曽野綾子・近藤誠「野垂れ死にの覚悟」(KKベストセラーズ)をあっちこっちと、開いたとこを読む。
近藤】 ついに昨年、
65歳以上の日本人が3000万人を超えて、
これからが大変です。(p25)
近藤】 すでに独居老人が全国に500万人もいて、
『団地孤立死』なんかしょっちゅう起きてますよね。
(p44)
近藤】 ・・僕が属してる団塊の世代以降、がくんと
人口が減っていく。老人の数も減っていきます。
それで政府や関係者が何を考えているかっていうと、
いま介護事業にお金を費やして箱モノを作って
人を雇っちゃうと、団塊の老人がいなくなったあと、
入る人がいなくなる(笑)。
曽野】 だから自宅でなんとかしろ、ですか?(p46)
違う切り口のほうが、この対談では多いので
そちらも引用しないと、印象が違ってくる(笑)。
近藤】 年をとるほど『きょうよう、きょういく』が
大事だって、誰かが言ってました。
教養と教育じゃなくて
『きょう用がある。きょう行くところがある』ことが。
曽野】 それも、実にくだらないことでいいんですから。
きょうはこの本の山だけ片づけよう。庭で採れたこの
きゅうりで、なにか作ろうとか。本当につまんないこと
でよろしいんですから。
近藤】 それは義務とは別の言葉が合いそうですね。
毎日、工夫して生きるとか、あるいは好奇心とか。
・ ・・・・・・・・
曽野】 ・・・『出来ないでしょうね』って。
それで『どうなさるんですか?』って言ったら
『順位を決めておいて、出来るのだけやって
後は考えないんです』。
それからずーっと、その方のことを覚えてます。
だから、午前中なら午前中単位で必ず順位を作っています。
朝起きて一番最初にこれとこれをやって、その次に
これとこれとこれって。『途中でやめていい』っていう
非常に幸福な自由を私は持ちながら、
一応の目的を作る。・・・とにかく優先順位、
priority order に従って、できるほうからやっていく。
そのことを覚えてから、本当に気楽になりました。
無責任ですけど。(p68~70)
うん。対談本は、お気楽に読めて、
話題が多方面なのが、あっちこっちと
拾い読みしていたのですが、
読み終わっちゃった(笑)。
近藤】 ついに昨年、
65歳以上の日本人が3000万人を超えて、
これからが大変です。(p25)
近藤】 すでに独居老人が全国に500万人もいて、
『団地孤立死』なんかしょっちゅう起きてますよね。
(p44)
近藤】 ・・僕が属してる団塊の世代以降、がくんと
人口が減っていく。老人の数も減っていきます。
それで政府や関係者が何を考えているかっていうと、
いま介護事業にお金を費やして箱モノを作って
人を雇っちゃうと、団塊の老人がいなくなったあと、
入る人がいなくなる(笑)。
曽野】 だから自宅でなんとかしろ、ですか?(p46)
違う切り口のほうが、この対談では多いので
そちらも引用しないと、印象が違ってくる(笑)。
近藤】 年をとるほど『きょうよう、きょういく』が
大事だって、誰かが言ってました。
教養と教育じゃなくて
『きょう用がある。きょう行くところがある』ことが。
曽野】 それも、実にくだらないことでいいんですから。
きょうはこの本の山だけ片づけよう。庭で採れたこの
きゅうりで、なにか作ろうとか。本当につまんないこと
でよろしいんですから。
近藤】 それは義務とは別の言葉が合いそうですね。
毎日、工夫して生きるとか、あるいは好奇心とか。
・ ・・・・・・・・
曽野】 ・・・『出来ないでしょうね』って。
それで『どうなさるんですか?』って言ったら
『順位を決めておいて、出来るのだけやって
後は考えないんです』。
それからずーっと、その方のことを覚えてます。
だから、午前中なら午前中単位で必ず順位を作っています。
朝起きて一番最初にこれとこれをやって、その次に
これとこれとこれって。『途中でやめていい』っていう
非常に幸福な自由を私は持ちながら、
一応の目的を作る。・・・とにかく優先順位、
priority order に従って、できるほうからやっていく。
そのことを覚えてから、本当に気楽になりました。
無責任ですけど。(p68~70)
うん。対談本は、お気楽に読めて、
話題が多方面なのが、あっちこっちと
拾い読みしていたのですが、
読み終わっちゃった(笑)。