう。
油の温度を計れない私にとって、揚げ物料理は、これまでは非常に高いハードルであった。
だが、我が家のかしこいIHクッキングヒーター「パナソニックKZ-T363S」は、それを難なく計ってくれる。
だからもう、揚げ物なんて、恐くないのだ。
充実の、我が家の食卓であった。