東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

霧雨の中、田んぼで田植え

2011年06月27日 | 稲:田植え,草取り



 今年も田植えをすることができました。ごたごたで今年は稲作ができないかと思っていましたが、鈴木牧場のSさんを筆頭に志のある方といっしょに田んぼを耕運したり,代かきしたりして、今日ようやく田植えをすることができました。来年、私は東京にいないかも知れないので、今後も継続してこの田んぼで稲作をしてもらえたらと思います。

    Sさんのトラックから箱苗を降ろす        箱苗を田んぼに入れるSさん
 

 朝10時頃に田んぼに行くと、Sさんがトラックに箱苗を積んでいました。私も箱苗の積み下ろしを手伝いました。最初、田植え紐を使って田植えをするときの基準となる線上に苗を植えました。田植え紐には約30cmごとに赤い印が付いています。その印に沿って基準の幅となる苗を植えました。

                 途中から1人加わって、3人で田植え


 上流側の田んぼをSさんと2人で田植えをしていると、稲城市の方が助っ人にやってきました。その後、3人で上流側の田んぼを田植えしました。上流側の田んぼを田植えし終わると、こんどは下流側の田植えです。下流側の田植えを始めようと思っていると、今度は5人の方がやってきました。そのうちの2人はニンニク畑での収穫の方に行くとのことで、田植えには残った3人が新たに加わりました。

    苗を下流側田んぼに投げ入れる       新たに5人が参加、自己紹介中
 

 新たに3人を加えて6人で田植えを続けました。田植えをしていると、しばらくしてもう1人Sさんのmixi仲間が加わりました。その後は計7人で田植えを続行しました。里山や農業の話をしながらのんびり田植えをしました。

          Sさんのmixi仲間の1人が加わり、計7人で田植えを続行


 青年男性ばかりでの田植えは私には初めてのことでした。さらに、田んぼや農業に関心を持っている人だけによる田植えも初めてのことでした。田植えしなががら話をする内容もおのずから農業に関わる話題が中心でした。これまで、子供,女性,お年寄りなど雑多な人が加わっての田植えがほとんどでしたので、今回は今までとは違った雰囲気での田植えでした。

       田んぼのほぼ半分を田植え       のんびりと談笑しながらの田植え
 

 最初晴れるかと思っていましたが、途中から霧雨混じりの天候になりました。今の時期、快晴だと汗が玉のように出ます。しかし今回は霧に近い曇りのため衣服も濡れる事がなく、むしろ涼しく快適な田植えとなりました。

            両脇の人は田植え紐を持ち替えながら、そろそろ田植え終盤


 去年までの田植えには地下足袋を履きましたが、今年は裸足で田んぼに入って田植えしました。そのためか、田んぼに埋まっていた木片を踏んづけてしまって足裏を痛めてしまいました。子供の頃に田んぼで錆びた釘を踏んづけて破傷風になってしまった人がいたことを思い出しました。
 大人が7人も集まったので、思ったより早く午後2時頃には田植えが終わりました。私は昼食もとっていなかったので、また他の用事があったため、田植えが終わると家に帰りました。残った人はニンニク畑に移動してニンニクの収穫をしていました。

    田んぼ端っこ、最後の苗を移植         綺麗に並んで植えられた苗
 

コメント
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