和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

日曜の東京新聞。

2008-02-18 | Weblog
日曜日だけ読む新聞は、毎日・日経・東京新聞。
読書欄がお目当てです。2月17日は収穫がありました。
東京新聞は「CULTURE」欄が、楽しめました。
「〈畳長さ〉の効用を説く  山内志朗さん」とあります。
すこし引用。
「『人同士の会話において、話者の感情や情緒、声の高低・イントネーション、身ぶりなどが、非常に重要な役割を果たしている。会話の本来の目的以外の、一見して無駄な部分、つまり〈畳長さ〉が実は大切なのです』と慶應義塾大教授の哲学者・山内志朗さん(50)は言う。」
う~ん。こうして私みたいにブログに書き込みをしている者にとっては、考えさせられます。一見して無駄な部分ばかりブログに書き込んでいるはずなのに、それでもまだ、畳長さが足りないのではないかと、ひとり愚考するわけです。
東京新聞の紹介記事の最後はというと、
「哲学の魅力を説く著書の多くは笑いのエッセンスがちりばめられている。『あえてやっているわけではなく、お笑いそのものが哲学的。僕の中では同じ次元の事柄なのです』、お笑いブームの今、哲学を学ぶ好機かもしれない。19年勤めた新潟大から昨年、慶応大に。・・・『でも、人込みの中でこそ哲学は考える気になりますね』」
う~ん。私のブログも笑いがすくないので、自分で(笑)と書いてみたりしております(笑)。
東京新聞は100円。読むところがないときは(笑)、日曜版の東京俳壇・東京歌壇を見ます。歌壇の方は岡野弘彦・佐佐木幸綱のお二人。期待して見ておりますが、今回は肩すかし。それよりも、俳壇の鍵和田柚子(柚の木は、名前では禾です)選の最初が気になりました。
  山枯れて猟銃の音行つたきり  埼玉県 鈴木一郎


う~ん。ついつい、ブログが枯れてしまい「行つたきり」の言葉を、あれこれと思い浮べるのでした。
コメント
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