妻が買ってきた「じゃらん11月号」は、「日帰り温泉&道の駅グルメ特集」だった。
それに付いてきたのが、由仁町の「ユンニの湯」の半額クーポン!
「ユンニの湯」には、もう15年くらい前に行ったきりだったのだが、非常に印象の良い温泉だった。
なので、今回このクーポンを活用し、久々に訪問させていただくことに。
夫妻でそこを訪れたのは、先日の日曜日。
自宅からレガシィ2.0i(5MT)を走らせること約1時間。11時57分にそこに到着。
ちょうどお昼どきだったので、まずは腹ごしらえ。
館内の「軽食コーナー」のカウンターに、我々夫妻は着席。
妻の注文は「牛カルビ丼」(税込650円)+「ふっくら肉厚メンチカツ」(税込150円)だった。
そして麺喰いの私は、「もつ煮ラーメン」(税込700円)を、チョイスした。
呼び出し札を渡されて、待つこと約12分。
こちらが、妻オーダーの、「牛カルビ丼」+「ふっくら肉厚メンチカツ」である。
妻曰く、「牛カルビ丼」は非常に美味しかったが、「メンチカツ」は、まあフツーだったとのことである。
そして、私オーダーの、「もつ煮ラーメン」!
そのルックスが、すでに「本格派っぽさ」を醸し出しているのが、おわかりでありましょう。
麺は中太の、私好みな、典型的なサッポロ系!
茹で加減もあんばい良く、のっけから好印象である。
まろやか系濃厚味噌スープは、ニンニク・生姜・糸唐辛子の香味野菜がしっかりと効いており、まさにラーメン専門店顔負けのお味じゃありませんか!
加えて、じつに柔らかい大ぶりのホルモンが、ザックザクとプリインストール!
白菜等の野菜もたっぷりで、栄養バランスにも優れ、私の健康と美容に資する。
そして12時36分に、丼の底まで、完食。
この「もつ煮ラーメン」、本当に旨かった。
「温泉に入らないで、このラーメンだけを喰いにくるのもアリ」かと、思わせるぐらいの水準である。
とはいえ、やはり(半額とはいえ)入館料を支払っているのだから、温泉に入らずに帰るワケにはいきますまい。
12時42分に、私は男湯へ。
そのコーヒー色というかアンバーなお湯は、本当につるつるすべすべで、私のお肌の表面もなめらかな輝きを取り戻した。
じつに、この温泉は、イイ!
お食事のリーズナブルさ&旨さもさることながら、やはりその泉質が、この「ユンニの湯」の人気の秘密なのでしょう。
いやあ、満足、まんぞく!
13時半に、私は温泉から上がった。
風呂上りにいただく生ビールが極上なことは、分かりきっていることではあるのだが・・・
ドライバーである私は、とりあえず、「天然のアイソトニック飲料」である「牛乳」で、ノドを潤す。
そんな私の気持ちをおもんぱかってか、妻も本日は「生ビール」を注文せず、「水」で我慢してくれたのだった。
13時52分。
帰宅しようと表に出ると、なんと出入り口横で、焼き鳥を炭火焼きしているではありませんか!
それはけっこう大ぶりで、しかも1本100円とのこと。
「まるで三笠の道の駅のやきとりみたいですネ!」と、焼き手のお兄さんに話しかけると、彼は「よく言われるんですヨ」とはにかみながら答えたのだった。
とりあえす4本購入し、車中で妻と2本ずつ、いただいた。
肉厚で、ぷりぷりで、んまかった♪
帰宅する道すがら。
時間的余裕があったので、長沼町の「Cafeインカルシ」で、お茶にすることに。
14時18分に入店。
我々夫妻は、ともに「インカルシ ブレンドコーヒー」(税込500円)をオーダー。
とても落ち着いた雰囲気の、心やすらぐカフェである。
また、そこからの眺望が、また素晴らしい。
オーナー女性によると、天候に恵まれた日は、樽前山・恵庭岳・藻岩山・三角山・手稲山を望むことができるのだそうだ。
赤い色の薪ストーブが、これまたクラシカルで、このお店の安らぎ空間を演出してくれる。
お水をひとくちいただくと、そこにはほのかにレモンがかほる。
深く瑞々しい味わいのコーヒーには、デフォルトでクッキーが付いてくる。
上質でゆったりとした午後のまどろみに身を任せ、時間の流れ方までもスロウに感じられる。
じつに、充実したひとときであった。