その日の夕食当番は、私。
妻よりのオーダーは「コープいぶり鶏」を使って「鶏のから揚げ」を作ってほしいとのことであった。
そこで登場したのが、1996年に購入の「オレンジページ 男が作る 男が食べたい 基本の料理」である。
この本は、世紀を越えた、私の料理バイブルなのだ。
そして、そこには、キッチリと「鶏から揚げ」のレシピが、載っていた。
鶏肉641gは、だいたい4cm角に、切りましょう。
ボウルに卵1個、醤油大さじ1と1/2、ごま油小さじ1、おろししょうが・おろしにんにく・砂糖 各小さじ1/2、塩小さじ1/3、こしょう・味の素 各少々・・・を、混ぜ込んでおきましょう。
そこに鶏肉を加え、約1分手もみし、しかる後に片栗粉大さじ3を加え、全体が混ざるまでさらにもみましょう。
そしてそれを、160℃の油で、まんべんなく揚がるように時々返しながら、5分ほど揚げましょう。
鶏肉が色づいたら、湯温を180℃に上げて、こんがりとしたきつね色になるよう、仕上げましょう。
揚がった鶏は、健康と美容の観点から、油をしっかりきりましょう。
油の温度を計れない私にとって、揚げ物料理は、これまでは非常に高いハードルであった。
だが、我が家のかしこいIHクッキングヒーター「パナソニックKZ-T363S」は、それを難なく計ってくれる。
だからもう、揚げ物なんて、恐くないのだ。
充実の、我が家の食卓であった。
妻が打ち合わせで外出していた、その夜。
彼女よりのオーダーは、「『Cook Do® 四川式回鍋肉用』を用いて夕食を作ること」であった。
箱の裏に書かれた「作り方」を見たところ、これは、かなり簡単そうである。
浜田省吾氏も、鼻歌混じりで作ってしまうことでありましょう。
アルミパックには、「袋の上手な開け方」までが、指南されている。
な、なんて親切なんだろう!
まずは、水洗いしたキャベツの葉を、手で一口大にちぎる。
長ネギは、1cm幅の斜め切りにする。
そして、野菜を切ったのちに、お肉を切りましょう。
この手順、地味ながら、大切です。
それからそれから、強火でキャベツを炒め・・・
しなっとなったら、別皿に移す。
空いたフライパンに、豚肉&長ネギを投入し、中火で炒め・・・
肉の色が変わったところで、いったん火を止める。
そこに「Cook Do® 四川式回鍋肉用」を、絞り出すように注入し、
中火で炒めて、絡ませる。
よけてあったキャベツを投入し、全体がなじんだら、完成である。
この製品。「四川風」のネーミングはダテではなく、豆板醤系の辛さがしっかり効いており、小学生が食すには、やや厳しいかもしれない。
だが、ビール好き中年男の私には、おつまみとして、ど真ん中のストライク!
もちろん、白飯にも激しく似合うこと請け合いで、ご飯がワシワシと進みそうである。
「Cook Do®」の製品を使って調理するのは初めての体験だったが、これは簡単かつ本格派で、実にヨイ。
いつの日か、『八宝菜用』も、試してみたい。
今年もチャロ君あてに、「狂犬予防接種」と「フィラリア検査」の勧奨状が届いた。
それによると、5月10日~30日の間に、ご来院くださいとのこと。
なので、5月14日 日曜日。
チャロ君を、散歩に連れていくフリをして、いつもの動物病院に連れて行ったのである。
「お散歩行くよ~」と声をかけると、期待にあふれた表情で私を見つめる、散歩好きの、彼。
ごめんよ、ダマして・・・m(__)m
そして朝9時ジャストに、いつもの動物病院に、到着。
院内待合室で、チャロ君は「話が違う!」といった表情で、私を恨めしそうに見つめるのだった。
まあ、例によって、予防接種&検査それ自体は、ホンの数秒であっさりと終了。
フィラリア検査&内服薬料金は、7,776円。狂犬病予防接種は、3,260円。合計11,036円である。
この金額自体は、昨年とまったく同額であった。
昨年と違っていたのは、彼の体重で、5.7kg→5.6gと、0.1kgの減。
病院のセンセイ曰く、標準的体重で、まったく問題はないとのこと。
精神的にも肉体的にも疲れたのか、帰宅すると彼は、珍しく「ハウス」の中に入って、横になっていたのだった。
お疲れさん、チャロ君・・・(^_^;
5月13日 土曜日。
妻が「今日こそは『けせらせら』のラーメンを食べたい!」と、宣言した。
本年4月以降、休業となっていた、このお店。
11時ちょっと前に、我々夫婦はそこを訪れ、お店の状態を確認した。
だがしかしというか、やはりというか。
そこに着くと、案の定、いつもの行列はなく・・・
やはり「都合により、しばらくの間 休業させていただきます。」の貼り紙が貼られたまま・・・(悲)
「しばらくの間」って、いったい、いつまでなんだろう(^^;
この名店は、このままフェイドアウトしてしまうのだろうか。
ううっ。流れ出る涙は、心の汗だ。
なので、先月訪れて好印象だった、石狩市花川南の「らーめんもみじ」で、ランチとすることに。
11時12分に、そこに到着した。
11時13分に入店。
すでに店内は数組のお客さんで賑わっており、我々夫妻は、カウンター席に着席。
5種類ある「みそ」の中から、共にオーダーしたのは「旨辛みそ」(税込820円)である。
そして11時25分。
空腹な私たち夫妻に、幸せを運ぶ丼が、供された。
黒の丼・赤いスープ・白髪ねぎ・糸唐辛子の色彩感が、食欲をそそる。
さがみ屋製麺の麺は、つややかに輝きながら、湯気を解き放つ。
茹で加減・もっちり感・ぷりぷり感・ちぢれ具合・噛みごたえ・・・全てが好バランスで、私好みの仕立て!
ひとくちめはピリッとした辛さを感じさせる、その味噌スープ。
だがしかし、飲み進むうちに、鶏白湯系+果実野菜系のまろやかさが、お口の中を占領していく。
胡麻の風味と、背脂の甘みも、そこにしっかりとブレンドされている。
白髪ねぎは、スープに浸してしっとりさせてからいただくのが、私の流儀。
メンマとキクラゲは、いわゆる脇役である。
そしてそれは、橋田壽賀子ドラマにおける岡本信人氏のごとく、決して欠かすことのできない存在。
しっかりと大きなバラチャーシューは、しなやかで噛みごたえもしっかり。
まさに、これは、こころのボーナス。
まさに「旨辛なスープ」を啜る、レンゲの動き。
それは、もう、どうにも止まらない。
さらには、私に「スープ完飲」を強要する、ひき肉の罠。
そして11時37分。「旨辛みそ」、スッキリ完食です。
これまた、実に、至福の一杯でした(^^)
ちなみに、辛いモノに強いとはいえない妻も、同じく完食しておりました。
次回は「激辛みそ」と対峙し、その手強さレベルを確認してみたいと思います。
フライデイ・ナイトは、新担当者さんの歓迎会だった。
会場は、Mさんオススメの「麻生の隠れ家居酒屋 BeBe'ya べべや」である。
19時に「120分[超樽生達人の樽生ビール等飲放]6品付3300円プラン(税込)」コースの、開宴。
サントリー認定の「超達人」が注いでくれた「プレミアムモルツ 香るエール」は、泡が繊細でしっとりしゅわしゅわ!
いや、ホント、「泡がうまい」のですヨ。
19時06分にまず供されたのが、「4種豆と人参のグリーンサラダ」。
すり胡麻のかほりと、甘さ控えめのお豆と、サニーレタスがフュージョンを奏でる。
19時20分、「北海道産ポテトフライの自家製チーズソース」が登場。
ほっくほくのポテトに、とろりと濃厚なチーズが合わさり、パプリカ粉が華を添える。
それにケチャップを付けていただくと、生ビールの消費量は、倍々ゲームで進んでしまう。
19時34分。「ケイジャンチキンのグリル~ハニーマスタードソース~」のお出まし。
甘辛なそのソースは、まさにハニーフラッシュ!
19時59分に供された「白身魚の香草パン粉揚げ~タルタルソース添え~ 」は、サクッと軽快!
そして20時21分。「きまぐれピザ 」に舌鼓。
アスパラガスの甘みと、ベーコンの塩加減と、チーズのとろみが、三味一体となる。
そして20時50分に、〆のデザートである「ビーンズバニラアイス~ミックスベリーソース~ 」で、この宴は大団円を迎えた。
まさに隠れ家的立地&存在の、この「べべや」。
今度は、妻を連れて、来てみたい(^^)
妻子の帰りが遅かったので、孤独なレトルトディナー。
富山廣貫堂の「富山ブラックカレー」である。
アピアの久世福商店で、昨年購入したモノだ。
そのお値段は、税込594円と、かなりのハイプライスだったのだが、興味本位で買ってしまったのだ。
計33種類の素材&スパイスが練り込まれているという、この製品。
「黒の力」の文字が、私を身震いさせる。
数年前に食したカップめんの「寿がきや 富山ブラック」は、まさに暴力的な辛さで、完食できなかったという、ホロ苦い思い出があるからである。
そんなこともあり、喰うのをついつい先延ばしにしていたところ、賞味期限を若干過ぎてしまった。
なので、一念発起して、この機会にいただくことに。
高級レトルト商品のこれだが、レトルトパックの意匠自体は、シンプルな趣きである。
レトルトパック製品は、レンジ調理ではなく、湯煎でいただく。
これは、私の約半世紀に渡る人生経験の中で培った、鉄則である。
まさに「BLACK&WHITE」に、それは出来あがった。
食べてみると、それは意外にもまろやか!
ブラックペパーは、辛さを前面に押し出しているワケではなく、あくまでも香りづけというか薬味として、裏方に徹している。
加えて、優しい甘さの黒豆が、この製品をより食しやすくしてくれる。
さて。かなりの贅沢感を味わえたディナーではあったが、税込594円というそのお値段は、やはりチトお高い。
これが300円台だったなら、迷わずまた購入するのだが・・・ご、御免。
その日は、私が夕食当番。
妻よりのオーダーは「水かすべ」を用いて、「かすべの煮付けを作ること」であった。
例によってネットで検索すると、「北海道の家庭から*かすべの煮付け」という、私のニーズにズバリ合致したレシピがあったので、それを参考に調理を開始した。
18時37分。
フライパンに、皮ごとスライスした生姜1かけ・水&酒各大さじ5・醤油大さじ2・砂糖&みりん各小さじ2を投入し、中火で沸騰させる。
18時42分、「水かすべ」を上に載せ、
落し蓋をして煮詰める。
18時45分。
フタをした方が早く煮えるかと思い、私個人の判断で、フライパンにフタをしてみた。
だがしかし、18時56分には、このような状態。
身の色が白く、私の理想とする煮詰まり方にはなっていなかった。
やはりココは、あくまでも「落し蓋」で、水分を飛ばすように煮るのが、正しかったのでありましょう。
なので、再度落し蓋を載せ、弱火で水分が飛ぶまでじっくり煮詰めることに。
そして19時10分。
ようやくにして、かすべは、私の理想とするアンバーな色彩に仕上がった。
その軟骨は、ぷっちんぷっちんと、心地良い歯応え!
身の部分は、ぷりっとじゅわっと柔らかく、まさにコラーゲンの宝庫といった仕上がりに!
我ながら、満足いく出来栄えに、感涙である。
レシピをアップしてくれたエリカさん、ありがとうございました!
感謝感激雨あられ、権藤権藤雨権藤です。
妻子の帰宅が遅かったので、孤独なカップめんディナー。
食品庫に数あるカップめんの中からチョイスしたのは、「ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン」。
コープさっぽろにて、税込203円で購入した品である。
原材料をチェック。
やはり肝となるのは、「ニンニクペースト」「タマネギペースト」「ショウガペースト」のペースト3兄弟。
また、「おからパウダー」の存在も、見逃してはいけないだろう。
別袋は、先入れの「かやく」と、後入れの「調味油」「液体スープ」の、計3袋。
職場やアウトドアで食すには、若干煩雑かもしれない。
お湯を注いで5分。
つややかな顔立ちで、それは出来あがった。
まず着目すべきは、この麺。
小麦がかほる中太の麺は、しなやかで、つるつるで、コシがある。
さすがに5分も私を待たせただけのことはあって、納得のクオーリティ!
油膜がしっかりとフタをしたスープは、最後まで冷めない。
濃厚でかつ、まろやかさとコクが同居する、そのお味!
お店でも、このレベルの味噌スープは、なかなか味わえないだろうと思わせる、驚愕のクオーリティ!
散りばめられたコーンも、しっかりと存在感を持って、いい仕事をしている。
蛇足ながら・・・「札幌味噌ラーメン」には「コーン」がデフォルトで入っているものだと、全国津々浦々の方は、思っているかもしれない。
だが実際。札幌のラーメン店で、味噌ラーメンにコーンをプリインストールしているお店は、少数派というか、ほとんどない。
「札幌味噌ラーメン=コーン入り」という認識は、間違いというか誤解であることを、一応ココに記しておこう。
丼の底に沈んだひき肉を余さずいただくため、本日も完食。
この「凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン」は、実に旨かった!
私見では「ラ王 香熟コク味噌」よりも、こちらの方が上だ。
この製品といい、先日食した「奈良天理スタミナラーメン」といい、「凄麺シリーズ」は、凄すぎる。
ヤマダイ(株)、すんばらしい。
割と好天に恵まれた、GW5連休。
マイレガシィが、グランドツーリングに備えて給油したのは、5月4日であった。
4月14日~5月4日の約3週間で、レガシィ2.0i(5MT)が走破した距離は、379.2km。
この間、長距離走行はほとんどなく、通勤・買物等の日常的使用であった。
平均燃費計数値は12.1km/Lと、おおむね例年通りの数字である。
満タン法では379.2km÷32.96L≒11.5km/L。
まあ、2005年式の2リッターAWD車としては、まずまずリーズナブルだといえましょう。
ガソリン単価が119円になったのも、喜ばしいですネ。
さて、グランドツーリングに出ると燃費が伸びるのが、燃費フェチである私には、嬉しいのです。
5月5日、「道の駅あさひかわ」にて、自宅からの燃費を計測。
高速は使わず、R275、R12を走破。
125.7kmの走行距離で、平均燃費計は本年最良値の16.6km/L!
しかもこれは、走行抵抗の多いスタッドレスタイヤでの数字である。
21世紀のNAエンジンのスバル車は、燃費良好です。これ、ホント。
そして、5連休最終日の5月7日。
私は、ようやく重い腰を上げて、マイレガシィの「スタッドレス→サマータイヤ」へのタイヤ交換を実施することに。
9時51分に、作業を開始。
そして、4輪全ての交換作業が終了したのは、10時21分。
作業に要した時間は、ジャスト30分であった。
ちなみに、昨年は34分掛かっていたので、今年の私は、昨年よりもむしろ身体能力が向上した模様だ。
これも、ほぼ毎日、朝晩「チャロ君とのお散歩」を続けている賜物でありましょう。
3シーズン目のご奉公を終えた、スタッドレスタイヤ「ブリヂストン ブリザックVRX」。
あと2シーズンくらいは、なんとか使えそうな、予感がする。
そして、本年2シーズン目を迎えた、サマータイヤの「ダンロップ エナセーブEC203」。
このタイヤは、あと5シーズンは、持つかな?
まあ、愛車である「2005年式レガシィ2.0i(5MT)」が、2021年まで健在でいてくれるかどうかは、なかなか微妙なところですが・・・(^^;
さて。タイヤ交換を終えたら、直ちに行わなければならないミッションが、空気圧チェックである。
サマータイヤの適正空気圧は、フロント・リヤ共に220kPa。
180kPaまで減少していたそれを・・・
適正値まで、充填。
外したスタッドレスタイヤ&ホイールは、洗って、乾かして、次の冬まで物置に保管である。
それにしても・・・
12シーズン使った冬用アルミの、劣化が、酷い(^^;
冬場は、融雪剤を撒く道路もあるから、こんなんなっちゃうんでしょうネ。
蛇足ながら。
今回、旭川までのグランドツーリングを終えての燃費計数値は、15.3km/L。
次回給油時まで、なるべくイイ数値を残せるよう、精進致します。
5連休4日目。
我々夫妻+長女は、小樽へと向かった。
暇人画伯こと次女は、所用のために、今回は欠席。
3人のお目当ては、運河沿いにある、「北海道グルメ回転ずし 函太郎」である。
妻の進言により、お昼時にはちょっと早い10時48分に、そこに到着した。
11時開店のこのお店なのだが、我々一家はすでに6番目であった。
だが、首尾よくカウンター席を確保できたので、一安心である。
開店と同時に、着席。
この時点で、すでに受付には、行列ができつつある状況であった。
今回私は、「本日のおすすめ」をメインに、攻めることに。
まずは、目の前に回ってきた「甘えび」のお皿を、キープ。
続いて、長女オーダーの「炙りえんがわ」。
個人的にはメインディッシュである「本鮪赤身」。
やっぱ、トロよりも、マグロは赤身の旨いやつが、イイのですヨ。
こちらは妻オーダーの「サーモン」。
そして、みんな大好き、「えんがわ」。
私が勢いでオーダーしたのは、「ししゃもから揚げ」。
これって、「お寿司」じゃなく「単品」だったんですネ。
サクサクで熱々で美味だったのだが、やや、誤算であった。
続きましては、「はちみつたらこ」。
たらことご飯は、本当に、良く似合う。
魚卵系は痛風発症のリスクを高めるとはいえ、好きなんだから、しょうがない。
キラキラと輝く「やりいか」は、「山わさび」で、いただく。
鮮度が命の「生にしん」。
繊細な脂が、お口でとろける旨さなのだ。
銀の皿に載った「あわび」は、とても小さかった・・・
コリコリでウマかったのだが、この1貫で450円は、率直に言って、パフォーマンス不足だと思う。
濃厚な「かにみそ」は、大葉が香りのアクセントとなり、いわゆるおつまみ系のテイスト。
透きとおる白さの「さめかれい」は、しっとりと淡泊で、ウマい(^^)
金の皿に鎮座ましましているのは、「生うに軍艦」。
潮のかほりが、口中に拡がり、私は幸せの骨頂に達する。
まあ、1貫550円もするのだから、美味くないと、困る。
最後の仕上げは「はまち」である。
ラストに「はまち」をいただくのが、お寿司の喰い方の作法として正しいのかどうかは、謎だが・・・
まあ、喰いたいものを、喰いたいように喰うのが、シアワセなのだと、私個人は考える。
そして、至福の36分間を、我々は終えたのである。
贅沢三昧の、この5連休。体脂肪率のことは、この際、忘れよう・・・
5連休3日目。
この日は、一家で上川方面にドライブすることに。
早朝6時22分に、自宅を出発。
レガシィ2.0i(5MT)のラゲッジに積み込んだのは、いわゆる「温泉セット」である。
7時26分。「道の駅つるぬま」に立ち寄り、トイレタイム。
男性用トイレは「鶴沼つつじ苑」と名付けられ・・・
女性用のそれは「鶴沼桜花苑」なのだ。
旭川市内に入り、8時54分に「道の駅あさひかわ」で、2度目のトイレタイム。
ひとつめの目的地である「旭山動物園」に到着したのは、9時41分であった。
ココに来たのは、約9年ぶり。
あの当時は、娘たちも、小学生だったのだなぁ・・・(遠い目)
9時58分。まずは「ぺんぎん館」へ。
陸上でのペンギンたちの動きは、鳥というよりはまるで幼児のようで、てちてちと愛くるしい。
だが、水中では、ビュンビュンと飛ぶように泳ぐのだ!
これを下から覗くように垣間見れる、旭山動物園の「行動展示コンセプト」の素晴らしさに、あらためて感銘である。
10時18分。続いては、「あざらし館」。
「マリンウェイ」と呼ばれる円柱水槽を上下に行き来する、あざらし君。
その姿には、思わず「おおーっ!」と、嬌声をあげてしまう。
10時32分。お次は「ほっきょくぐま館」へ。
ホッキョクグマは、地球温暖化の影響を受け、近年はその数を減らし続けているのだという。
純白で美しく、そして雄々しいその姿。
まさに、しなやかな獣である。
それを、ガラス1枚越しに、至近距離で見ることができるのは、やはり得難い体験だ(^^)
11時13分。小腹が減ったので、ちょこっと腹ごしらえ。
次女は、ぐるぐる回るスプリングのような、「ハリケーンポテト」を。
自称「ジビエ」の私は、「鹿肉バーガー」をいただいたのである。
この鹿肉。そこはかとなく甘く、そして柔らかく、きわめて美味であった。
そして、「もうじゅう館」に入館したのは、11時38分。
まさに山親爺といった風情のヒグマに、
まさに豹柄の、ヒョウ。
金網の上でくつろぐユキヒョウくんの毛並みを、その下から覗き見ることが出来るのも、なかなかの醍醐味である。
トラは、でかい。やはり、威厳が、違う。
レッサーパンダは、いたずらっ子のように、ひょうきんな表情(^^)
11時59分、「オオカミの森」へ。
ゆうゆうと眠る、オオカミ。
やはり犬とは違った「ウルフ」の威厳が、そこにある。
さらには、子連れのオランウータン。
この2頭は、かなり高いところにいるのだが、あかちゃんが落ちないのが、スゴイ。
まさしく、野生の証明。
その身体能力を活かしたアクロバティックな体操は、オリンピック選手も真っ青である。
「ちんぱんじー館」には、12時20分に入館。
肌を寄せあう、仲良しチンパンジー。
なにか、昭和の時代の家庭を連想してしまう。
12時29分には、「北海道産動物舎」へ。
オレンジの眼光が鋭い、シマフクロウ。
威厳溢れる背中の、オジロワシ。
そして、ブラック・ホワイト・イエローのコンビネーションが美しい、オオワシ。
タンチョウも、気品に溢れ、本当に美しい。
いつの日か、野生のタンチョウを、釧路湿原で見てみたいものだ。
12時50分。おなじみの家畜やペットがいっぱいの、「こども牧場」へ。
ニワトリさんは、間近で見ると、なかなか威厳がある。
アヒルさんは、やはり大らかで、愛くるしい。
クジャクさんは、ブルーメタリックなボディが美しく、グリーンな羽根は屏風のようなあでやかさ。
13時06分。最後に会ったのは、お首の長~い、キリンさん。
彼の表情も、かなりの至近距離で、見ることが出来る。
我々一家のうちで、この旭山動物園を最も楽しんでいたのは、この私だったかもしれない。
気が付いたら、時間はすでにお昼どきを大きく回っていたのだった。
この日、ふたつめの目的地である「あさひかわラーメン村」に着いたのは、13時48分。
もう14時近かったのにも関わらず、ココはかなりの賑わいを見せていた。
熟考の末、8店舗あるお店の中から、チョイスしたのは、「Saijo(さいじょう)」であった。
13時53分に、そこに入店。
ご覧のとおりの、多彩なメニュー!
いったい何を食すべきか、迷い道くねくね状態である。
各1,000円の、「海鮮ラーメン」「超激辛 豚の角煮ラーメン」「エビホタテラーメン」「ジンギスカンラーメン」は、どれもが気になる存在!
「旭川しょうゆホルメン」にも、B級グルメの男心が、そそり立つ。
悩んだ末に、私がいただくことにしたのは、「烏骨鶏ラーメン(しお)」(税込800円)であった。
そして14時03分。
それはリーズナブルな待ち時間で、供された。
小麦がかほる、ウェーブ弱めの、もっちり麺!
札幌ラーメンとは異なる旭川ラーメンらしさがにじみ出し、旅情をかきたてる。
鶏の旨みがぎゅっと詰まった感じの、塩スープ。
烏骨鶏使用ゆえか、優しさだけではない、凛とした気概が立っている。
なるとの上に載せられた、おろし生姜。
これを溶き入れることで、お味の変化を愉しむことができる。
私個人の感想としては、溶き入れた後のスープの方が、ほどよい刺激でより好もしく思えた。
メンマはふっくらとした食感の、叙情派テイスト。
ピンクのなるとは、色彩的にもバランスを整える。
チャーシューの大きさ・柔らかさ・味の沁み具合・・・すべて、花マル!
一家でのサイドオーダーとして、ギョーザ(税込450円)も、併せてご注文。
イイあんばいでパリッと焼きあがったその皮!
カウンターに置かれていた「餃子のたれ」には、デフォルトでラー油がブレンドされている。
私個人としては「ナイスアシスト!」なのだが、娘たちは「ちょっと辛い!」とコンプレインを述べていた。
なんだかんだ言っても、娘たちは、まだコドモなのでありましょう。
14時15分、満足のうちに、完食。
「Saijo(さいじょう)」、素晴らしかった。感激である。
ラーメンを喰い終えた後。
我々一家は、みっつめの目的地である「吹上温泉白銀荘」へと向かった。
途中まではいい感じで道路は流れていたのだが、15時半を過ぎたあたりから、なぜか渋滞が始まり、遅々として進まなくなった。
なぜだろう?と思案していたところ・・・
16時に、その理由が判明した。
近年有名になった「青い池」の駐車場が満杯で、その駐車待ちの車が溢れていたからだったのである。
「吹上温泉白銀荘」に辿りついた時には、すでに16時25分となっていた。
予定より、30分以上、計算が狂ってしまった・・・(^^;
タイムイズマネーの、この現代。
田宮二郎氏は、このことについて、どう考えるであろう。
まあ、その疲れは、温泉にしっぽりと浸かって、洗い流しましょう。
※公式HPより「露天」
※公式HPより「内風呂」
ここは、露天も内風呂も、野趣溢れていて素晴らしいのだ。
お気に入りは、内風呂の「ヒバの湯」と、露天の「くつろぎの湯」である。
私が好きな温泉を挙げるなら、ココと「岬の湯しゃこたん」の2つを、迷わず、推す。
17時15分。
妻子よりも先に上がった私は、風呂上りの牛乳で、まずは水分補給。
17時19分。
妻子がなかなか上がってこなかったため、さらに「アサヒ ドライゼロ」で、火照ったカラダを冷やす。
そして17時48分。
我々一家は帰宅の途についたのである。
山の上に位置する温泉だけに、そこかしこに、雪が残っている。
路面はおおむねドライだったが、私のレガシィ2.0i(5MT)は、念のためにスタッドレスタイヤのままで、ここを訪れていた。
そしてそれは、安心料というか保険としては、正しかったと思われる。
19時35分。
遅くなったので、赤平市のセブンイレブンで、その日の夕食を調達することに。
私のチョイスは「おつまみ焼そば!ネギ塩ホルモン」(税込398円)である。
ブラックペパーが効いたホルモンに、塩焼そばががっぷり四つに対峙する。
ビールが欲しくなるが、私はドライバーなので、ぐっと我慢の子。
結局のところ。
自宅に着いたのは22時近くだったが、心地よい疲れですっと眠りに落ちることができた。
身も心も充実の、5連休3日目であった。
5連休2日目。
この日も良く晴れたので、妻とモエレ沼公園へ花見に行くことに。
朝8時24分に、そこに到着。
モエレ沼周辺は、鳥やトンボ等、生物の宝庫である。
噂では、「アオヤンマ」も居るらしい。
一度、その希少かつ美しいトンボに、逢ってみたいものだ。
我々夫妻は、徒歩でてちてちと、「サクラの森」に向かった。
同伴のチャロ君も、桜の花に興味津々で、くんくん匂いを嗅いでいた。
ほぼ満開の、桜たち!
青空に、その薄いピンク色が、よく映える。
そして、地面に恥ずかしそうに咲く、名もなき花。
いや、名前はあるのだろうが、私にはこの花の名前は、分からない・・・(^^;
桜に囲まれたアートな遊具たちが、この公園全体の美しさを、演出する。
モエレ沼公園。あらためて、その素晴らしさに、感銘した。
7月の暑さになった、この日の札幌。
私の気分は「花より団子」ならぬ、「花よりジンギスカン」である。
9時55分。当別町の「イトウジンギスカン」へと向かい、お持ち帰り用1kgのお肉を購入。
そして12時13分。自宅前庭にて、炭おこし開始である。
もちろん、メインディッシュは「イトウジンギスカン」。
脇を固めるのは「マルニ食品の豚コロコロホルモン」。
「ベル成吉思汗のたれ」は野菜用として準備した。
エビとタコを加えたのは、妻のナイスアシスト!
スーパー等で売られている「味付ジンギスカン」は、お味が甘ったるく、ややしつこめなのが多い。
だが、この「イトウジンギスカン」は、決してしつこくなく、しかも柔らかい!
「清水ジンギスカン」亡き今、私にとってのNo.1ジンギスカンは、これだ。
また、「豚コロコロホルモン」の適度な歯応えとピリ辛さが、ビール(発泡酒)の消費量を、2乗してしまうのだ。
炭火で焼いたエビは、それ自体が持つ「潮成分」の塩加減で、タレ無しでも美味しくいただける。
「アスパラのホイル焼き」は、見た目の彩りのみならず、栄養バランスをも整えてくれる。
本年初BBQに舌鼓の、素晴らしい5連休2日目であった。うっしっし。
天候に恵まれた5連休初日。
妻・妻のお母さん・私と3人でお花見に出かけることに。
札幌でのお花見といえば円山公園が定番だが、そこはかなりの混雑が予想される。
なので、比較的空いていると思われる中島公園へと向かった。
14時53分にそこに到着した。
円山公園のお花見のように屋台が立ち並んでいるワケではない、この公園。
だがしかし、地味ながら「厚切タン塩ステーキ専門店」なるモノが、君臨しているではありませんか!
これは、喰わないワケには、いきますまい。
北海道ではあまりお目にかかれない、肉厚なタン。
焼き台の真っ赤に燃えるファイヤーが、私の食欲に火をつける。
じゅわっと噛みごたえあるタン串に、やはり似合うのは生ビール。
「2009千歳空港発仙台行きツアー」の思い出が、脳裏に鮮やかに蘇る。
5月とは思えない真夏のような日差しが、ビールのウマさを際立たせる。
桜たちもいいあんばいで、満開である(^^)
札幌で主にみられる桜の種類は「ソメイヨシノ」と「エゾヤマザクラ」らしいが、この桜はおそらくは「ソメイヨシノ」だと思われる。
花見のあと。
妻の発案により、我々夫妻はサツエキ近辺で一杯飲ることに。
「丸海屋」に入店したのは16時20分であった。
喜ばしいことに、そこは「初夏の半額祭」開催中とのこと!
協議の結果、この日は、その「半額品」を中心にいただくことに。
加えて、18時までは、ビールも半額なのだ(^^)
まずは「ザ・プレミアム・モルツ 香るエール」(税込297円)で、乾いたノドに潤いを与える。
その場で炙っていただく「帆立のバター醤油焼き」は、税込340円。
バターと醤油との相性の良さは、「海苔バターごはん」で、全国的に証明されている。
大皿に盛られた「北海道ラーメンサラダ」は、税込426円。
2人でシェアしていただくのに、ちょうどいいボリュームだ。
ラー油系ピリ辛醤油味の「ザンタレ」は、税込351円。
お洒落な意匠の「生ハムとモッツァレラチーズのフリット」は、税込699円。
ぷりっと旨い海のミルク「厚岸産マルえもん 焼牡蠣」は、1ヶ税込390円。
ここで気分を変えて、ビールは「ハーフ&ハーフ」(税込297円)にチェンジ。
そして16時36分。
「帆立のバター醤油焼き」が、イイあんばいで焼きあがったのである。
16時46分。
我々夫妻は、ちょっと早めのディナーを、終えた。
約100分に渡るフードバトルのリザルトが、これである。
なぜかお会計は、私の小遣いから、捻出することになっていた。
なぜなんだろう・・・(^^;
その後、我々夫妻が向かったのは、「JRタワー展望室T38」である。
17時22分、北側の眺め。
「札幌第一合同庁舎」が左側中央に見え、「つどーむ」が真ん中奥に確認できる。
17時23分。西側に見えるのは、「手稲山」や「三角山」。
17時25分。南側には「さっぽろテレビ塔」があるハズなのだが、高層ビルに阻まれて、確認できず・・・
そして17時26分、東側。
空気の澄んだ天気の良い日には「十勝岳」の姿を確認できるという。
T38。すばらしい眺望である。
夜に来れば、きっと素晴らしい札幌の夜景が、堪能できることでありましょう。
だがしかし。
このJRタワーの高さは、173m。
それは東京スカイツリーの3分の1にも満たない高さなのである。
となると。東京スカイツリーって、どんだけ素晴らしい眺望なのだろう。
ああ、いつの日か、行ってみたい・・・
長女が私に誕生祝いとして贈ってくれたのが、カルディの「香煎七味かりぃまぜそば」である。
それは、「香煎七味(焼七味)とかりぃの風味を生かした、スパイシーなまぜそば」だという。
要着目は、その「麺」である。
なんと、私が愛する道産麺製造カンパニーである(株)菊水の、「寒干し」を使用しているではありませんか!
封を開けると、内容物はシンプルで、「タレ」と「麺」の2袋のみ。
「タレ」は、お湯に浸して、しっかりと温めておくのが、美味しくいただく秘訣なのだ。
冷蔵庫を探索すると、前夜の残りの「じゃがベーコン」があった。
なので、これを「お好みの具材」として活用することに。
「おいしい召し上がり方」の指南に忠実に従い、約5分後。
それは思惑通り、実に旨そうな姿で、完成を見た。
心地良い辛さのカレーソースが、しっかりと絡む、細身の麺!
表面はつるんとした風合いで、もっちりとしながらも、コシに富んでいる。
遠い昔に博多でいただいた「焼きラーメン」のことを、私は思い出し、センチメンタルな感傷に浸った。
そして、カレーとじゃがベーコンは、比類なき安定感の、相性の良さ!
ハートもストマックも充実の、バースデイプレゼントであった。長女よ、ありがとう。
久々に「佐藤水産サーモンファクトリー」に立ち寄った。
種々の試食品に舌鼓を打ちながら、おかず&おつまみを物色。
購入したのは「そふととば」。
税込1,134円の、高級珍味である。
乾度調整をし、やわらかめに仕上げたという、この製品。
確かに「しなやかで柔らかい」ながらも、しっかりと芯のあるその身は、そこはかとないみりん風味。
その皮も、ほどよい咀嚼感で、じんわりといただける。
ただし、その表面は、ややオイリー。
手がその脂で若干汚れてしまい、妻に「パパが触ったあとの引き出しが汚れてる!」と、叱られてしまいました。てへっ。