「報道」という熟語のでき方は、どの型なのだろうか。
意味は「知らせる」が中心であることはわかるが、では「道」は何か。
首を傾げる人が多いのではないか。
あるいは「道を報せる」ではないかと予想する人もいるかもしれない。
辞書で「道」(ドウ)を調べると、おしまいの方に「言う。語る」が出てきて、その例語として「報道」が出てくる。
つまり、類義語を重ねた型(河川や巡回など)ということができる。
人に広く知らせることだけの意味なのだ。
この「道」を「正しい教え」「専門」などを表していると勘違いしてはいけない。
Volume.139
「大方の私たちは報道の受け手だ。が、受け手は受け身ではない。受信した報道を自分の暮しに、どう根づかせ何をするかで、受け手は次なる発信者になり得る。」
落合恵子が雑誌対談で語っていること。
思想的信条がどうあれ、今もっとも大事にしなければならないと肝に銘じたい。
いかにネットやSNSが盛んになり、テレビ・新聞等マスコミの影響力が下がってきている世の中とはいえ、まだまだ日常にぐっと入り込んでいるのは、それらだ。
世界情勢、国家間対立などから、周囲に起こる事故、事件等、さらには身近な一見微笑ましかったり、温かったりする話題であっても、「報道」をそのまま何でも鵜呑みにしないよう気をつけなければならない。
ネットによる書き込みも、単なる世間話も、それは発信に違いない。
報道を拡大、拡散させるために、自分がいるわけではない。
意味は「知らせる」が中心であることはわかるが、では「道」は何か。
首を傾げる人が多いのではないか。
あるいは「道を報せる」ではないかと予想する人もいるかもしれない。
辞書で「道」(ドウ)を調べると、おしまいの方に「言う。語る」が出てきて、その例語として「報道」が出てくる。
つまり、類義語を重ねた型(河川や巡回など)ということができる。
人に広く知らせることだけの意味なのだ。
この「道」を「正しい教え」「専門」などを表していると勘違いしてはいけない。
Volume.139
「大方の私たちは報道の受け手だ。が、受け手は受け身ではない。受信した報道を自分の暮しに、どう根づかせ何をするかで、受け手は次なる発信者になり得る。」
落合恵子が雑誌対談で語っていること。
思想的信条がどうあれ、今もっとも大事にしなければならないと肝に銘じたい。
いかにネットやSNSが盛んになり、テレビ・新聞等マスコミの影響力が下がってきている世の中とはいえ、まだまだ日常にぐっと入り込んでいるのは、それらだ。
世界情勢、国家間対立などから、周囲に起こる事故、事件等、さらには身近な一見微笑ましかったり、温かったりする話題であっても、「報道」をそのまま何でも鵜呑みにしないよう気をつけなければならない。
ネットによる書き込みも、単なる世間話も、それは発信に違いない。
報道を拡大、拡散させるために、自分がいるわけではない。