今日の産経新聞(4月10日)。
黒田勝弘氏の「緯度経度」。
そのはじまりは、
「平昌五輪の際の北朝鮮芸術団の韓国訪問のお返しで、
韓国の芸術団が平壌を訪れた。そのときの講演の様子が
5日夜、韓国で紹介された。それが何と、地上波のテレビ3社
(KBS,MBC,SBS)全てがゴールデン・タイムの午後8~10時に
同時放送したのだ。・・・政府提供によるタダみたいなもの
だから各局とも飛びついたのかもしれないが・・・・
この南北芸術公演は韓国ではソウル公演を含め全部そのまま
テレビ放送されたが、北では放送されていないという。・・」
あとは、中頃から、ちょっと引用。
「ところで韓国では政権が代わるとテレビの社長が代わり、
番組が代わる。・・・・
一つ革新系の労組出身の社長が新しく就任したMBCでは、
それまで生活情報中心で政治的話題は登場しなかった
朝の主婦向け番組に、北朝鮮モノや旧政権たたきの
政治モノが挿入されるようになった。いかにも
無理やりという印象で結果的に文政権への『ヨイショ』
になっている。」
ちなみに、日本では『現政権たたきの政治モノ』が
マスコミの主導権を恒常的にとりしきっていますが、
そんな日本のマスコミの姿は、韓国マスコミとの比較で、
あらためての浮き彫りになる。少なくとも考察の対象となる。
それほどに、隣の国・韓国の情報は貴重ですね。
さて『ヨイショ』の次を、黒田勝弘氏は
こう続けておりました。
「それに興味深いのは、
各種のデモや集会など左派・革新系の政治的動きは
『市民団体』と称して前向きに報道される。
ところが右派・保守系のそれは『市民団体』ではなく
『右翼・保守団体』といわれ、かつ無視されることが多い。」
思い出すのはWILL3月号の対談での
長谷川煕(ひろし)氏の言葉です。
長谷川】 私は産経と朝日をとっていますが、
この二紙を比較して読んでみると、たとえば今、
日本に対する歴史認識上の侮蔑が海外で加えられていても、
こういった国際現象は朝日ではまったくわかりません。
・・・朝日の読者の方は目隠しされてしまっているんです。
必要があって新聞の切抜きをよくしますが、
産経に関しては切るところが多くて困っているんです。
それだけ取っておきたい記事が目立つ。
国際的な関係は得にそうです。
(p115)
はい。「国際的な関係は特にそうです」とあります。
韓国の「市民団体」の定義を、
そのままに、日本の『市民団体』にあてはめたくなる。
これは、考察に値する、刺激的な情報なのです。
それなのに、朝日新聞では目隠しされていて、
朝日の各紙面で繰り返して「政権たたき」の暗唱暗記で、
歪曲して読ませようとし、俯瞰して考えようとさせない記事構成。
その見事なまでのテンコ盛りが、私には朝日新聞なのだと写る。
私は、朝日新聞購読者のあるお一人の方へ
このメッセージを発信しているつもりでおります。
賛否はどうあれ、あたらしい切り口で
朝日新聞をお読みいただきたい。
各頁見出しによる反復繰り返しの刷り込みが怖い。
私が、朝日新聞を購読していたころは、
AERAや週刊朝日の広告に、『声』欄、家庭欄、教育欄。
さらに朝日歌壇・朝日俳壇と一丸となっておりました。
いまは、どうですか?
黒田勝弘氏の「緯度経度」。
そのはじまりは、
「平昌五輪の際の北朝鮮芸術団の韓国訪問のお返しで、
韓国の芸術団が平壌を訪れた。そのときの講演の様子が
5日夜、韓国で紹介された。それが何と、地上波のテレビ3社
(KBS,MBC,SBS)全てがゴールデン・タイムの午後8~10時に
同時放送したのだ。・・・政府提供によるタダみたいなもの
だから各局とも飛びついたのかもしれないが・・・・
この南北芸術公演は韓国ではソウル公演を含め全部そのまま
テレビ放送されたが、北では放送されていないという。・・」
あとは、中頃から、ちょっと引用。
「ところで韓国では政権が代わるとテレビの社長が代わり、
番組が代わる。・・・・
一つ革新系の労組出身の社長が新しく就任したMBCでは、
それまで生活情報中心で政治的話題は登場しなかった
朝の主婦向け番組に、北朝鮮モノや旧政権たたきの
政治モノが挿入されるようになった。いかにも
無理やりという印象で結果的に文政権への『ヨイショ』
になっている。」
ちなみに、日本では『現政権たたきの政治モノ』が
マスコミの主導権を恒常的にとりしきっていますが、
そんな日本のマスコミの姿は、韓国マスコミとの比較で、
あらためての浮き彫りになる。少なくとも考察の対象となる。
それほどに、隣の国・韓国の情報は貴重ですね。
さて『ヨイショ』の次を、黒田勝弘氏は
こう続けておりました。
「それに興味深いのは、
各種のデモや集会など左派・革新系の政治的動きは
『市民団体』と称して前向きに報道される。
ところが右派・保守系のそれは『市民団体』ではなく
『右翼・保守団体』といわれ、かつ無視されることが多い。」
思い出すのはWILL3月号の対談での
長谷川煕(ひろし)氏の言葉です。
長谷川】 私は産経と朝日をとっていますが、
この二紙を比較して読んでみると、たとえば今、
日本に対する歴史認識上の侮蔑が海外で加えられていても、
こういった国際現象は朝日ではまったくわかりません。
・・・朝日の読者の方は目隠しされてしまっているんです。
必要があって新聞の切抜きをよくしますが、
産経に関しては切るところが多くて困っているんです。
それだけ取っておきたい記事が目立つ。
国際的な関係は得にそうです。
(p115)
はい。「国際的な関係は特にそうです」とあります。
韓国の「市民団体」の定義を、
そのままに、日本の『市民団体』にあてはめたくなる。
これは、考察に値する、刺激的な情報なのです。
それなのに、朝日新聞では目隠しされていて、
朝日の各紙面で繰り返して「政権たたき」の暗唱暗記で、
歪曲して読ませようとし、俯瞰して考えようとさせない記事構成。
その見事なまでのテンコ盛りが、私には朝日新聞なのだと写る。
私は、朝日新聞購読者のあるお一人の方へ
このメッセージを発信しているつもりでおります。
賛否はどうあれ、あたらしい切り口で
朝日新聞をお読みいただきたい。
各頁見出しによる反復繰り返しの刷り込みが怖い。
私が、朝日新聞を購読していたころは、
AERAや週刊朝日の広告に、『声』欄、家庭欄、教育欄。
さらに朝日歌壇・朝日俳壇と一丸となっておりました。
いまは、どうですか?