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映画  ≪剣岳・点の記≫

2009年06月27日 | 総  そ の 他

三角点設置・日本地図完成

あらすじ

Y夫も山に登る・・・、二人で鑑賞しました。

剣岳地図


案内パンフレット表紙より


パンフから 
三角櫓を立て、それから三角点(石標)


映画で使用した測量機械 


誰かが行かねば道は出来ない

 【解説】
1907年(明治40)古来その険しさから「針の山」、宗教上の理由から登ってはならない「死の山」と言われてきた前人未踏の山・剣岳に、不屈の闘志、献身の心、仲間の絆を信じて挑んだ男達がいた。
 原作は「八甲田山 死の彷徨」「富士山頂」「武田信玄」などで知られる新田次郎の同名小説。
「日本地図完成」という使命を果たすため、険しい山中27箇所に三角点を設置した明治人の高潔な生き方を記した新田文学の白眉である。

 監督・撮影を手掛けるのは、木村大作。この作品に“いま、失われつつある日本人の持つべき魂の姿がある”と思いを募らせ、『八甲田山』『駅 STATION』『火宅の人』『鉄道員(ぽっぽや)』など数多くの作品で、日本人の心と自然を撮り続けてきたキャメラマン・木村大作にとって。51年の映画人生全てを賭けて取り組む、50本目にして初めての監督作品になる。

 
出演者は、測量手・芝崎芳太郎に浅野忠信、案内人に香川照之、測夫・生田信に松田龍平、柴崎の妻・葉津よに宮崎あおい、日本山岳会・小島烏水に中村トオル、元測量手・古田盛作に役所広司ら、スクリーンで圧倒的な存在感と演技力を発揮し、日本のみならず世界で活躍するキャストがそろった。

 
 四季折々の、ひれ伏すほどの美しくも厳しい大自然、そこに挑む人間の儚き姿をフィルムに焼きつけるために、延べ200日以上を費やし、標高2999Mを超え、体感温度が氷点下40度超の剣岳・立山連峰各所でのほぼ順を追ってのロケーションを敢行。100年前に実際に測量隊が登り、三角点を設置した山々を忠実に登っての徹底したリアリズムを追及、時には“天幕(テント)生活”も交えながらのロケとなった。

 
 音楽は、黒澤明監督作品をはじめ数多くの映画音楽を手掛ける池辺晋一郎を音楽監督に迎え、木村監督自ら選定したクラッシックの名曲の数々、ヴィヴァルディ「四季」、バッハ「幻想曲とフーガ」などが全編を彩り、自然と人間が織り成す壮大なドラマを盛り上げます。

 
 木村監督が「これは撮影ではない。“行”である」と称する、前代未聞のスケールで制作された『剣岳点の記』。最高の映画キャスト・スタッフが集結してのみ達しうる「奇跡の映画」が、ここに誕生した。
                            - パンフレットより -
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今日のメモ 
 
感  想

  縄文人
 挑戦する事の素晴らしさに感動しました。山頂の三角点をなおざりに仕勝ちでしたが設置の思いを新たにまた山に登りたい。最近、新田次郎著「富士山頂」小説を読み終えた。新田文学に少々惚れ込みました。
  Y夫
 山登りは人生の縮図。谷あり、川あり、登りあり、この苦しみを生き様にスライドすると、人間の踏ん張りがなお一段と強固になるだろう・・・・と。また山に行きたくなった・・・と一言。
 
 
 
コメント (22)
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