和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「今月も朝日と全力で戦います」月刊Hanada。

2018-04-27 | 産経新聞
産経新聞4月26日には
月刊Hanada6月号の全面広告。

真ん中に小さくですが、
「今月も朝日と全力で戦います!!」
とあります。
新聞全面を上下に四等分して
上・四分の一に「総力大特集 朝日新聞は正気か」
と横文字。個別に黒に白抜きの縦文字題名が並びます。
私のお気に入りは蒟蒻問答のセリフが題名となった
「一年をモリ・カケで暮らすバカ野党」。
その隣は飯島勲氏
「安倍総理!今こそ解散を」。
大座談会は櫻井よしこ・門田隆将・石橋文登(産経新聞政治部長)
「ジャーナリズムの歴史的汚点」。
右上には大きく2つの縦文字。
「森友問題が暴き出した歪んだ倒閣運動」
これは、長谷川幸洋氏。
「『常識』か、『狂気』か」は小川榮太郎氏。

まだまだありますが、
朝日新聞にはこの広告は掲載されましたか?

ここが重要な問題点なのですが、
月刊Hanada6月号のp40~41に
「実態を知ってもらいたい」という2頁の文が、
わかりやすい。


「この度、小社刊行・小川榮太郎著
『徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による
戦後最大級の報道犯罪』を・・・・
小社および著者の小川氏は、
この著書について朝日新聞社より
名誉毀損に当るとして五千万円の損害賠償
及び一千万円余の謝罪広告掲載を求める
訴訟を提訴されました。・・・・
本書は、提訴中の書籍広告は掲載しない
という新聞各社の内規により広告を打てなくなり・・」


この問題を、朝日新聞の購読者はご存知ですか?
知りたいところですが、それはそれ。

この2頁の文の中に
朝日新聞・渡部社長による、大阪での挨拶が紹介されてます。

「森友学園をめぐる報道は
日本外国特派員協会の
『報道の自由推進賞』に選ばれました。」
と朝日新聞受賞歴を語ったあとに

朝日新聞側が
「『言論の自由』をはき違え」たと判断して、
出版社と小川榮太郎氏を名誉棄損で提訴し
裁判に持ち込んだと披露しております。
何やら、「言論の自由」は朝日新聞の
威光できまってゆくような口ぶりです。

小出版社に対する
「五千万円」プラス「一千万円」の提訴に踏み切り
しかも、それこそが「言論の自由」だとする朝日新聞側。

朝日新聞による訴訟の対象となり
朝日新聞が「言論の自由をはき違え」たと断定をくだす

小川榮太郎著
「徹底検証『森友・加計事件』
朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」。

この本は、どなたでも、読もうと思えば読めるのですが、
そして、この本を私は読んだのですが、
朝日新聞の言う「『言論の自由』のはき違え」が
単なる難癖でしかないと、読めば分かるのでした。
けれど、読まなければ分からない。それをよいことに、
朝日新聞は、自分の難癖を、訴訟で権威づける。


朝日新聞社長によると
「『言論の自由』をはき違えたもので、
これを許せば、健全な言論を傷つける
ことになると判断しました」訴訟。

当の本である小川榮太郎著
「徹底検証『森友・加計事件』
朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」を読まずに、
朝日新聞側の偏った意見に賛同するか。
それとも、小川榮太郎氏の本を読もうとするか。
朝日新聞の言うところの
「『言論の自由』をはき違えたもので、
これを許せば、健全な言論を傷つけることになる」
という朝日新聞が断言した『言論の自由』は、
御自分で、この本をひらけば確認できます。
その確認の手間を取るかどうか? あるいは、確認を怠って、
マスコミと野党の喧噪の渦に巻き込まれて過ごしますか?
それとも、朝日新聞の紙面上では
この問題はないことになっているらしいので、
そのとおりに、やり過ごしますか?


朝日新聞が受賞の「報道の自由推進賞」と、
小川榮太郎氏の本が示す「言論の自由」と、
両方を比較して判断を下す絶好のチャンス。

「一年をモリカケで暮らす野党」は、
朝日新聞の陣頭指揮で、
二年目もまた、続いてゆくかもしれない。
そんな、ありえなくもない状況の中で、

小川榮太郎著
「徹底検証『森友・加計事件』
朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」。

この題名が、私には輝いて見えます。

コメント
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