South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


名古屋仲田「滝家」(焼き肉)

[昼食]自宅、カルボナーラ、小エビのソース、(いずれもパウチ)、リンギーネ

今池の金城の店じまい以来、失っていた焼肉の常店を見つけることが課題ではあった。ひょっとして、ここか?和牛がメインなので、脂が多いような気もするが、包丁が細かく入っていてなかなかかと。

2024-02-11 20:52:47 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


「ピアノ・レッスン(原題:The Piano)」(Amazon Prime Video)

ピアノ・レッスン(原題:The Piano)
ジェーン・カンピオン制作・監督の作品(1993年)。声が出せずピアノで表現するエイダは娘フローラを連れてニュージーランドに住むスチュアートのもとに再婚する。ニュージーランドの浜に上陸するが、ピアノは運べないと置き去りにされてしまう。エイダは現地のマオリとともに暮らすベインズに頼んで、浜にピアノを弾きにかよう。やがてベインズはピアノを自分の家に運び、エイダに黒鍵の数だけピアノ・レッスンをしてくれたら、ピアノを返すという。実際にはピアノを触ること亡く聞いているだけだったが、エイダ自身に惚れ込んでしまっていた。彼女ははじめは文字も読めないマオリと同化するように暮らす彼を嫌っていたがやがてほだされて愛を交わすようになる。夫スチュアートの知ることとなり、ベインズに合うことが禁じられるが、鍵盤一本にメッセージを託してフローラに届けるように言う。しかしフローラはスチュアートのもとにこれを届け、怒り狂ったスチュアートはエイダの右手の人差し指を斧で切り取り、フローラにベインズに届けるように言う。しかしスチュアートはエイダの瞳にベインズへの思いを読み取って二人にここを去るように言う。ベインズはマオリのカヌーにピアノも乗せて船を出すが、マオリたちは棺桶みたいだ海に葬ろうという。エイダも(おそらく指を切り取られたのでピアノを断念して)同意する。ピアノは海に投げ込まれるがカヌーに縛り付けていたはずのロープがエイダの足に絡まり海中深く引きずり込まれてしまう。必死で靴を脱いで脱出する。かれらは、北の街で暮らし始め、ベインズは金属製の義指をプレゼントし、再びピアノを引けるようになり、自分で言葉を発しようとトレーニングをはじめたという、最後はハッピーエンドに合わった。物語の語り手はフローラで、作中の演技もあって第66回アカデミー助演女優賞を受賞している。
ニュージーランドが舞台となりマオリも描かれるとあって見なくてはと思いつつ、放っておいたままだった。19世紀の白人の開拓期のマオリが、銃や毛布と引き換えに土地を引き渡すというシーンが有り、実際にそのような交換によってマオリは土地を奪われてゆき、苦難の末20世紀後半に入りマオリ・ルネッサンスなどマオリ文化の復権が行われている。作中では、マオリらしさは入れ墨とカヌーに象徴させているのだが映画作品そのものはニュージーランドやマオリを背景にする必要が乏しいように思えるが、原作は1920年に発表されたニュージーランド人の女性作家の小説をふまえたということなのだろう。

 

2024-02-11 16:48:42 | 映画/TV/DVD | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )