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祝「羽後麦酒」誕生

2017年07月30日 | 雑記帳
 二ヶ月ほど前、ビールのことを少し書いた。

 その頃、「羽後麦酒」の動きも知ったように思う。
 
 羽後町にビール醸造所が出来るなんて…こんな時代になることは、正直想像していなかったなあ。

 やはり「失われなかった十年」…その頃の規制緩和による小規模醸造認可の動きは、ここにもたどり着いたんだなあと思う。
 何より、やる気を持ってチャレンジした方々に敬意を表したい。
 ささやかながら、クラウドファンディングで支援もした。

 さて、何より肝心なのは「飲むこと」で応援すること。
 昨日の「道の駅うご」での発売は、あっという間に売り切れたようだが、そこは抜かりなくきちんと手に入れた(もちろん、並んで)。



 「たべびと+連れ」の一言感想を、以下に記す。
 当然ながら、個人的見解である。
 しかしこの二人は六月にはミュンヘン遠征をし、自宅の酒類冷蔵庫には地ビールメーカー3社のストックがある、かなりの強者(笑)なので、それなりに辛口コメント、もちろん大いなる期待を込めて。

ゴールデンエール
・副原料にあきたこまちを使っているせいか、かなり飲みやすく仕上がっている。苦みもソフトなのであっさりめに感じる。

ペールエール
・結構な苦味が口を覆う。しかし雑味がなくすっきりしている。個人的にはこれが一番好みである。

ぺルジャンホワイト
・香草を入れているわりに癖がなく、フルーティな味わい。バランスがとれているとも言えるし物足りないとも言える。


全般的に
・「個性的」という形容詞は安易にはつけ難い。しかしそれは醸造者の考えがあるので、一概に評価できないだろう。いずれも度数は抑え目ながら、しっかりした飲み口になっていると思う。常識的ではあるが冷やしすぎないで飲むことが大切だ。今の時期より、秋以降が似合うかもしれない。