『キューレータの殺人』(ハヤカワ文庫)
M.W.クレイヴンの「ポー&ティリー・シリーズ」第3作。
このシリーズはいずれの作品もどんでん返しの連続で面白いのだが、寝本にしている者としてはいささか悩ましい。ほんの少しの部分で新しい展開が出てくるので、本を閉じがたい。実に困った寝本なのだ。もちろん、それを好き好んで選んでシリーズ3冊目まで来たのではあるが。
本作では、ほぼ半分あたりのところで、一件落着のような情報が示される。それが、「Blue whale challenge」である。これは、ネット社会の必然とも言える現象で、つまり、ネットの情報の真偽の判断が困難である(その気になれば、明らかにできるがネットの本質を理解できていなければ、直近の情報を真実と思ってしまいがちといえる)。また、この問題は、不特定多数を対象としているので、確率的に一定の割合のユーザが反応すれば成立してしまい、そういった不確定性が犯罪の首謀者、チャレンジをしかけた人物を隠蔽することになる。主人公のポーとティリーが行き当たったのはこのチャレンジのバリエーションによって彼らが操作していた事件が引き起こされうるということであった。
ところが、突然ポーのもとにメロディー・リーなる左遷されたFBIエージェントから電話がかかる。彼女はワシントンDCでの事件の理解についてについてじょうそうぶと対立して左遷されていた。きっかけになったのはポーの出生に関わる事件であった。彼女が告げるには、ポーが見出した「チャレンジ」類似の事件ではあるがそこには意図的な殺人(あるいはターゲット)が存在する可能性があるのではないか、つまりは、共通の事件で、別の背景があるのではないかということであった。
例によって、本作も旧作と同様にどんでん返しが待っている。しかも、とりあえずは、読者にとって情報が与えられていないどんでん返しと言っておくが、しかし、よく考えてみるといくつかの伏線が置かれていることはわかる。しかし、その飛躍が刺激的に過ぎるのではある。
このシリーズはいずれの作品もどんでん返しの連続で面白いのだが、寝本にしている者としてはいささか悩ましい。ほんの少しの部分で新しい展開が出てくるので、本を閉じがたい。実に困った寝本なのだ。もちろん、それを好き好んで選んでシリーズ3冊目まで来たのではあるが。
本作では、ほぼ半分あたりのところで、一件落着のような情報が示される。それが、「Blue whale challenge」である。これは、ネット社会の必然とも言える現象で、つまり、ネットの情報の真偽の判断が困難である(その気になれば、明らかにできるがネットの本質を理解できていなければ、直近の情報を真実と思ってしまいがちといえる)。また、この問題は、不特定多数を対象としているので、確率的に一定の割合のユーザが反応すれば成立してしまい、そういった不確定性が犯罪の首謀者、チャレンジをしかけた人物を隠蔽することになる。主人公のポーとティリーが行き当たったのはこのチャレンジのバリエーションによって彼らが操作していた事件が引き起こされうるということであった。
ところが、突然ポーのもとにメロディー・リーなる左遷されたFBIエージェントから電話がかかる。彼女はワシントンDCでの事件の理解についてについてじょうそうぶと対立して左遷されていた。きっかけになったのはポーの出生に関わる事件であった。彼女が告げるには、ポーが見出した「チャレンジ」類似の事件ではあるがそこには意図的な殺人(あるいはターゲット)が存在する可能性があるのではないか、つまりは、共通の事件で、別の背景があるのではないかということであった。
例によって、本作も旧作と同様にどんでん返しが待っている。しかも、とりあえずは、読者にとって情報が与えられていないどんでん返しと言っておくが、しかし、よく考えてみるといくつかの伏線が置かれていることはわかる。しかし、その飛躍が刺激的に過ぎるのではある。