和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

今年の夏ごろではないかと睨んでいます。

2014-06-09 | 地域
長谷川慶太郎著「朝鮮崩壊」(実業之日本社)
が届いたので読む。

まずは、この箇所

「今年(2014年)中にも
中国で大混乱があると思います。
今年の夏ごろではないかと睨んでいます。
この時点で、中国の北朝鮮への支援も
打ち切られます。」(p66)


さて、いそいで付け加えなければいけないのは、
この箇所かもしれません。

「1991年12月、ソ連邦が崩壊、
共産党の一党独裁体制が消滅した。・・・
私はソ連邦が崩壊する6年前・・
著書の最後のページにこう書いた。
『現在世界を東西両陣営に分断し、その間で
戦われている「冷戦」は間もなく終わる。
それも東側陣営の完敗で終わる。と同時に
共産党の一党独裁体制も崩壊する』と。
この予測がソ連邦の崩壊に先立つ、6年前のもの
という点にご注目いただきたい。・・・・
今回も予測が中国崩壊に関連するのも、
この経歴から見て不思議はない。
しかも今回の大事件は日本の隣国で発生する。」(p221)

では、この本のはじめの方を引用していきます。

「これはとても大事なことですが、
これまで中国は北朝鮮に対して金日成の時代から、
正確にいえば朝鮮戦争(1950~1953年7月休戦)が
終了した年から、無償援助を続けてきました。
何を援助してきたのか。年間、原油50万トン、
無煙炭50万トン、トウモロコシを中心にした
穀物50万トンを中国は北朝鮮に提供してきたのです。
それが、今年に入って途切れる可能性が
非常に高くなってきました。この無償援助は
北朝鮮にとって『生命線』のようなものです。
それが、途切れるということは北朝鮮にとって
『死』を意味します。だから、北朝鮮は今、
崖っぷちに立たされているようなものです。・・
なぜ、中国からの無償援助が途切れてしまうのか。
それは・・・中国ではシャドーバンキング(影の銀行)
の倒産などで経済が破綻に向かっているからです。
簡単にいえば、中国は北朝鮮の面倒を見る
ゆとりがまったく、なくなったのです。」(p24)

あと、一箇所引用。

「北朝鮮を見捨てた習近平政権は、
『中国の危機』を乗り越えられますか。
不可能です。
東ドイツをソ連が捨てて、
ソ連が崩壊するのに何年かかったか。
1991年12月にソ連は崩壊しました。
たった2年後でした。
中国は北朝鮮を見捨てて何年持つか。
2年も持つわけがないと断言しておきます。
1年以内でしょう。」(p144)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする