東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

雨後、都立長沼公園をのんびり散策

2011年05月26日 | 田舎暮らし

 以前犬を飼っていた頃、近くにある都立長沼公園によく出かけていました。しかし、犬が死んでからはあまり行くことが無くなりました。紅葉を見るためにこの公園に行くことはありますが、春はここ何年も行ったことがありませんでした。

                 新しく設置された木道を歩く、雨に濡れやや滑りやすい


 最初、新しく作られた栃本尾根の歩道を歩いて見ることにしました。この長沼公園はアップダウンが激しい上に、雨上がりの道はとてもぬかるんでいます。このため、すべって転ばないように長靴をはいて歩きました。

      湿った木々の幹や葉                雨上がりで暗い樹上
 

 新緑に包まれた林の中を歩きました。緑が一面に茂っていた上に雨上がりでやや暗い林間でした。平日のため誰も歩いておらず、鳥のさえずりや木々がこすれる音しか聞こえません。わずかに木漏れ日が地面にそそいでいました。

                やや暗い林間の小道を、木々を見上げながら歩く


 しばらく湿った林間を歩いていると、浅川を見下ろす小さな展望台に着きました。この展望台からは明るい日に照らされた街が見下ろせました。走っている京王線の電車,道路を入る車や自転車が見え、都会の喧騒が耳に響きます。休憩用の椅子がないため、立って見下ろした後にすぐに歩き始めました。

            小さな展望台、京王電鉄,道路,そして民家を見下ろす


 小さな展望台を過ぎるとひたすら林間の小道を降りました。途中、暗い林や竹やぶの間を通り過ぎました。竹やぶはほとんど民家の近くにあります。そう思っているとすぐに民家のそばに降り立ちました。

       湿って暗い林間                  民家近くの竹やぶ
 

 竹やぶの中をよく見ると、所々にクヌギの大木が立ってしました。竹やぶになると、地表に光が届かなくなるため若い樹木は育ちません。このクヌギの大木は竹やぶになる数十年前に育ったものと思います。

               風が吹いて、竹と竹ががこすれる音が静かに響く


 竹やぶを過ぎていったん民家の近くに下りると、山に向かって長泉寺尾根の小道を上りました。この尾根は犬の散歩でよく通ったことがありました。しかし、道に改修ですっかり変わっていました。歩くルートも一部変わっていましたが、改修のため歩きやすくなっていました。

      アジサイの原種でしょうか             綺麗なピンク色の花
 

 尾根を登りきると、霧降の道に合流しました。この霧降の道は、犬の散歩で一番多く歩いた道でもあり、かつ京王電鉄の長沼駅に行くとき使った近道です。石板で舗装されています。今は、車やバイクで駅に行くのでこの道を歩くのはまれです。

         頂上園地のベンチに座って、ラジオ放送を聞きながらのんびり休憩


 霧降の道を少しばかり上ると頂上園地です。ここの広場にはたくさんのベンチがあります。濡れていないベンチに座って休憩しました。そして、ラジオを聞きながら少しばかり汗ばんだ体を冷やしました。30分位休憩すると、この公園の一番高いところにある展望台に行きました。

      尾根道を展望台に向けて歩く            木陰にある展望台
 

 この展望台からは八王子市内を一望できます。今日は雨上がりのため遠望できませんでしたが、天気が良いと狭山方面や高尾山を見通すことができます。10分程度景色を眺めた後、ぬかるむ山道を歩きながら自宅に向かいました。

                    展望台より八王子市市内を見下ろす

コメント
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