今度登るとしたら”高尾山”ぐらいかなぁ~・・・と、思いつつ。
高尾山とて体力の限界か?
2015、年8月栃木・茶臼岳
上の3枚の画像はそのときのものです。
山に登ってきた。どこの山へ行ったの?
茶臼岳、三つ峠、雲取だと言えば、ヘェ~と感心される。
実際は何でもない一般のルートを、前の人のお尻を見ながら、前の人の足跡を見て確かめながら
登ったにすぎない。
そのお尻がないところを登りなさいと言われても、もうおっかなくて、自分が先頭だったらどうしようもない。
誰か登って来た人の後を着けるようにくっついて登った。今迄にいくつかの山登りをしてきた。
年齢とともに、前の人のお尻を見ながらでも、体力の限界が来た。
大自然の中に身を置き、ゆっくり、確実に、安全に登り途中での一休み汗を拭う。
振りむき下界を見下ろしたとき、山の現実が感動となって自然界のスライドショウに見えた。
そして頂上へやっとこさたどり着く。達成感、充実感は登ってみた人でないと味あうことが出来ない。
お世話になった山の友達、そして何よりも先頭に立ちみんなを引っ張り上げてくれたリーダーに感謝したい。
登る前の下準備、山に差し掛かると安全登山、参加者の体力等などの気配り、気苦労は、大変であった
ことでしょう。
山登りの記録を整理しながら、思うこの頃です。
山に思う (アソビホロケール登山隊長の詩)
山に行く時には 普段の鎧甲を脱いで裸の精神で行く 綺麗なものに出会った時には 綺麗と感じて感動し 寒ければ寒いと感じ 暑ければ暑いと文句いい 辛いときには辛いと感じ ビールを飲んでは 美味いと感じる自分を見つける 空を見ては雲と遊び 谷底を見ては 飛べそうな鳥の気分を味わい 鳥と戯れ 草木と語る 川の流れに心を洗われ 風に撫でられ 時には雨風に打たれ 感動すれば 涙も自然に出る そんな心に焼き付く残像を与えられて 相棒と人生を共有し 帰ってくる この記憶は 生涯忘れることのないものだと感じる 若い時には若いって すばらしいと感じたが 50を過ぎた今もそれに劣らず すばらしいと感じる 人生には盛りなどない あるとしたら、今が盛りと感じる 若い時も 老いた時も その時 その時に それなりに味わいがある その一時を大事にしたい |
”アソビホロケール登山隊長の詩”と言うだけで作者は判明しません。
読んでいて山男の感情を巧みに詠んで共有できる詩と思いました。掲載しました。
コメ欄は閉めています。