井上泰至著「子規の内なる江戸」(角川学芸出版)を読んで、
うん、これなら正岡子規を読めるなあと、
今まで恥ずかしながら読んでもいなかった「仰臥漫録」を
読み始めました。ちなみに、ワイド版岩波文庫で。
まとまっているのが読みやすいです。私には。
たとえば、
つくつくぼーしつくつくぼーしばかりなり
つくつくぼーし明日なきやうに鳴きにけり
つくつくぼーし雨の日和のきらひなし
家をめぐりてつくつくぼーし樫(かし)林
夕飯やつくつくぼーしやかましき
角力(すもう)
幕の内になつて故郷に帰りけり
阿波人は阿波の相撲をひいきかな
大関にならで老いぬる角力かな
大関と大関と組む角力かな
幾秋を負けて老いぬ角力かな
角力取に角力取の子もなかりけり
まはし著けて子供角力の並びけり
まだ途中なのですが、
語りたいことは数々ありそうなのですが、
とにかくこういう機会に読めてよかった。
うん、これなら正岡子規を読めるなあと、
今まで恥ずかしながら読んでもいなかった「仰臥漫録」を
読み始めました。ちなみに、ワイド版岩波文庫で。
まとまっているのが読みやすいです。私には。
たとえば、
つくつくぼーしつくつくぼーしばかりなり
つくつくぼーし明日なきやうに鳴きにけり
つくつくぼーし雨の日和のきらひなし
家をめぐりてつくつくぼーし樫(かし)林
夕飯やつくつくぼーしやかましき
角力(すもう)
幕の内になつて故郷に帰りけり
阿波人は阿波の相撲をひいきかな
大関にならで老いぬる角力かな
大関と大関と組む角力かな
幾秋を負けて老いぬ角力かな
角力取に角力取の子もなかりけり
まはし著けて子供角力の並びけり
まだ途中なのですが、
語りたいことは数々ありそうなのですが、
とにかくこういう機会に読めてよかった。