先日はLEDパネルを筐体に取り付けたり、電源トランスやラグ板を取り付けました。今回は、気温を大まかに測れる程度の製作をしました。最初は、LEDパネルに5V定電圧電源を供給しました。まずは、100Vの交流電源をヒューズを通してトランスにつなげ、次に出力側にシリコンダイオードをつないで整流しました。
トランスに100Vを繋げる加工 5V低電圧をLEDパネルに供給
LEDパネルに供給する電源は5V定電圧なのですが、トランスの出力側は交流6.3Vで電圧の安定性に不安がありました。このため、両波整流用シリコンダイオードを使って整流した上で大きめの容量のコンデンサで平滑しました。そして、さらにドロップ電圧が低い3端子5V定電圧ICを使いました。
5V定電圧を供給したLEDパネル、計測電圧は0
LEDパネルが動作することを確認すると、今度は温度センサーICの出力をLEDパネルに接続する加工をしました。この温度センサーICには、+5Vの定電圧を供給します。温度センサーICはあまり電力を消費しないので、片波整流を平滑した電源を+5Vの定電圧ICに供給します。
温度センサーICをラグ板に仮取り付け
+5Vの定電圧を温度センサーに供給して、温度センサーICの出力をLEDパネルに繋ぎました。そして、LEDパネルの可変抵抗を回すと温度らしきものを表示するようになりました。温度センサーICをに指を近づけると体温でLEDパネルの数値がどんどん上昇しました。しかし、表示がとても不安定でチラチラと表示が変わります。どこか不安定なところがあると思います。今回は時間がないのでこの段階で工作を止め、次回は表示が安定するように調整しようと思います。
温度を表示するも、チラチラと表示が動き不安定