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出題形式

2013-10-22 05:00:01 | 試験情報・傾向と対策


社会保険労務士試験、
受験経験がある方であれば、どのような形式で出題されるのかは、
ご存知でしょう。

現在、択一式と選択式との2つの形式で行われています。

そこで、ここのところ、択一式ですが、
単純に5つの肢から1つだけ正しいものや誤ったものを選ぶという形式とは
異なった形式の出題があります。

正しいものや誤ったものの組合せを選ぶというものです。

平成24年度でいくつも出題され、平成25年度試験でも出題がありました。
この形式、今後も出題されるでしょう。

確かに択一式ですが・・・・・
今後、さらに工夫した形式の問題が出るということも考えられます。

次の問題は、平成8年度試験の択一式の問題です。

労働時間に係る次のイからホの労使協定について、その所轄労働基準監督
署長への届出を次の1)から3)に分類すると、AからEのうち正しい
組み合わせはどれか。

1)届出をしないと労使協定に係る免罰の効力そのものが発生しないもの
2)使用者に届出の義務が課され、罰則もあるが、届出は労使協定に係る
 免罰効果発生の要件ではないもの
3)使用者に届出義務自体が課されていないもの

イ 労働基準法第32条の3の規定するいわゆるフッレクスタイム制に係る協定
ロ 労働基準法第32条の4第1項に規定するいわゆる1年単位の変形労働時間制
 に係る協定
ハ 労働基準法第32条の5第1項に規定するいわゆる1週間単位の変形労働時間
 制に係る協定
ニ 労働基準法第36条第1項に規定する時間外・休日労働協定
ホ 労働基準法第39条第6項に規定するいわゆる年次有給休暇の計画的付与に
 係る協定

A  1) イ ニ  2) ハ ホ    3) ロ
B  1) ロ ニ  2) イ ホ    3) ハ
C  1) ニ    2) ロ ハ    3) イ ホ
D  1) ニ    2) イ ロ ハ  3) ホ
E  1) ロ ニ  2) ホ      3) イ ハ


これも組合せ問題といえば、そうともいえますが、
このような出題が過去にあり、
今後、今までになかったような、
そう、見たこともない形式の出題があるかもしれません!?

ですので、
そういう出題があっても、驚いてペースを乱さないようにする必要があります。
試験委員も、いろいろと工夫をしているようですからね。

実際の試験で、これはなんだ!?なんて形式の出題があっても、
こんな出題もありなんだと考えて、問題を解いていきましょう。



ちなみに、前記の問題の答えは「C」です。


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労基法18-3-B

2013-10-22 05:00:00 | 今日の過去問
今日の過去問は「労基法18-3-B」です。


【 問 題 】

産前産後休業に関する労働基準法第65条でいう「出産」とは、
妊娠4か月以上(1か月は、28日として計算する。)の分娩
(生産のみならず死産をも含む。)をいうとされているところ
から、使用者は、妊娠100日目の女性が分娩した場合については、
同条に規定する産後休業を与えなければならない。
                

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



【 解 説 】

出産とは妊娠4カ月以上の分娩をいいます。
この4カ月以上というのは、1カ月を28日として計算するので、
28日×3+1=85日
以上ということになります。
したがって、妊娠100日目の女性が分娩した場合は、産後休業を
与えなければなりません。


 正しい。  


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