日本に帰ってくるツバメと交替するように、
北へ向かう鳥たちがいます。
鴻雁北
「雁が音」は、玉露や高級な煎茶の茎の部分を集めたお茶 (=茎茶) の
ことで、玉露の旨味と茎茶独特の風味を味わえます。
昔話に雁は海で休むための枝をくわえて渡りをするという言い伝えがありますが、その枝とお茶の茎をかけたのが「かりがね」の名の由来と言われています。
10月上旬には「鴻雁来 」という季節があり、
春に帰っていった雁がその頃また日本へやってきます。
ヒキノさんの白鳥の北帰行をお借りしました。
雁(ガン)という鳥。
日本人にとって、渡り鳥の代表とも言うべき鳥のひとつ。
正確にはマガンという鳥で、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北極圏で繁殖し、
冬は両大陸南部に渡って越冬します。
日本にも冬の間、中部地方北部や関東地方北部、東北地方、北海道に多く飛来し、
宮城県伊豆沼には数万羽が飛来、一大越冬地となっているようです。
今時期は越冬したガンたちが、きたる繁殖に向けて北国へ帰る “北帰行” の時期なのです。
「帰る雁」 は春の季語ともなっていて、悲哀をさそう雁の鳴き声からも、古来からこの鳥にまつわる民話や伝説、詩歌が数多く詠まれてきました。
(上文は鳥の図鑑からお借りした)
≪お断り≫
雁の北帰行の画像がありませんでした。
blogerヒキノさんの白鳥の画像をお借りしました。
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