すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

今週のさえずり

2013年09月14日 | 雑記帳
 月曜日。9月2週目、力の入る時期だ。今日から教育実習生を迎える。学校説明をする前に、本人の希望や現況など少しおしゃべりをする。教員志望とのこと。昔ほど極端ではないかもしれないが、やはり教員への道のスタートは実習である。実習の鮮烈な体験によって、険しいけれど光ある道筋をつかんでほしい。



 火曜日。着衣水泳が行われた。よほどでなければ着衣のまま泳ぐ事態はならないが、今は様々な想定をする必要がある。さて、ペットボトルを利用する段になって、教師の指導なしに上手に浮かんでいる子をみると,なかなか?の人たちである。これは何かの象徴と言えるだろう。生きる力とはそんなものである。



 水曜日。来月の祖父母参観で交流会を行うことにした。初めての試みだ。一回目なので、クイズ担当をすることにした。その内容について検討開始。この地域も市町村統合があって合併されたが、やはりそれ以前の出来事が圧倒的にネタになりやすい。地域密着が薄れていくのは確かで、それは教育にどう響くのか。



 木曜日。昨日の退勤後、散髪にいったら、案の定一年生が「カミキッタ」と話しかけてくる。思えばこの「カミキッタ」はずいぶんは流通している言葉だ。タモリの影響なのだと思うが、それにしてもここまで一般的だと、「髪を切ったの」「髪を切りましたか」と言い直すようには言えなくなる。もはや慣用句並か。



 金曜日。先週末から六年生の『やまなし』の指導をしている。今日は読み取りの最終5時間目。いつもにまして難しさを感じる。ねらいの絞り込みを心がけているが、どうしても前例(それもずううっと昔の)に捉われ、余計なことを言ったり、教えたりしたい自分がいる。老化現象いや性格なのか、これは致命的だ。