和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

朝日の賞味期限。

2008-02-20 | Weblog
週刊新潮2008年2月21日号。そのp137。
朝日主催「ザルツブルク音楽祭」についての経過記事が載っておりました。
ああ。そうそう。これが「朝日の賞味期限」ということで取り上げます。

朝日新聞社が創刊130周年を記念して、4月に主催するオペラ「フィガロの結婚」についての朝日新聞の言葉の使い方の経緯が、反芻されておりました。

昨年の秋の公演チラシ
「緊急速報ーーーザルツブルク音楽祭日本公演2008年決定!」
紙面を使った全面広告でも
「待望の初のザルツブルク音楽祭日本公演が実現する」

その後、変更されたチラシは
「ザルツブルク音楽祭制作オペラの日本初上演が決定!」

変更されたチラシには、どんな経緯があったのか。
「毎年夏に開催されるザルツブルク音楽祭は、国際的にも注目を集める名門音楽祭。1920年の第一回以来、海外で開催されたことはない。『今までにも何度か日本公演が噂されました。しかし、レジデンスオケのウィーン・フィルの参加が得られず、芸術的水準を保てないからと、見送られてきました』(音楽記者)朝日が招聘するのは、・・『肝心のウィーン・フィルが来ない。指揮者もキャストも駆け出しの若手ばかり。・・』(オペラファン)」

朝日新聞の、当初のチラシのキャッチコピーには誤解を招きかねない表現があったとして、朝日新聞社に聞いております。その回答は
「『チケット発売前に、より適切な文言に差し替えました。今回の日本公演の総監督兼芸術監督は、現地のザルツブルク音楽祭の総監督兼芸術監督のユンゲル・フリム氏ご自身です』(広報部)公演に先立ち、ヘルガ・ラーブル=シュタットラーSF総裁が来日会見を行う予定もあり、正当な手続きを経ているという。」


同じ週刊誌の50頁には、朝日新聞の夕張の臨時支局長・本田雅和記者の最近のご発言も載せております。覚えておりますか。あの2005年1月朝日新聞一面の本田記者の署名記事で好き勝手に「従軍慰安婦問題を扱ったNHKの番組が、政治家の圧力によって改変された」と書いた騒動の当事者。その本田記者が、どういうわけか東京・荒川区で公演をしたというのです。その始まりだけでも引用したくなります「『夕張市長の給料は24万円(ママ)。私は朝日新聞から高額な給料をもらっているから私のほうが給料が高い。職員については生活保護レベルだ。そういう記事を送っても、札幌のデスクが反動的で載せてくれない』などと上司まで槍玉に挙げつつ・・・」ということで、引用はこのくらいにしておきましょう。

朝日の賞味期限切れを思うときがあります。
いいや、消費期限。う~ん。有機リン系殺虫剤。
メタミドホスの検出は、餃子だけとはかぎりません。
本田雅和の名前だけは、忘れずにいることにします。
コメント
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