待ちに待った、週末の土曜日。
我々夫妻は、いそいそと、休日恒例の「バードウォッチング」にでかけた。
ターゲットプレイスは、いつもながらの「あいの里公園」である。
まずは、午前の部。
7時44分に、そこに到着した。
7時47分。
私たちを出迎えてくれたのは、「エゾリス」さんである🐿
まるで忍者のように、貼りつくように木に登り・・・
スタッ!と地面に着地。
その身体能力は、オリンピック選手も、真っ青だ。
7時50分。
この日の、いわゆる「第一鳥」さんは・・・
これまた俊敏な動きの「シジュウカラ」さん。
木の枝をつつき、なにか食材をGETした模様。
いわゆる「ガラ系」の鳥さんは動きがすばしこく、なかなか撮影が難しいのだが・・・
なんとかファインダーに収めることは、できた。
そして、7時53分。
さきほど出会ったのとは別個体の「エゾリス」さんを発見。
この公園には、エゾリスがたくさん生息しているのだ🐿
そのつぶらな瞳に、五十路男の私のハートは、イチコロである💛
彼(もしくは彼女)は、クルミを拾い上げ、一心不乱に食していたのでありました(^^)
8時14分。
トンネウス沼中州に佇む、「マガモ」さんを撮影。
上の方は「♀」で、下の方は「エクリプス♂」と、思料される。
この場所においての、定番野鳥である🦆
そして、8時15分。
上空を滑空する鳥さんを発見。
逆光でもあり、その羽色は、不明。
探鳥経験1年未満の私には、この鳥がなんという鳥なのか、判断つきませんでした(^^;
8時18分。
上空を見上げる「シジュウカラ」さんも、私と同じ思いだったかもしれない。
地上に降りて、食材物色中の、彼(もしくは彼女)。
普通に見かける鳥さんだが、グレイッシュな脚と、ライトグリーンの背中が、なかなか美しい。
8時38分に、園内の「トンネウス沼」に目をやると。
最近ココでの常連さんとなった「ミコアイサ」さんが、多数飛来していた。
8時42分。
「マガモ♀」ちゃんたちは、マイペースで回遊&羽繕い。
8時51分。
実はあなどれない美しさの「マガモ♂」さんは、期待を裏切らず、そこに居てくれた🦆
そして、驚いたのは。
8時52分に見つけたこの「マガモ♂」さんの頭部は、まごうかたなき「ブルー」ではありませんか
👆の写真で、その頭部の色の違いが、よくわかる。
単なる光線の加減での色彩の違いとは、私には到底思えない。
この、「ブルーの頭部のマガモ♂」くんの発見は、個人的には21世紀最大の珍事である。
9時06分。
「コンコン!」と音がするのに振り向けば、そこには木をつつく「アカゲラ♂」くんが居た。
まさに「ふりむけばアカゲラ」である。
それにしても、上手く穴を開けるものである。
私よりも、この鳥さんの方が器用なのは、明白だ(^^;
成鳥のアカゲラの場合。
後頭部が赤いのが「♂」で、そこが黒いのが「♀」なのだ。
鈍い光沢を放つそのくちばしは、「工具感」にあふれている🔨
彼とかなりの至近距離に、私は居たのだが・・・
撮影する私のことなど意に介せず、彼は自分の仕事に集中。
ある意味、私もこの鳥さんを、見習うべきかもしれない(^^;
このアカゲラの作る、巣。
その空き家を利用して、生育する鳥たちも、多数である。
たとえば、ニュウナイスズメ。
さらには、シジュウカラ。
あるいは、コムクドリ。
そういう意味で、アカゲラは、偉大なる大工というか「匠」なのだ。
そして、アカゲラさんの観察後。
園内の「トンネウス沼」に目をやると、カモさん系中心に、多種多様の水鳥さんたちが、そこに居てくれた。
女性カモさんたちの、井戸端会議。
👆の写真では。
一番上が「マガモ♀」ちゃん。
真ん中が「カルガモ」さん。
一番下は、おそらくは「コガモ♀」ちゃんである。
そして、👆の写真では。
上が「マガモ♂生殖羽になりかけ」くんで、
下が「カルガモ」さん。
「マガモ♀」ちゃんにちょっかいを出しているのは、「オオバン」さん。
彼(もしくは彼女)は、水草喰いに夢中なのでありました。
名前は「オオバン」ではあるが、その絶対的な大きさは、「マガモ」よりもやや小振りである。
正面から見たそのフェイスは、まさに「野鳥界のカオナシ」。
斜め横顔は、ゴルゴ13のように、クールである🔫
9時54分に、ふたたび「シジュウカラ」さんを撮影し・・・
10時に、「午前の部のバードウォッチング」は、終了。
そして昼食後の、「バードウォッチング午後の部」。
14時47分に、ふたたび「あいの里公園」を訪れた。
園内の「トンネウス沼」中州では、「マガモ♂」くんが休息中。
しかしながら、同時刻。
同じマガモでも、元気に回遊している方々も見受けられた🦆
14時52分。
こちらは、生殖羽に換羽途中の、「コガモ」さんと思われる。
「マガモ♂」さんに、「ミコアイサ軍団」。
平和を絵に描いたような風景に、ココロは和む。
そして、14時57分。
逆光の木の枝に、止まっていた鳥さん。
帰宅後に、写真の補正を試みたところ。
それはどうやら「ミヤマカケス」さんだったようだ。
この鳥さんは、いつの日か、しっかりと撮影したい、Beautiful Wonderful Birdsである🐦
14時58分に、「シジュウカラ」さんとふたたび逢い、
15時01分には、「オオバン」さん。
15時09分に、撮影しやすいポーズを自ら取ってくれる、サービス精神旺盛な「ヒヨドリ」さんに感謝し。
この日の鳥見を、これにて終了したのでありました。
いやあ、バードウォッチング、やめられまへんな