South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
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ブリの照り焼き

ごぼう、人参、ピーマンのきんぴら(ごぼうと人参の千切りを買ってきて、冷蔵庫のピーマンを千切りにしてあわせる。フライパンにごま油をしいて、赤唐辛子小口切りを入れて炒める。野菜を入れてしんなりとさせる。ごまをかけてさらに炒める。日本酒と濃口醤油を加えて煮詰める)
生タマネギとわかめのサラダ(生タマネギを薄切りして水にさらし、わかめと合わせる。鰹節をかけて、醤油とレモン汁をあわせたたれをかける)
ほうれん草の押したし、鰹節をかけて
ブリの照り焼き(ブリの切り身に胡椒をしておく。フライパンにサラダオイルをしいて、じっくりとブリの切り身を焼く。裏返したところで、たれを入れる。タレは、日本酒、濃口醤油、中国醤油=たまり醤油、柚子胡椒。まわしかけるようにして仕上げる)

2008-04-07 20:09:28 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『しゃばけ』

畠中 恵、2001、『しゃばけ』、新潮社(新潮文庫)

江戸の回船問屋、薬酒問屋の総領息子「一太郎」はいわれのある生まれ。病弱の彼には、荼枳尼天(だきにてん)から送られた妖(あやかし)の佐吉と仁吉がいつもそばにいて、何かと世話をしてくれる。このシリーズ第一作の本書は、一太郎の素性が明かされ、江戸を舞台にした妖怪と捕物帳という位置づけが明かされる。
妖怪が実在するかどうかは別にして、少なくとも、世の中で起きる様々な事象が、その事によって説明できる世界とできない世界、これは、大いに違うだろう。現代社会では、架空の世界以外に考えようがないだろうが、しかしそれでも、妖怪が徒なしたとでも言うほかない事も、あるのではないか。単にファンタジーの世界に妖怪たちを押し込めるだけではなく、跳梁跋扈させてイメージを膨らませてみるのも面白い。

本書は、ある大工の持っていたいわれのある古い墨壷が「付喪神(つくもがみ)」になり損ねたという、モノの恨みによって悪事をなすという物語なのだが、モノを使い捨てする現代、この手の悪霊が世間にあふれている事になる。我々が気がついていないだけなのだけれど、彼らの、うめき声が聞こえてくるではないか。聞こえてきませんか?

読書と夕食(2008年3月23日):『懐郷』:http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/355179aca091eca648a56d90b201e2eb

読書と夕食(2007年12月2日):『日本人はなぜ「キツネ」にだまされなくなったか』:http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/3eee653a1e34f9bac185ffd922f6234c

しゃばけ (新潮文庫)
畠中 恵
新潮社

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2008-04-07 17:25:53 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )