江戸川左岸の自転車~崖の道~石段で一休み、
樹の根を発見
木の根を見て恩師の言葉を思い出した。
≪中学校を卒業するに当たり≫
樹の根ちゅうのは見えねんだよなぁ~。どれだけ張っているか知ってますか?
よ~し、それでは先生が説明しましょう。
根と言うものは、天空に四方八方に枝を張り巡らしているだろう。
枝や葉っぱは、幹から沢山生い茂る。幹を基に円型に枝が覆い尽くされているように、根は、枝や葉っぱ以上に強靭に張り巡らされています。
何故だか分りますか。
台風が来ても大丈夫、倒れないと言うこともあるでしょう、そればかりではない、根の先端から多くの養分を吸って幹や枝葉を太らせ、立派な樹木に成長するためなんです。
そこでだ!先生の言いたいのは此処からなんだ、良く聞来なさい
人間も同じこと、ヒョロヒョロ大きくなるな!!
根・根・根を張れ、人間の根を張れ!
樹の根は土の中で見えない、人間の根も見えない。
それが知識であり、常識であり、仕事の技であり、人間関係の根だ!
一寸やそっとの風が来ても倒れない根、強靭の根だ!。
人間の道は苦難の連続です。
迷った時、知恵や知識が指針を与えてくれる。
友達が居れば相談に、強い味方になって支えてくれる。
人間の根のない者は侘びしい、沢山友達を作りなさい。
友達からも学びなさい。
今日の、先生が言ったことをよく考えなさい。
今日の授業は、これでお終い。
組長が、号令をかけた。
気を付け、礼。
庭の幼木 何の木だろう、?
この根を見て恩師の言葉を思い出した。
国府台崖道で見た、えぐり出ていた木の根っこから・・・・・・・・・。
崩れんばかりの崖の土砂を支えていた。
母校小学校校庭のケヤキ
しいの木とかしのみ
思うぞんぶん はびこった
山のふもとの しいの木は
根もとへ草も よせつけぬ
山の中から ころげ出て
人にふまれた かしのみが
しいを見上げて こういった
「今に見ていろ ぼくだって
見上げるほどの 大木に
なってみせずに おくものか」
何百年か たった後
山のふもとの 大木は
かのしいの木か かしの木か
(八波則吉・作詩)
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チョイと肩ひじ張ったことを綴りました。
若い時のことは脳ミソにこびり付いているものです。
皆さんの
若かりし頃、思い出に残る言葉、が日々心掛けていることが有りましたら、チョコットお聞かせ願えたら幸いです。
これからの人生の励みになることでしょう。