その日も、おひとりさまで孤独なディナー。
おひとりさまディナーといえば、やはり定番は、レトルトカレー。
今回のチョイスは「オリエンタル マースカレー 辛口 レトルト版」である。
本年1月15日に、カルディで税込248円で購入したモノだ。
まろやかさの秘密は、マースチャツネ。
「MARS」は「Mango(マンゴ)」「Apple(リンゴ)」「Raisin(干ぶどう)」「Spice(スパイス)」の頭文字からなる造語なのだ。
私はここで、トヨタの「TEMS」のことを思いだしてしまった。
レトルトパックは、シルバーに輝く、なかなか手の込んだデザイン。
プレゼントキャンペーンのハガキも、封入されていた。
応募には、外箱に印刷されている「オリエンタル坊や」が3個必要とのこと。
締め切りは2018年12月末日とかなり先なので、ひょっとしたら、また応募できるかもしれない。
湯煎して3分後、それはオリエンタルな風情で、出来あがった。
ひと口いただくと、口内には、ちょっぴりピリッとシビれるような感覚が走る。
だがそれは暴力的な辛さではなく、「美しいが手厳しい女性」に、頬を軽くつねられたような、悪くない気分。
基本的にはまろやかで、かつシンプルな旨さの「バーモントカレー系」の味わいだ。
加えて、具材のしっかりとした大きさというか存在感も好ましく、味で積極的に選びたくなるレトルトカレーである。
いやあ、オリエンタル、本当に、あなどれません!