尾車氏がフォード・クーガをお披露目したその日。
私個人は「札幌ラーメンショー」でランチとしたかったのだが、会場は10時半の時点で、すでに大混雑!
なので、緊急協議&スマホでの検索の結果、我々取材班は西区八軒の「らーめん来斗」にて、ラーメンをいただくことに。
11時に、カウンター席に着席。
メニューはいろいろとあるのだが、私の目を魅いたのは、「辛ホルモンらーめん 味噌味」(950円)。
値段はチトお高いが、「らーめんあび」無き今、ホルモンラーメンを喰うなら、今しかねぇ・・・と私は考えたのだ。
そして11時12分。それは、リーズナブルな待ち時間で、供された。
煮卵の黄身のイエロー・ネギのグリーン・辛ホルモンのレッドが織りなすシグナル・カラーが、目に眩しい。
そして、これまた黄色が鮮やかな、和田山製麺の中太ちぢれ麺。
そのウェーヴはスープと良く絡み、つるつるのぷりぷりのもちもち!
まるで人魚のような、あでやかさとぴちぴち感に、私はもはやTKO状態である。
そして、色白の味噌スープ。
白味噌系のまろやかさが、お口の中を幸福という名のオブラートで、湿潤させる。
そこにおろし生姜を溶きいれると、爽快系の辛さがプラスされ、さらにそのスープは輝きを増す。
そしておもむろに、豆板醤系の真っ赤な衣に包まれたホルモンを、スープに泳がせてみる。
そうすると、熱き血潮がそこに新たな命を吹き込み、まろやか辛い情熱的なお味に!
1杯で3度おいしい、この「辛ホルモン 味噌味」。
アーモンドグリコも、ビックリだ。
むにゅっとした噛みごたえが嬉しいホルモンは、まさにこころのボーナス!
黄身のとろみが嬉しい煮卵は、さながら昇るサンライズ!
スレンダーでしなやかなメンマは、やせっぽちのブルース!
そして、ホルモンが入っているのに、チャーシューまでもがざっくりと入っているなんて、これはまさに中華三昧じゃありませんか!
そして11時25分に、丼の底まで、完食。
「激辛」というよりは「旨辛」の、珠玉の一杯であった。
「らーめん来斗」、再訪決定です(^^)